トヨタ ランドクルーザー

小さなボディに数多くのハイテクを凝縮

アウディによるコンパクト、その未来のデザインスタディがメトロプロジェクトクワトロである。ドライブユニットはハイブリッドで、1.4L TFSIエンジン(150ps)によるパワーが前輪に伝達され、リアアクスルには電気モーター(41ps)が備わっている。この後輪のモーターがエンジンと同時に作動することによって、加速時には+200Nmのトルクが得られるという。また反対に、モーターのみでの走行も可能であり、たとえば住宅街などでは排気ガスなしで走れる。バッテリーはリチウムイオンで、連続走行可能な距離は最高で100kmだという。
これらハイブリッドシステムによって、燃費は20.4km/Lを実現、CO2排出量は平均112g/kmとのことだ。ディーゼルだけでなく、ハイブリッドにも取り組みはじめた欧州勢。環境性能一辺倒というよりは、エコとスポーツ性を両立させようという向きが多く見られるだけに、これからどんな車が出てくるか楽しみだ。
トヨタ ランドクルーザー
↑AピラーからCピラーまでのアーチラインはアルミ製で、Bピラーがない。これが外観のアクセントになっている

トヨタ ランドクルーザー
↑アウディの上級モデルを思わせる、大きく開口したシングルフレームグリル。ヘッドライトもシャープでいかにもスポーティだ

トヨタ ランドクルーザー
↑センターコンソールのアルミニウムインサートは、アウディ モバイルデバイスと、シフトレバー後方のスタート/ストップボタンから構成されている