トヨタ純正カーナビの盗難対策が進化
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2013/06/07
日本損害保険協会が発表した「2012年度 自動車盗難事故実態調査」によると、2012年11月の車上狙いによる被害品の件数は2148件。最も盗まれたのはカーナビで、全体の被害の30.8%。2位のバッグが10.6%なので、いかにカーナビが盗まれやすいかわかるだろう。
ちなみに、被害の約40%は10万円以上~30万円未満のカーナビに集中。特に、純正ナビの場合は被害金額が高くなる傾向にあるという。そんな状況もあり、トヨタ自動車では、販売店装着オプションカーナビの盗難対策の強化を始めた。
そもそも、2007年以降に発売されたトヨタの純正カーナビにはセキュリティー機能(パスワード)が搭載されている。パスワードが設定されているカーナビを別の車に取り付けた場合、起動時にパスワードの入力が求められるのだ。
今回の取り組みは、カーナビにかかったパスワードの解除を販売店に依頼した場合、システムが盗品かどうかを判別するといったもの。古物営業法施行規則(第22条)にのっとり、愛知県公安委員会から提供された全国の車両およびカーナビ盗難被害リストと、カーナビに記録されているシリアルナンバー(製造番号)を照合し、盗品と判明した場合には、販売店から警察へ通報、購入経路の確認などの対応を行う仕組みだ。
盗難被害リストは毎日更新され、最新情報をリアルタイムで販売店に通知することで迅速な対処が可能となるという。
同システムは、パスワード設定機能がある2007年以降に発売されたカーナビに対応する。これにより盗難抑止の効果が期待されている。
自分だけは大丈夫と思っていても被害に遭わないとは限らない車上狙い。自ら意識を高めることも重要だが、メーカーによる防犯対策の向上は心強い限りだ。