車内の静粛性を向上する「静音計画」の実力検証!
カテゴリー: ガジェット・パーツ
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2013/04/16
ワイパーに当たる風を軽減し風切り音を減らす「風切り音低減モール(ボンネット用)」はボンネット上端に貼り付けるだけの簡単装着
「風切り音低減フィンセット」は3カ所に取り付ける10点がセットになっている。これはミラー下に付け空気の流れを整えるもの
「風切り音低減フィンセット」に含まれるこちらの部品はミラーと三角窓の間を流れる空気を整え風切り音を減らす効果あり
シャークフィンのようなこちらの部品も「風切り音低減フィンセット」に含まれる。ミラーから流れてくる車体横の風の流れを整える
「風切り音低減モール(バイザー用)」はバイザー内側に貼るだけで風の巻き込みを低減させることが可能。半透明なので装着感もない
装着した「風切り音低減モール(バイザー用)」「風切り音低減フィンセット」「風切り音低減モール(ボンネット用)」。5デシベルもの騒音低減が確認できた
快適なドライブの邪魔をする雑音&ノイズを減らす「静音計画」
ボディの隙間やワイパーやミラーといった突起物への空気抵抗による風切り音、路面とタイヤの接触によるロードノイズ、そしてエンジン音など、車を走らせていると様々な騒音&ノイズが気になってくるもの。高速道路を走行している際、オーディオのボリュームを上げたり、声を大きくして会話した経験は誰にでもあるはずです。
快適なドライブの邪魔をする騒音&ノイズを減らし、もっと車内を静かにできないの? 誰もが抱くそんな願いに応えてくれる商品「静音計画」がエーモンから登場しました。カーオーディオの音を改善するための防音・防振材や配線小物などを豊富に揃える同社が、本格的に騒音&ノイズを低減させる商品の開発に乗り出したのです。
ボディ外装に貼るだけの風切り音低減3アイテムを検証
「静音計画」は、車をとりまく様々な騒音&ノイズを減らすために生まれたこだわりの商品。外装に使うものから車内で使うものまで様々な商品がラインナップされています。今回はそのなかでもボディ外装に両面テープで貼るだけで、空気抵抗による耳障りな風切り音を低減させる効果があるという3商品をチョイスし、その実力を検証することにしました。
今回取り上げたのはワイパーにあたる風による風切り音を低減させる「風切り音低減モール(ボンネット用)」、ドアミラーにあたる風の流れを整える「風切り音低減フィンセット」、そしてバイザーへの風の巻き込みによる音を低減させる「風切り音低減モール(バイザー用)」の3商品です。いずれの商品も今年の2月に登場したばかりのニューアイテムで、3商品をまとめて購入しても5000円程度とリーズナブル。
今回の3アイテムの装着は、いずれも両面テープで貼り付けていくだけ。作業時間は3商品合わせて30分もかかりません。施工があまりにも簡単なため、各アイテムを貼り付けている間に思うのは、「本当にこれだけで効果はあるの?」ということ。実際に取り付けを終えた私たちは早速、高速道路へと向かいました。
装着前後で5デシベルの差! 数字以上に静粛性は向上
「静音計画」3アイテムの効果を確かめるため実際に高速道路を走行し、装着前後の音量計測によって比較することにしました。ロードノイズの影響を極力避けるため、路面状態の良い新東名が今回のテストコースです。
装着前、時速80kmで走行中の車内の騒音&ノイズを計測した際、音量計測器は83デシベルを記録していました。80デシベルといえば、目覚まし時計の音程度といわれるほどかなりうるさい数値です。そして今回、「静音計画」3アイテムを装着して再度同じ区間を走行し計測してみると、なんと音量計測器は78デシベルにダウン。5デシベル減ということは、数値的には音量を半分近く減らせたということを示します。実際、耳に入ってくる騒音はかなり減っていることが確認できました。
車は走行中、ドライバーや同乗者が想像している以上に風の影響を受けています。この風の流れをコントロールすることで抵抗が減り、風切り音が低減。快適なドライブを実現するためにも、騒音&ノイズを減らす「静音化」カスタマイズにチャレンジしてみる価値はかなりありそうです。エーモンの「静音計画」には、今回紹介したアイテムのほかにも様々な商品がラインナップされているので早速チェックしてみてください。