日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は18日、同社が女性活躍推進に優れた上場企業「なでしこ銘柄」に選定されたと発表しました。なでしこ銘柄は、経済産業省が東京証券取引所と共同で、2012年度より選定、発表しているもので、同社の選定は同選定の開始以来3年連続となります。

なでしこ銘柄



東京証券取引所は、日産をなでしこ銘柄に選定した理由として、以下の同社の取り組みを挙げました。

「日産自動車は、女性活躍推進を経営戦略の一環として取り組んでおり、「女性のキャリア開発支援」、「業務プロセスに女性の視点を反映」という2つを活動の柱としています。
女性のキャリア促進の面では、女性従業員を対象としたキャリア開発会議や能力開発のための研修機会を提供する他、役員候補となる女性管理職については、外部研修や役員ワークショップを通じて、グローバルで育成しています。その結果、2014年4月での国内の部長級以上の女性比率は5%、女性管理職比率は7%、グローバルでは11%にまで上昇しました。また、仕事と家庭の両立サポートも行っています。全間接従業員のワークとライフの質の向上を目的に、2014年1月から在宅勤務の利用上限を月5日(40H)にまで拡充しました。2013年度は約2400人が同制度を利用しました。」
<東京証券取引所・経済産業省の主な評価ポイントを要約>

日産は、多様性(ダイバーシティ)を会社の強みと捉えて積極的に推進しています。自動車購入の意思決定の6割以上に女性が主体的に関与していることから、女性の視点・ニーズを取り入れた製品やサービスの開発が不可欠です。当社は多様化する市場のニーズに応えるため、今後もプロジェクトや組織のリーダーを担う女性が活躍できるような環境の整備に積極的に取り組んでいきます。

<関連URL>
東京証券取引所ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150318003/20150318003.html
日産のダイバーシティサイト
http://www.nissan-global.com/JP/COMPANY/DIVERSITY

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