俳優・北村諒さんがあこがれのマツダ RX-7とご対面! 好きになったきっかけは、“あの”ゲーム!?
2022/01/18
北村諒 ×マツダ RX-7(FD型)
現在発売中の雑誌版「カーセンサー2022年2月号」では、舞台俳優として活躍する、北村諒さんへのインタビュー記事を掲載しています。
今回は紙幅の関係で掲載できなかった写真やエピソードも加え、WEB用に再構成してお届け!
今回は、あこがれの車というマツダ RX-7で、忙しい毎日の息抜きのドライブに出かけてもらいました。ドライブ先で、語ってくれた車に対する思い出やお仕事のお話、さらには日々のスキンケアの秘訣まで!公私が垣間見えるインタビュー、ぜひご一読ください!
俳優
北村諒
きたむら・りょう/1991年1月25日生まれ。東京都出身。主な出演作は、舞台「憂国のモリアーティ」(シャーロック・ホームズ 役)、『刀剣乱舞』シリーズ(薬研藤四郎 役)、『あんさんぶるスターズ!!』(鳴上 嵐 役)、『Paradox Live』(イツキ役)など。
あこがれの車に乗って、リフレッシュしたい!
免許を取った時以来……12年振りのマニュアル車の運転だったので緊張しました! でも、クラッチをつないで、自分で動かす感じはたまんないですね。それから、スポーツカーらしくエンジン音が響いてくるのもいいですね。運転してるなっていう実感があって、すごく楽しかったです。
そうなんです、こんなに車高が低いんだって驚きました。以前サーキットでフォーミュラカーに乗らせてもらったことがあって、もう地面すれすれを走ってるような感覚だったんですけど、それに近い印象でした。この車高じゃ隣にトラックとか来たらめちゃくちゃ怖いですよね。改めてこれ乗ってる人はすごいなって尊敬しました。
中学生のころ、よくゲームセンターに行ってたんです。それで『頭文字D』のレースゲームに出てきたこの車が、一番かっこいい! と思って。一目ぼれでした。
『頭文字D』のファンの方には怒られちゃうかもしれないですけど(笑)、ストーリーを詳しくは知らないんです。でも、とにかくFDのかっこよさに惹かれました。この車のかっこよさに、将来は整備士になろうと思ったくらい。レーサーにもあこがれましたけど、中学生からじゃきっと間に合わないだろうって現実的に考えて。
親が車好きだったこともあって、子供のころから話を聞いたりもしていたので。ラジコンも好きだったんですよ、僕。自分で組み立てて、車作って。
180SXも好きです。RX-7は曲線がきれいですけど、180SXはちょっと角張った武骨な感じがかっこいい。高校の時にバスケ部のOBの先輩が乗ってるのを見て、「うわあ、めちゃくちゃかっこいい!」って思いました。車好きな方だったので、カスタムもされてて、音も良くて、これ乗りたい! って思いましたね。
そうです(笑)。運転しやすさとか全く考えてない、ロマンがありますよね。FRではないですけど、R32GT-Rとかも最高にかっこいい! ホントは『頭文字D』みたいに峠とか攻めたい気持ちもあるんですけど、リアルにやっちゃうとよくないですから、おいおいサーキットに行って、ちゃんと乗りたいですね。……考えてみると、リトラクタブルヘッドライトも好きな要素です。
いい出合いがあれば、ぜひ(笑)。でもあのころのスポーツカーってすごく高いんですよね! GT-Rが1千万円とか普通にするじゃないですか。もう乗りたかったら早めに手に入れないと,、とは思ってます。
そうですね、いい出合いがあればやっぱりRX-7を手に入れたいですね。それでカスタムして乗りたいですね。
昔ながらの空気感があって、都心からも近いのにちょっと旅行した気分が味わえて、いい場所ですよね。すごいリフレッシュして、解放される感じがします。 運転自体も好きなので、特にこういう場所でのドライブは気持ちが良くて、ストレス発散というか、とてもいい気分転換になりました。
いや、ドラマや映画の撮影みたいに、夜中までとか、日の出前からっていうことはないので、タイムスケジュール的にはずっと健康的な生活が送れています。だからストレス発散なんて言っちゃいましたけど、ストレスはそんなにないですよ。お昼ごろから夜まで稽古して、それから好きなことをして過ごして、また翌日昼ごろから稽古して。 ただ、やっぱり大勢関わる仕事なので、バランスをとるためにも1人で息を抜く時間みたいなものは欲しくなりますし、大事にしています。1人時間に、こんなスポーツカーをドライブなんてできたら、最高ですよね。
いや、そんな特別なことはやってないですよ(笑)。特別食事に気を使ったりもしてないですし、睡眠時間も……割と夜遅くまでゲームとかやっちゃうんで。でも、ここ数年でやっと気づいたんですけど、どうも乾燥肌らしいんですよ。だからめちゃくちゃ保湿はしてます。パックして、オイル塗って、化粧水振って、あ、乳液をしっかりつけるようにはしてます。乳液が一番大事ですね。とにかく保湿です。
やっぱり自分らしく、自分がその作品に触れた時の第一印象を大切にしたいなっていうのはありますね。そのうえで、原作のキャラクターに寄せるというよりは、その役が実際にいる人間だったらどうだろう、自分だったらどうだろう、というところから肉付けしていくような感じです。
それは好きだからこそ、愛があるからこそですよね。自分も愛をもってその作品やキャラクターに接しないといけないなって思わせてくれるので、いいプレッシャーです。お客さんと俳優とがいっしょに高め合っているっていうことだと思います。
オリジナルストーリーということで、まだどんな話になるのかわからないんですけど(笑)。山猫は派手なアクションと合わせて、それぞれのキャラクターの生き様や葛藤など深い人間描写も見どころなので、いろんな意味での人間のぶつかり合いをぜひ楽しんでいただきたいと思います。僕もしっかり山猫として生きながら、ゼロから作っていくのがすごく楽しみです!
インタビュアー
竹井あきら
自動車専門誌『NAVI』編集記者を経て独立。雑誌や広告などの編集・執筆・企画を手がける。プジョー 306カブリオレを手放してから次期愛車を物色しつつ、近年は1馬力(乗馬)に夢中。