その威力、天を揺るがす雷鳴のごとし。その速さ、地を駆け抜ける疾風のごとし。三菱ランサーエボリューションとスバルインプレッサSTI。4WD&ターボを備えた日本を代表するこの2モデルがこの10月、そろってフルモデルチェンジする。否が応でもこの2モデルに注目が集まる今こそ憧れを現実のものとする絶好のチャンスだ。さあ、あなたはどの神を手に入れるのか!
雷神ランエボ 買いのNo.1
LANCER EVOLUTION
相場、流通量、そして性能、どれも高バランス
エボは中古車の流通量が全モデル中最も多く、かつ100万円台でも探せるという点で狙い目。性能的にもADC(アクティブセンターデフシステム)やEBD(電子制御制動力配分装置)など、当時の最先端技術を満載した点でエポックなモデルといえる。またAT仕様のGT-AもありAT限定免許の雷神ファンでも臆することなくその威力を楽しめる。
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雷神ランエボ 買いのNo.2
LANCER EVOLUTION TOMMI MAKINEN EDITION
今買って、大事に乗り続けていたい一台
4年連続で世界ラリー選手権(WRC)のドライバーズチャンピオンを獲得した英雄、トミー・マキネンの名を冠したスペシャルモデル。流通量ではエボVI全体の40%弱と少ないが、修復歴車率も限りなくゼロに近く、大切に乗られた車が多い。走行距離は3万km台が中心なので、程度良好な物件を「今買って大事に乗る」という楽しみ方もある。
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雷神ランボ、風神インプの総括担当
自動車評論家 桂 伸一氏
本誌ではお馴染みの自動車評論家。執筆活動のかたわらレーシングドライバーとしても活躍。スカイラインGT-Rやランサーエボリューションなど、箱の4WDでレースに出場。ランエボではスーパー耐久にもエントリーしていた。当然ライバルのインプレッサにも強く、雷神・風神ともに乗りこなす“神の使い手”だ


Report/Jun e Co.,  Photo/篠原晃一(ランサーエボリューションX)、尾形和美(インプレッサWRX STI)、写真提供:アフロ
※この記事は、カーセンサー関東版21号(2007年10月18日発売)の特集をWEB用に再構成したものです