トヨタ エスティマハイブリッド 【マイナーチェンジ】
2009/03/18
内外装に新意匠のデザインを採用
待望の本革シートが奢られたレザーパッケージが追加
PERFORMANCE
バンパー、グリルなどを新意匠のデザインに変更
現行エスティマより5カ月遅れてフルモデルチェンジしたハイブリッドもマイナーチェンジは同時に行われた。今回は内外装の変更を中心に装備類が充実されている。DRIVING
俊敏と言える加速性能や静粛性の高さは健在
パワーユニットの基本スペックに変更はない。ほぼ2トンのボディを楽々と引っ張る加速性能やクルージング時の圧倒的な静粛性は健在。ライバル不在が寂しい。SPACE
待望のレザーパッケージをGグレードに新設定
前から要望が高かったという本革シートはGグレードに“レザーパッケージ”という形で設定された。7人乗りのみで、パワーバックドアなども同時に装着される。OWNERSHIP
「実は凄いお金持ち」に見える、こういう高級車の選択はアリ
試乗車の車両価格は506万円。この値段を出せばちょっとした輸入車も購入できる。しかし乗る人すべてが満足し低燃費でフル装備。この選択は十分アリでしょう。SPECIFICATIONS
グレード | Gレザーパッケージ |
駆動方式 | 4WD |
トランスミッション | CVT |
全長×全幅×全高(mm) | 4800×1820×1760 |
ホイールベース(mm) | 2950 |
車両重量(kg) | 1990 |
乗車定員 | 7人 |
エンジン種類 | 直4DOHC+モーター |
総排気量(cc) | 2362 |
最高出力 | 110kW(150ps)/6000rpm |
最大トルク | 190N・m(19.4kg-m)/4000rpm |
車両本体価格 | 506.0万円 |
RATING
EQUIPMENT(装備)
Gグレードなら最新鋭のG-BOOK mX Proに対応するHDDナビやリアだけでなく、フロント&サイドのカメラも標準装備する。
SAFETY(安全性)
VSCなどをトータルに制御する先進のVDIMを標準装備。レーダークルーズがオプション以外はほぼフル装備の内容。
ECO(環境性能)
いち早くJC08モードにも対応。平成17年基準排出ガス規制は75%低減レベル。平成22年度燃費基準も+25%達成している。
MILEAGE(燃費)
10・15モード燃費は20.0km/L。高速を約120km含めた全300kmの実走燃費は14.8km/L。同クラスの約2倍の数値と優秀。
VALUE(バリュー)
価格は正直高くなるが、ミニバンのハイブリッドカーは新車ではこれだけ。装備を考えるとGグレードは欲しいところだ。
総合評価
22
トヨタ エスティマハイブリッド 【マイナーチェンジ】/試乗レポート
あわせて読みたい
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(後編)
- 西川淳の「SUV嫌いに効くクスリをください」 ランボルギーニ ウルスの巻
- 先代BMW 3シリーズ(F30型)を買うなら、総額150万円以下が狙い目だ!
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(前編)
- 【試乗】メルセデス・ベンツ 新型Sクラス│”新時代の車”を堪能できるラグジュアリーセダンの最高峰!
- VIP=セダンの時代は終わった!? ラージサイズミニバンの2列4人乗り仕様で、極上の贅沢を味わおう
- 【試乗】新型 フォルクスワーゲン T-Cross│「TさいSUV」はハッチバックよりもどこが欲張りか? 実際に乗って考えた
- 今はもう中古車でしか味わえない高純度FR、国産を代表するミドルセダンのレクサス GS【Back to Sedan】
- 【試乗】新型 アウディ A4 アバント│実用性の高いアバントボディがクアトロらしい俊敏な走りとマッチし、絶妙にバランスがとれた逸品