シートベルト、エアバッグ、チャイルドシートなど自動車用安全システムの専門メーカーであるタカタが、大手百貨店である三越伊勢丹とコラボレーション。限定デザインのチャイルドシートを発売した。取り扱い店舗は、「伊勢丹新宿店本館6階 マタニティ新生児ショップ」、「日本橋三越本店新館6階 ベビーサロン」、「銀座三越 10 階 エムズエンジェル」のみで、なんともプレミアム感が漂う一品だ。

ベースとなるチャイルドシートは、“簡単”、“確実”、”安全”という3つのキーワードをもとに開発された、「takata04-ifix」。固定方式は、シートベルトを使わずに、自動車とチャイルドシートに装備された専用装置を直接接続するISOFIX方式を採用している。

ISOFIX方式に加えて、チャイルドシート本体とベース部分が分かれる完全セパレート構造やひと目で取り付け状態がわかるカラーインジケーターなども取り入れ、簡単・確実に取り付けができるのが特長だ。同社調査によると、女性でもわずか15秒で着脱ができるのだとか。

もちろん、安全性においてもお墨付き。国土交通省と自動車事故対策機構が実施しているチャイルドシートアセスメントにおいて、2012年度にISOFIX 方式のチャイルドシートとして初めて、乳児用・幼児用の 両モードで最高評価の「優」を獲得している。

これだけでも、十分に優秀なチャイルドシートなのだが、三越伊勢丹限定モデルは、乳児用プロテクトクッションの形状を見直したことで、乳児のホールド性がさらに向上。また、ファッションに強い伊勢丹の名を冠するだけあって、ベース部分にはガーニッシュ柄を採用し豪華さを演出している。

チャイルドシートといえば、自動車用品店で購入すると思っている人も多いであろうが、タカタでは、「今回の三越伊勢丹限定モデルの発売を機に、ISOFIX チャイルドシートのさらなる普及を目指していきたい」とのこと。

より簡単に装着できるチャイルドシート、上品でオシャレなチャイルドシートを探している人は、検討してみてはどうだろうか。

本体価格は5万5000円。パープルとアイボリーの2色となる。独自のセパレート構造により、子どもの成長に合わせてシートの向きを変えられる

本体価格は5万5000円。パープルとアイボリーの2色となる。独自のセパレート構造により、子どもの成長に合わせてシートの向きを変えられる

汗をかきやすいシート背面部には、東洋紡績の「ブレスエアー 」を使用。クッション性に加えて、通気性、透水性も高く、不快感を軽減してくれる

汗をかきやすいシート背面部には、東洋紡績の「ブレスエアー 」を使用。クッション性に加えて、通気性、透水性も高く、不快感を軽減してくれる