コンセプトカーの「e-NV200」をベースとした商用電気自動車がイオンの配達車両として走行中!
「e-NV200」テストカー|日刊カーセンサー  「e-NV200」テストカーの発進式の様子|日刊カーセンサー

今年の1月に開催された「デトロイトモーターショー」で世界初公開されたコンセプトモデル「e-NV200」。ゼロ・エミッション車「e-NV200」をベースとしたこの商用電気自動車が、「イオンネットスーパー」の配達車両として走行しています。

これは、日産自動車が、イオンリテール株式会社にモニター車として貸与するもの。実際に商用車として利用してもらうことで、ビジネスにおける実用性を確認するための実証運行となります。また、この実証運行を通じ、多くの意見を集めることで、将来へ向けた開発に役立てたいという目的も兼ねています。

「e-NV200」テストカー|日刊カーセンサー 「e-NV200」テストカー|日刊カーセンサー
埼玉県さいたま市にあるイオンモール浦和美園店にて行われたイオンネットスーパー向け商用電気自動車の発進式で、日産自動車の村上秀人執行役員は、「我々は色々な業界からデータを集めて最適なEVの制御設計をし、多くの皆さまに使っていただくべく、量産化に向けた作りこみをしていきたいと考えています」と今後利用が拡大しそうな電気自動車の見通しを語りました。

日産自動車は、ゼロ・エミッションの領域でつねに最先端であることを目指し、今後も、電気自動車の開発はもちろん、世界各国の政府や自治体、企業とのパートナーシップを締結するなど、電気自動車を普及させるための包括的な取り組みを行っていくようです。

Text/カーセンサー編集部