BMWベストモデル論▲SUVのXシリーズなどをいち早く揃え、フルラインナップメーカーへの転換を見事に成功させたBMW。ゆえに、中古車市場では新旧合わせて数多くのモデルから選ぶことができる。必ずや車好きにとって「ベスト」と呼べるモデルがあるはずだ

全車種に駆けぬける歓びを装備しているのがBMW

気づけばコンパクトカーから高級サルーン、スポーツカーにSUV、近年ではハイブリッド、PHEV、BEVとほぼすべてのカテゴリーを網羅しているBMW。それらすべてのモデルに共通しているのが「走る楽しさ」を追求するブランドのアイデンティティです。

どんなカタチ、どんなパワートレインであってもBMWの味わいや走りを堪能できるから、誰にでもその魅力を手にすることができる。それがBMWブランドの強みであり奥深さなのです。

「BMW=自然吸気直6エンジン」「BMW=FR」。もちろんそれらはひとつのイメージであり正解でもありますが、万人に当てはまるわけではありません。

直4エンジンでも、FFでも、SUVでも、そしてBEVであってもしっかりとBMWらしい駆けぬける歓びが感じられる。BMWはそんなブランドなのです。

今号の特集では、BMW好きを公言するモータージャーナリスト、BMW愛好家であるリアルオーナー、そして他ブランドの車種を扱う中古車販売店の社長、そして中古車販売店135名のスタッフと様々な人による「BMWベストモデル論」をお届けします。

様々な車を知る車好きの意見を参考にしつつ、自分にとってのベストBMWを探してみてください。ひょっとするとコスパにも優れた満足度の高い1台が見つけられるかもしれません。
 

BMWベストモデル論▲BMWの自然吸気直6エンジンは絹のように滑らかに回ることから、シルキーシックスと呼ばれています。そのこだわりは気筒数やエンジン形式が変わっても、そして最新のエンジンにまでしっかりと受け継がれています
BMWベストモデル論▲BMWのDNAが薄そうなイメージをもたれやすいFFのSUVのX1。しかし、BMW好きのモータージャーナリスト西川淳氏は、このモデルをSUVのベストBMWに挙げています。その理由は、もちろん「走り」です

▼検索条件

BMW X1(現行)× 全国
コレツィオーネ▲他ブランドを専門に扱う中古車ショップから見たBMWという興味深い視点で、数名の社長にBMWを語ってもらいました
BMWベストモデル論▲ターボ化された直6エンジンやBEVという最新のパワートレインには果たして「シルキーシックスの伝統」は受け継がれているのでしょうか。ファンも気になるこのギモンにも迫りました

▼検索条件

BMW M2クーペ(現行)× 全国
文/編集部、写真/デレック槇島、師岡 学、イラスト/あべ あつし

カーセンサーEDGE 2024年2月号
BMWベストモデル論

表紙