主要ブランドの差分データ更新は即時~3ヵ月以内
まとめての更新は新バージョンのリリース時に

Pioneer|日刊カーセンサー
4月14日(土)に新東名の御殿場~三ヶ日間が開通しました。そこで気になるのがカーナビの地図データ更新タイミング。せっかくカーナビがついていても新しい道路や施設は最新のデータに更新されていないと表示&誘導してくれません。そこでパイオニア、アルパイン、富士通テンのカーナビ主要メーカー3社に、新東名開通後の地図データ更新タイミングについて聞いてみました。

今回、新東名開通にいち早く対応していたのがパイオニア(写真)。直近の更新から新たに加わったデータのみを付け加えてゆくいわゆる「差分データ更新」を、新東名開通時に合わせて行ったとのこと。ただし今回の対応は、新東名開通に合わせ特別に行ったもので、今後必ずしも新しい道路開通時にデータ更新を行うとは限らないとのことです。

またイクリプスのブランド名で展開する富士通テンは、即時ではありませんでしたが、開通した翌日の15日に差分データを更新。アルパインは2012年度版データ(夏~秋ごろに発売予定)で反映させる予定だそうです。

一般的にカーナビ各社は半年~1年というサイクルで定期的に地図更新を行っています。差分データ更新がない、または差分データ更新ができないタイプのカーナビを装着している方は、定期的に更新されるバージョンアップ情報を確認してください。

走りやすく快適、そして新発想のサービスエリア・パーキングエリア「NEOPASA」のオープンなど、なにかと話題の新東名。このルートを使ったドライブを楽しむためにも愛車に装着しているカーナビの地図データ更新情報をぜひチェックしてみてください。

Text/カーセンサー編集部