日産が、8月6日、ロンドン・ブラックキャブの未来の形を提案した「NV200 ロンドンタクシー」を公開しました。

2009年の登場より、デザイン性と性能において世界より高い評価を受けている日産 NV200。今年の4月には、このNV200をベースに、ニューヨーカーならではのアイディアが盛り込まれた次世代イエローキャブ「NV200次世代ニューヨーク市タクシー」が誕生しました。

そして今回の「NV200 ロンドンタクシー」。注目すべきは、ディーゼル車と電気自動車が用意され、現行のロンドンタクシーTX4型に対し、大幅なランニングコスト、およびCO2排出量が削減される点です。

現在、ロンドン市内で深刻な問題となっているのが大気汚染。オリンピック開催発表後には選手への悪影響を懸念する声も多く取り上げられました。ロンドン市は「NV200 ロンドンタクシー」導入で、タクシー交通における排ガス低減および効率改善に大きな期待を寄せているようです。

ブラックキャブは、ロンドンの象徴のひとつとしてその風景に欠かせないものであり、その外観にも注力がなされる模様です。2013年に予定されている、ロンドンでの実証運行が今から待ち遠しいですね。

ニューヨークに続きロンドンでも活躍する日産 NV200。今後も新たな地での展開に期待です。


NV200 ロンドンタクシー
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2012/_STORY/120806-01-j.html

Text/カーセンサー編集部

NV200 ロンドンタクシー

NV200 ロンドンタクシー

NV200 ロンドンタクシー ルーフウインドウ

NV200 ロンドンタクシー ルーフウインドウ

NV200 ロンドンタクシー 後部座席

NV200 ロンドンタクシー 後部座席