東京モーターショー2009|日刊カーセンサー

タントに驚きの派生モデルまもなく登場
欲張らないコンパクト軽自動車にも注目

ダイハツ タントエグゼ|日刊カーセンサー
ダイハツ e:S|日刊カーセンサー

ダイハツブース最大の目玉は、近いうちに市販されるタント派生車のタントエグゼ(写真左)だ。特徴的な助手席側ピラーレス構造とスライドドアが通常のヒンジドアに変えられ、代わってインテリア全体に上質な雰囲気が織り込まれてオトナのミニバンを思わせる風情に。標準車に加えてメッキパーツがまばゆいカスタムもラインナップされる。

これと並んで見逃せないワールドプレミアが写真右のe:S(イース)というコンパクト軽自動車。こちらは既存の技術を活用しながら、ボディサイズを縮めることで軽量化が図られて重量は700kgに抑えられる。その結果、10・15モード燃費は30.0km/Lを実現。このまま市販されることはなさそうだが、ミョーに現実味ありなのが興味深い。

市販化は遠いけれど遊び心を感じさせる
2台のユニークな参考出品車も見に行こう

ダイハツ DecaDeca|日刊カーセンサー
ダイハツ バスケット|日刊カーセンサー

遊びゴコロあるユニークなデザインスタディも見逃せない。そのひとつが助手席側に観音開きドアを有するDecaDeca(写真左)で、フラットフロアと自在にアレンジできるシートによって移動オフィスや福祉車両としても使える。自転車やサーフボードが載せられるほど広い。

そして4台目のワールドプレミアがバスケット(写真右)と命名されたオープンカー感覚の4シーター。ルーフパネルと幌を取り外すことができ、リアシートを前倒し格納すればピックアップに変身する。この車はプチ農業のようなスローライフを提案する参考出品車で、流行りのエコブームをにらんでいる。