6月

[フルモデルチェンジ]マツダ アクセラ

マツダ アクセラ フロントスタイル|ニューモデル3カ月予報 マツダ アクセラ リアスタイル|ニューモデル3カ月予報
マツダ アクセラ インパネ|ニューモデル3カ月予報

人気のスポーティモデル「マツダスピードアクセラ」も引き続きラインナップ

地に足のついた高い基本性能を継承しつつ、新型アクセラで力が注がれたのが環境技術だ。マツダ初採用となるアイドリングストップ機構「i-stop」は、信号などで停車するとエンジンが止まり、燃料消費を抑えるシステム。ブレーキペダルから足を離すだけで再始動し、素早く発進できるのもポイントだ。


その秘密は始動方式にあり、マツダはシリンダー内にガソリンを噴射して燃焼させる手法をあみ出した(スターターモーターも補助的に稼働)。実際にアイドリングストップした累計時間はインパネのインフォメーションディスプレイで確認することも可能で、エコドライブ度に応じて表示画面内に木が育っていく仕掛けも盛り込まれている。このi-stopは直噴エンジンが搭載される2LのFF車に装備されており、「平成22年度燃費基準+25%」を達成していてエコカー減税の優遇も受けられる。


264ps/38.7kg-mの豪快な走りが味わえるマツダスピードアクセラもハッチバックに引き続きラインナップされる予定で、2.3L直噴ターボに6速MTが組み合わされる。ボンネットフード上に新設されるエアインテークや専用ハーフレザーシート、現行モデルよりも幅広な225/40R18タイヤなど、随所に専用アイテムがおごられて差別化が図られるようだ。


作り込み品質の向上も新型アクセラの要チェックポイント。インテリアではドアロック解錠と連動してルームランプやメーターパネルが順に灯り、乗員を出迎えてくれる。また、夜間にドアグリップの間接照明が光ったり、オーディオおよび空調の操作に合わせてスイッチのイルミネーションが表情を変えるなど、遊び心を感じさせる仕掛けも盛り込まれている。

予想スペック

・全長4490×全幅1755×全高1465mm(ハッチバック)
・全長4580×全幅1755×全高1465mm(セダン)

・1.5L直4/2L直4/2.3L直4+ターボ

予想価格帯

・170万~270万円(ハッチバック)
・170万~210万円(セダン)

7月

[新型車]日産 スカイラインクロスオーバー

日産 スカイラインクロスオーバー|ニューモデル3カ月予報

新たにスカイラインファミリィに加わるプレミアムSUV

スカイラインのセダンとクーペに使われているFR-Lプラットフォームを流用して開発されたクロスオーバーSUVが、スカイラインファミリィに加わる。


すでに海外ではインフィニティEXとして販売されているが、国内では日産ブランドを通じて売り出されるため、スカイラインの名が冠されることになった。海外向けと違ってパワートレインには最新鋭のものが起用され、エンジンには330ps/36.8kg-mのVQ37VHR型3.7L V6を搭載。これにマニュアルモード付き7速ATが組み合わされる。


また、安全面を中心に、新機構も数多く盛り込まれる。例えばLDP(車線逸脱防止支援システム)は室内のカメラが車線を検知し続け、ふらついていると判断した場合には警告を発すると同時に4輪それぞれのブレーキが制御されて車線内へと戻る力が働く。車体後方の様子を広角ビューで映し出すバックカメラ、ドアミラー下の照明が地面を照らすウエルカムライトも目新しい装備として注目しておきたい。

8月

[フルモデルチェンジ]トヨタ ランドクルーザープラド

トヨタ ランドクルーザープラド|ニューモデル3カ月予報

最新のトヨタデザインをまとって生まれ変わる

ヘビー級エレガント・オフローダーのコンセプトを踏襲しながら一新されるプラドのボディサイドには明快なキャラクターラインが設けられ、最新のトヨタデザインに沿った造型が与えられる。


ヘッドランプはスクエア基調ながら目尻が切れ上がっており、悪路走破時に破損しにくい形状に仕立てられる。また、これまで別パーツとして装着されていたオーバーフェンダーは廃止され、ボディ一体デザインとなりそうだ。


搭載エンジンは現行モデルと同じく、2.7Lの直4と3.5LのV6の2タイプとなる見通し。これにランクル200で実用化されたクロールコントロールやKDSS(キネティック・ダイナミック・サスペンション)が組み合わされ、高い走破性が備わる。一方、実用面ではサイドビューカメラやスマートエントリーが新採用されて装備水準が大幅に引き上げられる。


なお、コンポーネンツを共有してきたハイラックスサーフは、プラドの一新と同時に海外専売車に変わり、国内市場からは姿を消すようだ。

|ニューモデル3カ月予報

           
  7月 8月 9月 10月 11月 12月
トヨタ レクサスHS250h(N)   SAI(N) マークX
(FMC)
プラグイン
プリウス(追)
ブレイド(MC)
日産 スカイラインクロスオーバー(N)   オッティ
(一部改)
ウイングロード(MC) フェアレディZ
ロードスター(追)
ピノ後継車(N)
ホンダ     シビック
(一部改)
ステップワゴン(FMC) ライフ
(一部改)
アコード
(一部改)
マツダ     AZ-ワゴン
(一部改)
CX-7(MC)  キャロル(FMC)
スバル   サンバー
(一部改)
プラグイン
ステラ(追)
インプレッサ
(一部改)
  
三菱 iMiEV(N)   アウトランダー(MC) パジェロ
(一部改)
コルト
(一部改)
i(MC)
スズキ    ワゴンR
(一部改)
セルボ(MC) エスクード(追) アルト(FMC)
ダイハツ    ミラジーノ
後継車(N)
ブーン(FMC)   ムーヴ
(一部改)
輸入車     BMW X5(MC)     
※このカレンダーはあくまでも発売予想です  新型=N フルモデルチェンジ=FMC マイナーチェンジ=MC 一部改良=一部改 追加モデル=追
Text&Photo(CG、Illust)/マガジンX編集部