東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

環境負荷だけでなく多彩なモデルを出展

スズキ バーグマン燃料電池スクーター|日刊カーセンサー
ホンダ VFR1200F|日刊カーセンサー

四輪車に比べ「環境負荷低減」ということではやや遅れをとっていた二輪車だが、今回の東京モーターショーでは出展する3メーカーともそろって環境負荷低減モデルを出展してきている。

注目のモデルとしては、スズキのコンセプトモデル「バーグマン燃料電池スクーター」(写真左)。空冷式の燃料電池システムを採用することにより軽量コンパクトでシンプルな構造となっている。そしてヤマハの参考出品車「EC-03」は、リチウムイオンバッテリー搭載の電気バイク。充電器を内蔵したプラグイン方式で家庭用コンセントからも充電可能。

しかし展示はエコだけではない。ホンダの「VFR1200F」(写真右)は二輪車として世界初となるデュアルクラッチトランシミッションを搭載。ヤマハからは1978年3月登場以来幅広い支持を受けているロングセラーモデル「SR」シリーズに電子制御燃料噴射装置を採用した「SR400(F.I.)」を、スズキからはスタイリッシュな400立方センチメートルVツインエンジンを搭載したネイキッドモデル「グラディウス400ABS」を出展。これ以外でもいずれのメーカーも日本初や世界初の出展モデルを数多く用意されている。