タフネス 911 ~低年式? 過走行? だからどうした!?~【カーセンサーEDGE2023年3月号】
カテゴリー: 編集部からのお知らせ
タグ: ポルシェ / クーペ / 911 / EDGEが効いている / c!
2023/01/27
「タフ」さを知れば911はまだまだ買える!
ポルシェ 911という車は「タフ」という言葉で表現することもできます。
まず、911の人気ぶり。これが非常にたくましい。空冷エンジン、水冷エンジンのどちらであっても、大きく価値が下がることがありません。というより、さらに価値が上がる可能性すらあるのが現在の911マーケットです。生産台数が少ないクラシックモデルで、なおかつ特定の年代やグレードに限ればとんでもない高値となるケースもありますが、全世代でここまで安定した高い人気を誇っているモデルは非常に珍しいと言えるでしょう。当然、人気分だけ購入価格は高額ですが、手放したときに損も少ない。古くても、どんなグレードでも価値が落ちない。まさにタフな人気といえます。
そして、機械としても非常に丈夫です。一定の期間を乗ったら交換する必要があるタイヤ、ブッシュ、マウント、オイルなどは「消耗品」と呼ばれますが、それらをしっかりと交換していれば、特に致命的なトラブルに見舞われることなく、長く楽しめるのが911なのです。これまでに生産された911の約7割が今も現存している、という驚きの数字がありますが、大切に乗る人が多いだけでなく、車そのものが丈夫でタフだからこその現存率なのです。
それらのタフさを知っていれば、911の選択肢はグっと広がります。そのポイントは「相場よりも安い走行距離の多い個体を選ぶ」「価値が落ちないなら多少予算オーバーでも欲しい上位モデルを買う」「かなり古いけど憧れの空冷911を探す」などなど。きっと911選びが楽しくなるはずです。
今号のカーセンサーEDGEは、相場が高騰して手が出しにくくなった911も、アプローチを変えればまだまだ買える、という考え方と情報をまとめています。
「911は高くて買えないな」と思っていたなら、ぜひ今号を手に取って、憧れの911を手に入れるきっかけにしてみてください。相場高騰で諦めるのはまだ早い!!