2007年上半期 値落ち王選手権【その4】
2007/09/13
中古車相場の動きをリアルタイムで観測し
買いの車を紹介している本誌連載の「U-car相場INDEX」
今回は半年に一度の拡大版として2007年の1月と7月に掲載した
人気車種約300台の平均価格の動きを比較。
上半期最大の値落ち額を記録した値落ち王にはどの車が輝くのか!? |
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ROUND
6 総合ランキング |
ラグジュアリィセダンが圧倒的な強さ!キングはBMWの7シリーズが獲得 |
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1位
BMW 7シリーズ(現行) |
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97万円ダウン |
値落ちは今回最高の97万円
個性的な顔立ちも原因か |
BMWのフラッグシップとなる高級セダン。デビューから6年が経過し、初期型は走行距離も伸び2度目の車検サイクルを迎えている。さらに前期型はフロントマスクが個性的で好き嫌いが分かれる。だが300万円台でこの豪華さは見逃せない。 |
●狙い目グレード:745i |
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2位
日産 シーマ(現行) |
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83万円ダウン |
人気薄モデルゆえ
値落ちの速さが止まらない |
日産の最上級パーソナルセダン。トヨタセルシオのライバル車として登場したが、現行モデルは平成13年のデビューでモデルが古くなってきた。流通量は少ないが、人気薄モデルらしく大幅値落ちが続いている。 |
●狙い目グレード:450XV |
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3位
トヨタ クラウンマジェスタ(現行) |
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64万円ダウン |
車検サイクルの3年を迎え
中古車流通量が増えた |
クラウンシリーズの上級モデルに位置づけられるのがマジェスタ。セルシオと同じV8エンジンによる余裕の走りをもつ。発売から3年が経ち、初の車検サイクルを迎えたことが値落ちを進めた最大の理由。 |
●狙い目グレード:4.3C |
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4位
プジョー 307CC(現行) |
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56万円ダウン |
乗用に優れたリアシートで
ファミリィカーとしても○ |
オープンカー部門で1位になった307CCが全体では4位に登場。オープンカーながらフルシーターの4人乗りで使い勝手の良い一台だ。国産車にはない4シーターオープンがこの価格ならかなり割安で注目だ。 |
●狙い目グレード:2.0
プレミアム |
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5位
トヨタ セルシオ(絶版/30型) |
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54万円ダウン |
LSへの代替が
値落ちを加速させた |
今ではレクサスのLSにその座を譲ったものの、トヨタのフラッグシップカーとして作られていたモデル。V8エンジンの静かでスムーズな余裕ある走りは世界基準のものとされた。この値落ちはLSの代替による中古車大発生の影響だ |
●狙い目グレード:4.3C |
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Report/松下 宏 Photo/奥村純一 |
※この記事は、カーセンサー関東版17号(2007年8月16日発売)の特集をWEB用に再構成したものです |
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