▲車で旅行するなら、一度は使ってみたいカーフェリー。でも、いったいどうすればいいの? ていうか、どんな感じなの? そこで編集部員ペリーが実体験してきた ▲車で旅行するなら、一度は使ってみたいカーフェリー。でも、いったいどうすればいいの? ていうか、どんな感じなの? そこで編集部員ペリーが実体験してきた

前から気になっていたフェリーに編集部ペリーが乗った

いつでもどこにでも行ける車の旅は自由で楽しい。そしてカーフェリーで海を渡れば、また違った景色や文化に触れられ、その楽しさは何倍にもなるハズ。ただ、カーフェリーで海を渡るということに、手間や面倒を感じ旅の計画の中に「フェリー」という選択肢を入れない人もいるのではないか。そこでわたくし編集部のペリーが、フェリー未経験者の方、フェリーから目を背けていた方に、その手軽さをお伝えすべく、実際に乗船してみたその模様をお伝えする。

北海道から本州へ渡るために今回乗船したのは、五稜郭や夜景で有名な北海道函館市と、マグロが有名な青森県大間町を結ぶ「津軽海峡フェリー」だ。

▲北海道のトマムで開催されたマツダ主催のCX-3メディア向け試乗会に参加したので、そのまま車をお借りし横浜までの約1600kmを自走。なお、この旅の模様とCX-3についてはカーセンサー本誌10月号(電子版 8/20号)にて紹介しているので見てね! ▲北海道のトマムで開催されたマツダ主催のCX-3メディア向け試乗会に参加したので、そのまま車をお借りし横浜までの約1600kmを自走。なお、この旅の模様とCX-3についてはカーセンサー本誌10月号(電子版 8/20号)にて紹介しているので見てね!

今回は予定が決まっていたので、津軽海峡フェリーのホームページで乗船予約をした。出発地と到着地の選択、乗船日と利用方法、便と客室タイプの選択、乗船者の名前、車両の情報(ナンバー種類、全長、高さ、ナンバー情報)、連絡先を入力。その際、手元に車検証を用意しておくと車両情報が入力しやすい。クレジットカード決済ならば乗船前の支払い手続きは不要。QRコードの付いた予約確認表をプリントアウトしておけば事前準備は完了だ。

そして、ここから先は写真を中心に当日の様子をレポートする。ぜひその言葉にできない(それって編集としてどーなのって話だが……)迫力とワクワクを感じていただきたい。

▲「スマートチェックインゲート」(無人ドライブスルー発券機)を通った後は、自分でフェリーに車を入庫。なんかドキドキする。少し混んでいたが、広いのでそんなのまるで気にならなかった ▲「スマートチェックインゲート」(無人ドライブスルー発券機)を通った後は、自分でフェリーに車を入庫。なんかドキドキする。少し混んでいたが、広いのでそんなのまるで気にならなかった
▲白い巨大なフェリーに近づくと、その巨大さからまるでフェリーがガンダムに出てくるホワイトベースのように見える。「ペリー! CX-3号着艦します!」。そう、心の中で呟いてしまった、ふふふ ▲白い巨大なフェリーに近づくと、その巨大さからまるでフェリーがガンダムに出てくるホワイトベースのように見える。「ペリー!CX-3号着艦します!」。そう、心の中で呟いてしまった、ふふふ
▲と思っていたら、実際はそんな気合とは逆に、乗船から駐車までは誰でもできる簡単さにズッコケてしまった。いや、いいんですけどね、その方が…… ▲と思っていたら、実際はそんな気合とは逆に、乗船から駐車までは誰でもできる簡単さにズッコケてしまった。いや、いいんですけどね、その方が……
▲甲板に出てみた。眼下に海を見下ろすと意外と高い位置にいることに気づく。高所が苦手なペリーにはちょっと怖い ▲甲板に出てみた。眼下に海を見下ろすと意外と高い位置にいることに気づく。高所が苦手なペリーにはちょっと怖い
▲こいつ、動くぞ(←当たり前)! 発航して陸から離れていくと広い海と空、風の気持ち良さでそんなことはどこかへ飛んでいってしまった ▲こいつ、動くぞ(←当たり前)! 発航して陸から離れていくと広い海と空、風の気持ち良さでそんなことはどこかへ飛んでいってしまった
▲見よ、一面に広がる大海原を! この圧倒的な広大さに、日頃のストレスが霧散していく。あぁ、時が見える……。思わず敬礼(マチルダさぁん)! ▲見よ、一面に広がる大海原を! この圧倒的な広大さに、日頃のストレスが霧散していく。あぁ、時が見える……。思わず敬礼(マチルダさぁん)!
▲気持ちの良い海上の風を楽しんだ後はきれいな船内のロビーで一服タイム。飲料の自販機や軽食コーナーもある。青森県の観光マップを見て立ち寄りたい場所をチェックする。まだペリーには寄れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない ▲気持ちの良い海上の風を楽しんだ後はきれいな船内のロビーで一服タイム。飲料の自販機や軽食コーナーもある。青森県の観光マップを見て立ち寄りたい場所をチェックする。まだペリーには寄れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない
▲気がつくと大間に到着。すると「ドライバーは車で待機せよ」(本当はもっと丁寧なやさしい言い方)という艦内放送が。急ぎ甲板から階段を駆け下り、駐車階へ(本当は皆と並んでゆっくり歩いた)。相棒のCX-3に乗り込み静かに出撃の指示を待つペリー。前方が明るくなり次々と仲間が出撃していく(本当は徐行しているだけ)。気持ちが高まっていくのをこらえ、冷静に指示を待つ。隊員(係員)が旗を振って出撃(徐行)の指示。「ペリー! CX-3行きまーーーす!」 ▲気がつくと大間に到着。すると「ドライバーは車で待機せよ」(本当はもっと丁寧なやさしい言い方)という艦内放送が。急ぎ甲板から階段を駆け下り、駐車階へ(本当は皆と並んでゆっくり歩いた)。相棒のCX-3に乗り込み静かに出撃の指示を待つペリー。前方が明るくなり次々と仲間が出撃していく(本当は徐行しているだけ)。気持ちが高まっていくのをこらえ、冷静に指示を待つ。隊員(係員)が旗を振って出撃(徐行)の指示。「ペリー! CX-3行きまーーーす!」
▲フェリーを楽しんでいるうちにあっという間に着いてしまった。今回のフェリー乗船ロケで分かったことは3つ。「手続きは簡単」「乗下船も簡単」「すごく楽しい」だ。これはいいものだ。ぜひ秋の行楽にはカーフェリーを使って車旅の範囲を広げてみてほしい ▲フェリーを楽しんでいるうちにあっという間に着いてしまった。今回のフェリー乗船ロケで分かったことは3つ。「手続きは簡単」「乗下船も簡単」「すごく楽しい」だ。これはいいものだ。ぜひこの秋冬の行楽にはカーフェリーを使って車旅の範囲を広げてみてほしい
text&photo/ペリー