スマートフォンアプリでカーレースのゲームって結構ありますよね。今回はその中からマツダがリリースした「SHAKIN’ RACER」をご紹介します。特徴はパソコンを見ながらスマートフォンで操作するアプリであること、そして1人から最大4人まで一緒に楽しめ、スマートフォンの操作はただ振る(シェイクする)だけということです。iOS版とAndroid版があり、ともに無料です。

今回はiPhoneを使って試しました。アプリを立ち上げると【図1】が現れます。ゲームをする場合は右の「Grand Prix」を選択。画面にパソコンの専用サイトにアクセスしてねと表示されます。指示通りパソコンで専用サイトを開いて「Start」を選択し、(1)1人 (2)2~4人 (3)オンラインという3つのモードの中からどれかを選びます。するとコード番号が表示されるので、それをスマートフォン側のアプリの画面に入力します。

次にスマートフォンのアプリ上で車を5台の中から(【図2】)、また搭載するエンジンを3種類の中から選んで「GO」を矢印の方向にスワイプ。すると、パソコンの専用サイト画面でスタートシグナルが点灯し始め、3つ目の青が点灯したらスタート!となります。

あとはひたすらスマートフォンを振り続けます(【図3】)。振ることによってピストンが動き、その速さがパソコン上の自分のマシンの速さになるからです(【図4】)。1人モードで何度か試したのですが、毎回4位(最下位)でした…。ちなみに1人モードでの対戦相手の1台、黄色いロードスターは、事前のアプリ体感イベントで最速タイムとなる1分3秒台をたたき出した子供だそうです。

レース会場は筑波サーキットで、ル・マン24時間耐久レースを制した名車787Bも選べ、ロードスターにロータリーエンジンを搭載できるなど、車好きが思わずニヤリとしてしまう内容です。1分3秒台にはとても届きそうにありませんが、普段から運動してないおじさん同士であればいい勝負になるかも? そうやってみんなで遊べる楽しいアプリです。



Text/籠島康弘

「SHAKIN’ RACER」。iOS版、Android版ともに無料。条件/iOS 6.0以上。Android4.0以上。詳細はiTunes、またはGoogle Playで確認を

「SHAKIN’ RACER」。iOS 6.0以上。Android4.0以上。詳細はiTunes、またはGoogle Playで確認を

【図1】レースをする場合は右のロゴをタップ。左の「AirDrive/360」はマツダ車の立体画像を走らせたり360度回転させたりできる機能

【図1】レースをする場合は右のロゴをタップ。左の「AirDrive/360」はマツダ車の立体画像を走らせたり360度回転させたりできる機能

【図2】アクセラ、アテンザなど5車種から選べる。エンジンはスカイアクティブG、スカイアクティブD、ロータリー13Bの3つで組み合わせは自由

【図2】アクセラ、アテンザなど5車種から選べる。エンジンはスカイアクティブG、スカイアクティブD、ロータリー13Bの3つで組み合わせは自由

【図3】レース中はとにかくスマホをひたすら振る。画面上ではエンジンが吸気・圧縮・燃焼…と動いている。とても見る余裕なんてないはず(笑)

【図3】レース中はとにかくスマホをひたすら振る。画面上ではエンジンが吸気・圧縮・燃焼…と動いている。とても見る余裕なんてないはず(笑)

【図4】パソコンの画面。一番下のアクセラが筆者。スカイアクティブDならスタートダッシュがいいなどエンジン特性がそれぞれ設定されている

【図4】パソコンの画面。一番下のアクセラが筆者。スカイアクティブDならスタートダッシュがいいなどエンジン特性がそれぞれ設定されている