業界最先端の高精度と高画質を実現したケンウッドMDV-737DT[後編]

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2012/07/31

業界最先端の高精度と高画質を実現したケンウッドMDV-737DT[後編]

「彩速ナビ」と銘打ったケンウッドの最新カーナビ「MDV-737DT」が、レスポンスの速さをはじめとした、高いレベルでのトータルパフォーマンスで厚い支持を獲得しています。その中でも編集部が特に注目したのは「正確な自車位置精度」と「鮮やかな画質」。その実現の裏側を企画のキーマンに尋ねました。

業界最先端の高精度と高画質を実現したケンウッドMDV-737DT　前編

餅は餅屋の発想!? それはテレビ開発のノウハウを注入した高画質だった！

■ 実機を見ると画質がクリアで鮮やかですね！
WVGAモニターと高輝度ホワイトLEDを採用しています。そしてご存じのようにケンウッドはJVC（ビクター）と統合しました。そのJVC（ビクター）はテレビを開発していたノウハウをもっていますから、実はその技術力を投入したのが高画質の秘訣です。

■ どんなところに投入されているのでしょうか？
例えば、液晶のホワイトLEDはカスタムメイドしています。これによって輝度が通常品よりも大幅に高くなるので、自然な人肌の描画を実現しながら、白い映像表示時の白トビもなく、暗い映像表示時でも深みのある滑らかな階調表現を実現しています。

■ しかもノイズがとても少ないですね！
はい。映像信号は輝度信号と色差信号を一緒に送信するコンポジット接続ではなく、別々に分けて伝送するというコンポーネント接続をしていますし、プログレッシブ方式で表示するので地デジはもちろんですが、DVDなどを再生しても、高画質に満足していただけるはずですよ！

■ 地図の中に映像を表示するP in Pまでギザギザが少ない・・・
そこもハッキリ違いが出ているところです。従来、P in Pは2回の画像変換処理をしていたのですが、ここを1回だけの処理にしています。こういった細かい積み重ねの部分にテレビ開発のノウハウを存分に投入しているわけです。ちなみに、このP in PにはiPhoneなどに入っている動画ファイルも再生できるようになっています。

■ 画質など基本性能も高いのですが、iPhone連携など巧みで先進的ですね。
いち早く、iPhone用アプリの「NaviCon」に対応しています。多彩に揃っているNaviCon対応アプリで発見したお店や施設を、簡単にMDV-737DTの目的地として設定できます。ライフスタイルに合わせて、どんどんMDV-737DTが便利になります。ぜひ、ご利用ください！