パオロ・ピニンファリーナ▲フェラーリとピニンファリーナのパートナーシップは1951年にはじまる。エンツォ・フェラーリ(中央)とピニンファリーナの創業者バティスタ(左)、バティスタの息子のセルジオ(右)が並んだ、1962年の夕食会の一コマ

躍進を続ける「世界で最も美しいカーデザインのブランド」

バティスタ・ファリーナが開いたカロッツェリア「ピニンファリーナ」は、エンツォ・フェラーリの作った自動車会社と出会ったことで、世界で最も美しいカーデザインのブランドとしてその名を世界に轟かせることになりました。

そのネームバリューと豊富な実績を背景に自動車にとどまらず、工業デザイン全般からエンジニアリングまで、その業態は今も広がり続けています。

現在はインドの巨大財閥の傘下となり、豊富な資金力を背景に自動車会社としても展開。とどまることを知らないピニンファリーナはさらなる躍進を続けています。

今号の特集では、そんなピニンファリーナとフェラーリのコラボレーションによって誕生した数々の名車、それらにまつわる逸話、そしてピニンファリーナが自動車ブランドとなった背景などを紹介します。
 

レオナルド・フィオラヴァンティ ▲モダンスーパーカーたる“フェラーリデザイン”を確立したチーフデザイナーのレオナルド・フィオラヴァンティ
奥山清行▲“初めてフェラーリのデザインを手がけたイタリア人以外の人物”、プロダクトデザイナーの奥山清行氏
奥山清行▲日本人として「エンツォ」のスタイリングにも携わった奥山氏に、彼のみが知るピニンファリーナについてもお聞きしました
フェラーリ エンツォ フェラーリ▲フェラーリのF1マシン(フェラーリ 642)をモチーフに“2人乗りのF1”をテーマに製作されたエンツォ フェラーリ

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風洞実験▲ピニンファリーナはライバルに先駆け1972年には自社風洞を完成させ、空力に優れたモデルを作り出していた
ピニンフォリーナ バティスタ ▲カーデザインを武器に創造を続けてきたピニンファリーナが、ついに自動車メーカーとして送り出した電動ハイパーカー「バティスタ」
文/編集部、写真/フェラーリ、佐川一之、Ken Okuyama Cars 、Automobili Pininfarina(SKY GROUP) 、イラスト/あべ あつし

カーセンサーEDGE 2024年9月号
フェラーリとピニンファリーナ

表紙