ノア

カーセンサーでは、中古車の購入実態について詳細に把握するために、全国(沖縄県を除く)の「過去1年間に中古車の購入を検討した人」に対して、定期的に調査を実施しています。

その最新版「カーセンサー中古車購入実態調査2022」の調査結果が、2022年11月30日に発表されました。
 



今回の調査トピックスとしては、「中古車市場規模は前年から縮小したものの、中古車購入単価は増加傾向」にあることや「一時減少していたミニバンが40~50歳代を中心に回復の兆し」にあること。

さらに「ハイブリッドが過去8年間で最高(※編集部注:エンジンタイプのうちハイブリッドを購入した割合が過去8年間で一番高い)」であることなどが挙げられます。

特にミニバンについて、2020年と2021年の過去2年で減少していましたが、2022年では40歳代以上を中心に回復しています。

カーセンサー統括編集長・西村泰宏はリリース内で、「2019年水準までミニバンのシェアが戻ってきている」ことに言及しつつ、「この1年はノア・ヴォクシー、ステップワゴン、シエンタなど、各種人気のミニバンがフルモデルチェンジしたことにより、乗り替えによって起きた流通量や価格の変化が購入を後押ししたことも影響しているのでしょう」と、その背景についてもコメントしています。
 

ノア ▲新型トヨタ ノア(2021年12月にフルモデルチェンジ)。現在の中古車流通量は230台、兄弟車のヴォクシーは340台
ステップワゴン ▲新型ホンダ ステップワゴン(2022年5月にフルモデルチェンジ)。現在の中古車流通量は170台
シエンタ ▲新型トヨタ シエンタ(2022年8月にフルモデルチェンジ)。現在の中古車流通量は210台

また、直近で購入した中古車のエンジンタイプは「ガソリンエンジン」が70.5%で最も高い結果となっていますが年々減少傾向にあります。

一方「ハイブリッド」は2020年にやや減少したものの再び増加、今年は19.3%と過去7年間で最高を記録しました。

リリースでは、調査概要やデータを含め、結果について詳しく報告しています。気になる方は、ぜひご確認ください!
 


▼検索条件

トヨタ ノア(現行型) × トヨタ ヴォクシー(現行型) × ホンダ ステップワゴン(現行型) × トヨタ シエンタ(現行型)
※記事内の情報は2022年11月30日時点のものです。

文/編集部 写真/尾形和美、阿部昌也