東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

独自の哲学で魅力的なモデルを仕立てる自動車メーカー

アルピナブース B7 ビトルボ リムジン ロング フロントスタイル|日刊カーセンサー
アルピナブース B3 ビトルボ フロントスタイル|日刊カーセンサー アルピナブース B6 GT3 レーシング フロントスタイル|日刊カーセンサー

BMW車をベースに魅力的なモデルを造るアルピナ。一般的にチューナーという印象が強いが、ドイツでは自動車登録局に公認された、れっきとした自動車メーカーなのだ。今回はワールド・プレミアのB7 BiTurbo Limousine Longを引っ提げて東京モーターショーに参加。

フラッグシップモデルでもある、写真左の白い大型リムジンがB7 BiTurbo Limousine Long。ボディサイドの金色のアルピナラインがとても似合う魅力的なモデルだ。エンジンは520ps/72.9kgmを発生する4.4LのV8DOHCターボを採用。アルピナならではの、精緻かつニュートラルなハンドリング特性が自慢という。

注目の1台としては写真右上のD3 BiTurboを挙げたい。BMW3シリーズに214ps、450Nmの2L直4ディーゼルターボを組み込んだモデルだ。ディーゼルの強力なトルクを、アルピナのツインターボ技術でさらに武装したこのモデルは、6速MTを介して0→100km/hを6.9秒(ツーリングは7.2秒)で加速する。ブースには4ドアセダンとツーリングモデルが展示されている。

他にも370ps/500Nmの3Lの直6ターボを搭載したB3 BiTurbo Cabrioや、B6をベースにFIA GT3ヨーロッパ選手権を戦う、アルピナ20年ぶりのレーシングマシーン、B6 GT3レーシングカー(写真右下)のど迫力ぶりは必見。

ぜひとも訪れて欲しいブースだ。