~いま乗っておくべきBMW、至高の世代 1995-2005~ ネオ・クラシック×BMW【カーセンサーEDGE 2024年10月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: BMW / BMWアルピナ / B6カブリオ / 3シリーズカブリオレ / 7シリーズ / 3シリーズ / EDGEが効いている
2024/08/27
進化しすぎたモデルにはないその魅力
「最新こそ最良は言わずもがな。しかし、往年のファンは知っている。進化しすぎた車にはない、絶版モデルならではの真の魅力を」
「いま乗っておくべきBMWネオクラシック」と定義した今号の主役、“BMWのネオクラシック”とはどんなモデルのことでしょうか。
一つの区切りとして、自然吸気エンジンを積む世代までをそう呼んでいいでしょう。3シリーズでしたらE90型まで。中でも、もう1世代前のE46型に積まれた54系のストレート6は知る人ぞ知る逸品です。M最後の直6自然吸気エンジンであるM3の“S”はもちろん、スタンダードの330iに積まれていたM54エンジンも素晴らしい。“シルキーシックス”などと言い古された表現とはちょっと違う気持ちよさ。決して滑らかというわけじゃない、心に響く唸りとともに精密な機械がかすかに擦れ合いながらじわじわと力を振り絞る、そのプロセスが心地よいのです。
進化しすぎたエンジンでは経験できない真の“爆発フィール”と“デザインやフォルム”を、いまだからこそ、あえて楽しんでおく。 そう、まさに「いま乗っておくべきBMWのネオクラシック」は“駆けぬける歓び”をもう一度! なのです。