日産、ル・マンでさらなる進歩
カテゴリー: 日産のニュース
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2015/06/15
ル・マン24時間レースは3回の予選セッションを終え、3台のNissan GT-R LM NISMOはLM P1クラスで12、13、14番のポジションを得ました。#22 GT-R LM NISMOは、ハリー・ティンクネル(英)がアタックし、12番手、続いて僅差で、ヤン・マーデンボロー(英)がドライブする#23 GT-R LM NISMOが13番手につけました。
3台は予選セッションで、合わせて2000キロ以上の距離を走行し、貴重なデータの収集を行うとともに、ラップごとに向上をみせました。
「走行を重ねる度に良くなっています。途中レッドフラッグが出たり、スローゾーンがあったり、天気もよく変わるめまぐるしいセッションでしたが、セッションごとにマシンが速くなっているのを感じます。今日はドライでたくさんの周回数をこなせましたが、これは我々にとって大きく味方したことでしょう。ル・マンに向けてチューニングすると同時に、マシンを進化させることを忘れてはいけません。3台が無事に予選を終え、多くのデータを得られたことに満足しています」と日産LM P1チーム代表であり、テクニカルディレクターのベン・ボウルビーはコメントしています。
ハリー・ティンクネルは、夜間のファイナルセッションでベストラップを刻んでいましたが、イエローフラッグのために車速を落とさざるを得ませんでした。ティンクネルは、昨日まであった多くのトラブルは解決したと喜んでいます。
「今日は、昨日より良いと思います」とティンクネル。「5秒くらい速くなったと思います。僕たちがやってきたことは正しかったことがわかりました。メカニックたちの働きは素晴らしく、普段は1時間もかかるようなクラッチ交換を30分以内終えました。日産勢の中で一番速いタイムを出せたのは僕にとって最高なことですし、ファイナルセッションで速さを示せたことからも、僕たちは正しい方向を向いて進んでいます。まだ道のりは長いですが、進歩していることが嬉しいです」と1日を振り返りました。
チームは、走行セッションのない明日1日を使って決勝レースへ向けての準備を行います。2015年のル・マン24時間レースは、6月13日土曜日15時(日本時間22時)のスタートをむかえます。
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