ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内にホンダの納車センターが開設

ホンダカーズ大阪はユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）内に納車センターを設立し、9月22日より新車の納車サービスを開始した。テーマパーク内に自動車の納車設備が開設されるのは世界初となる。

USJの運営会社であるユー・エス・ジェイと、ホンダカーズ大阪が提携。大阪府内のホンダカーズ大阪57店舗で新車を購入した人が対象で、納車サービスのイベント料金は4人分のUSJ入場券込みで1万2000円だ。

納車時にはキーの贈呈のほか、人気キャラクターとの記念撮影などのセレモニーも実施。センター内には「セサミストリート」のキャラクターが描かれた10の車庫が用意されている。今年度は販売予定台数の6割にあたる1万4000台程度をここで納車する予定だ。

メーカーの正規ディーラーでは、レクサスやアウディがショールーム内に常設の納車ルームを設置。販売会社によっては独自の納車式を行うところもあり、キーの引き渡しや記念撮影、プレゼントの贈呈などのセレモニーが実施されている。

これまで、基本的にはディーラーの施設内で行われることの多かった納車式だが、付加価値を与えることで新たな顧客を呼び込むきっかけになる可能性がある。さらに納車部門を営業部門と切り離すことでコスト削減にもつながりそうだ。

• ユニバーサル・スタジオ・ジャパン納車センターが稼動開始（Honda Cars 大阪）