【PR】Edge Special Shop 16:CRAZY MOTOR WORKS MUKAI

▲代表取締役の向井準児さん。ヤマハのサポートライダーとしてGP250クラスへの参戦を経て、父とともにショップを運営。今なお少年のように車もバイクも大好き▲代表取締役の向井準児さん。ヤマハのサポートライダーとしてGP250クラスへの参戦を経て、父とともにショップを運営。今なお少年のように車もバイクも大好き

今こそあえて“操って楽しい車”の指南役でありたい

オートバイのレーサーであった父・大二さんが始業したのは50年も前。バイクも車も面倒をみる店として始まり、とりわけ車に関してはミニ、ポルシェ、アルファロメオあたりが柱となっていったのは、「操る楽しみ」を知り尽くしたレーサーゆえの当然の成り行きだったはず。

そんな父の背中を追いかけるかのように、同じくGPライダーを経て店を継いだ向井準児さん。路線は変わらずとも、ディープ一辺倒になることなく風通しのいいショップとして歩んできたが、自動車界にもグローバルの波が押し寄せ、車が家電化しつつある状況を苦々しく見つめる中、「基本に立ち返ろう」との思いが強くなっていったという。

かくしてここ10年は“操ってる感のある車”をいまだ知らない人に伝えるという使命感すら抱き、80年代以前のホットなモデルに再び心血を注ぎ、とっかかりとなりうるラテンの小型車であってもあえてMTをラインナップする。

「ウチは万人に向けたキレイなチェーン系の店ではなく、味で勝負する町の定食屋のようなスタンスであるべき。ガソリンのにおいがするアナログな“○○モータース”みたいないでたちでありたいですから」

スポーツカーですら電子制御で武装し、ラグジュアリーになった現在。そんな時流にあらがうように、車の原初的な楽しみを伝える指南役としての熱き思いをいっそう強めているのだ。

▲店内には“希望の星”たる存在のロータスが鎮座。一方、「プレジャーファクトリー」と命名された別店舗(右)には膨大な数のヴィンテージカーがぎっしり▲店内には“希望の星”たる存在のロータスが鎮座。一方、「プレジャーファクトリー」と命名された別店舗(右)には膨大な数のヴィンテージカーがぎっしり
▲向井代表が選んだ10年乗れる車「ロータス エリーゼ」。ライトウェイトスポーツらしいプリミティブな快楽を今なお守っているロータスは、“操る楽しみ”を未来へとつなげてくれる貴重な存在▲向井代表が選んだ10年乗れる車「ロータス エリーゼ」。ライトウェイトスポーツらしいプリミティブな快楽を今なお守っているロータスは、“操る楽しみ”を未来へとつなげてくれる貴重な存在


提供:CMW ムカイ
制作:カーセンサーEDGE編集部/掲載内容有効期限:2015年10月27日

※カーセンサーEDGE 2015年11月号(2015年9月26日発売)の記事をWEB用に再構成して掲載しています