1月11日から13日までの3日間幕張メッセにて行われた
「東京オートサロン2008 With NAPAC」
来場者数は3日間トータルで約25万人という
カスタムカーの祭典で見つけた注目の車を
チューニングカー編/ドレスアップ編の計4回に分けてお届け!
それではドレスアップ編をお届けします!
マツダ アテンザ/デミオ マツダスピードコンセプト
マツダ アテンザ マツダスピードコンセプト フロント マツダ アテンザ マツダスピードコンセプト リア マツダ アテンザ マツダスピードコンセプト インパネ
マツダ デミオ マツダスピードコンセプト フロント マツダ デミオ マツダスピードコンセプト リア マツダ デミオ マツダスピードコンセプト インパネ
2007年にマツダがM’zチューンとして展開したチューニングモデルをさらに一歩先に進め、優れた走行性能と日常の扱いやすさや耐久性を与えたのが『マツダスピードコンセプト』です。今回のオートサロンには計5台のマツダスピードコンセプトが参考出品されました。

それぞれのベース車の特性をスポイルすることなく、最大限に活かしたメーカーワークスならではのトータルチューニングがこのモデルの魅力。Cd値(空気抵抗係数)を悪化させることなく、CL値(揚力係数)と冷却性能を改善する各車共通のエアロパーツがポイントです。エアロパーツというとド派手なGTウイングなどを想像してしまいますが、ゴテゴテせずにスタイリッシュに仕上げられているので違和感などまったくありません。

パフォーマンスダンパーや長時間座っても疲れない3Dネットスポーツシートを採用することなどで、日常とスポーツという相反しがちな使用用途の両方が図られています。

ダイハツ D SPORT TANTO Circuit TAXi
ダイハツ D SPORT TANTO Circuit TAXi フロント ダイハツ D SPORT TANTO Circuit TAXi インテリア ダイハツ D SPORT TANTO Circuit TAXi ラゲージ
軽自動車らしからぬ居住スペースで人気を博しているタント。2代目から助手席側が「ミラクルオープンドア」というセンターピラーレスとスライドドアの組み合わせになったことで、さらに利便性がアップするはずです。そんなタントをベースに、軽自動車やコンパクトカーのチューニングを手掛けるD-SPORTがカスタマイズしたのが『ダイハツ D SPORT TANTO Circuit TAXi』です。

4座すべてにバケットシートを配し、家族全員でサーキット走行が楽しめるような作りが施されています。フロントバンパーには小型カメラが内蔵され、後席の乗員は頭上から下がるモニターでその迫力の映像を楽しむことができます。パパがステアリングを握り、ママが助手席に。そして後席には子供が2人。そんな微笑ましい光景が目に浮かびます。

サーキット走行を念頭に入れて、足回りはスポーツタイプに変更され、ロールバーを入れることでボディ補強と安全性も考えられています。

カールソン CL-CK55RS Aigner Eau Rouge
カールソン CL-CK55RS Aigner Eau Rouge フロント カールソン CL-CK55RS Aigner Eau Rouge リア カールソン CL-CK55RS Aigner Eau Rouge インテリア
M・ベンツの最上級クーペCLクラスの5.5LNAモデルをベースに、エンジン/エクステリア/インテリアとトータルカスタマイズされたのが『カールソン CL-CK55RS Aigner Eau Rouge』です。

エンジンは、コンピューター変更やスポーツマフラーシステムなどを採用したCK55RSエンジンキットによりベース+約80psの出力向上を達成。最高速度は300km/h、0-100km/hは4.9秒を実現しています。とここまでだけ読むと単なるチューニングモデルですが、素晴らしいのが黒/ワインレッドのツートンボディカラーと、ドイツで80年もの歴史を誇る服飾ブランド「Aigner社」によるレザーインテリアのマッチング。絶妙なカラーバランスがただならぬ高級感を漂わせています。

Eau Rougeにしか許されていない専用のカーボンエアロやスペシャルセッティングされたフル鍛造のアルミホイールなど、カールソン社のフラッグシップと呼ぶにふさわしいパワーとエレガンスを兼ね備えたコンプリートカーです。価格は2500万円。余裕があるかたはぜひいかがでしょう?

ヨコハマゴム スピード・レーサー マッハ号
ヨコハマゴム スピード・レーサー マッハ号 フロント ヨコハマゴム スピード・レーサー マッハ号 リア ヨコハマゴム スピード・レーサー マッハ号 ADVAN A050
1967年に竜の子プロダクションが制作、フジテレビ系列で放映され人気を博した『マッハ Go Go Go』。主人公の三船剛がステアリングを握ったマッハ号が実車となってよみがえる!!

横浜ゴムの出展ブースに鎮座している流線型のマシンが実写映画版『スピードレーサー』で主人公が駆るマッハ号。外観は懐かしの、流線型のシルエットそのまま。フロントにはマッハ号のアイデンティティである“M”が描かれています。このマシンに装着されているタイヤが同社のADVAN A050ということで『スピードレーサー』とのタイアップにより出展されました。

気になる映画は『マトリックス』シリーズの監督として有名なウォシャウスキー兄弟が手掛け、日本では2008年7月の公開予定。どんな作品に仕上がっているのか楽しみです。スクリーンでマッハ号が駆け抜けるシーンをこの目で見たいですね。

オートサロンは東京だけでなく、2/15~17の3日間は福岡で開催されます。また、2/9~11の3連休は大阪オートメッセが、3/7~9の3日間は名古屋オートトレンドがそれぞれの都市で開催されますので、カスタムカー好きのみならず車好きのかたはぜひ足を運んでみてください!

<カーセンサーnet編集部・フクダ>