グッドデザインエキスポ2010開催! 過去にグッドデザイン大賞を受賞した車は?【トレンドワードで中古車探し】
カテゴリー: クルマ
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2010/08/26
今週末、東京ビッグサイトにてグッドデザインエキスポ2010が開催!
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2010年8月27日から29日にかけて、東京ビッグサイトにて「グッドデザインエキスポ2010」が開催されます。主催は日本で唯一の総合デザインプロモーション機関の日本産業デザイン振興会です。
「グッドデザインエキスポ2010」は、グッドデザイン賞二次審査会終了後の会場を公開して行う、アジア最大規模のデザインイベントです。今年注目の新製品を中心に、身近な生活用品から乗用車や建築・広告デザイン、さらには「未来のデザイン」まで、暮らしと社会をとりまく、ありとあらゆるデザイン2000点以上が出品されます。
そもそもグッドデザイン賞とは、50余年にも及ぶ歴史を継承する制度で、現在は「人間のあらゆる活動領域で展開されているものごと」を対象としています。その対象が、グッドデザイン賞の発表の時点(毎年10月初旬)までに、生活者が使用または利用できる状況にあれば、応募することができます。
審査は応募された対象を、身体領域、生活領域、仕事領域、社会領域、ネットワーク領域という人間生活の5つに区分し、応募段階に提出された情報による一次審査と、現品による二次審査を経て、グッドデザイン賞受賞対象を選出します。さらにその年のグッドデザイン賞に選出されたなかから1点だけ選ばれるのがグッドデザイン大賞です。
前述したように、グッドデザイン賞は「人間のあらゆる活動領域で展開されているものごと」を対象としているため、車にも、このグッドデザイン大賞を受賞しているものがあるんです。果たしてどんな車種なのでしょうか?
車種数こそは少ないが、そのキャラクターは幅広い
現在、カーセンサーnetに掲載されている歴代グッドデザイン大賞受賞車は1600台あまり。なかでも、2009年のフルモデルチェンジで旧型となった今も、中古車市場で根強い人気を誇る2代目プリウスと、遡ること10年以上前にこの賞を受賞した、S13型の日産シルビアをご紹介します。
世界初の量産ハイブリッドカーとして誕生したプリウスは、2003年に2代目にモデルチェンジを行い、2010年で7年が経過しました。1.5Lガソリンエンジンと、発電機&電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム“THS II”を搭載し、状況に応じて電気モーターだけで走行したり、エンジンとモーターを併用したりと、効率が良くなるように分担を調整します。
減速時には発電機を回してバッテリーに充電。さらにバッテリーの電気を使いきりそうになると、エンジンで発電機を回して充電を行います。このため外部からの充電は不要で、通常のガソリンエンジン車と使い勝手は変わりません。10・15モード燃費は35.5km/Lという、好燃費を実現しています。
一方でS13型の日産シルビアは、若い男女のカーライフをオシャレに演出する2ドア・スタイリッシュ・クーペとして、ヒットしました。感性に共鳴する“アートフォース”という名のコンセプトが示すとおり、そのデザインとエレガントな走りに重点を置いて開発された車です。
先代のS12型はアメリカンな雰囲気を感じさせるマッチョなスタイルだったのに対し、5代目となるS13型は一転して曲面を重視したスタイリッシュなスタイルに。また、小型軽量かつコンパクトなボディ、FRレイアウト、新開発のマルチリンクサスペンションを採用するなど、走りの面でも高いポテンシャルを秘めています。
グレードは全部で3タイプ。前期型は1.8Lの直4ターボエンジンを搭載するK’s、1.8Lの直4を搭載するQ’s、J’sという構成です(グッドデザイン大賞を受賞したのはQ’s)。後期型は1991年1月のマイナーチェンジにより、エンジンの排気量を2Lにアップしています。4輪操舵システム“ハイキャスII ”、リアビスカスLSD、“4WAS”など、走りを重視するユーザー向け装備も充実しています。
見た目重視派だけでなく、走りこだわり派も環境重視派も、右の検索ボタンをクリックしてさまざまな特徴をもつグッドデザイン大賞受賞車を探してみてください。