日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、東日本大震災の復興支援として、福島県双葉郡の8つの町村に対し、多目的小型商用車「NV200 バネット」を1台ずつ、合計で8台寄贈しました。本日、広野町役場において贈呈式を行いました。

NV200 バネット



「NV200 バネット」は、室内の広さと多用途性を兼ね備えた多目的小型商用車として、世界40か国以上で販売しています。世界各地で数々の賞を獲得するなど高く評価され、多くのお客さまにご愛顧いただいています。今回寄贈したモデルは、5人乗りワゴンタイプの5ナンバー車(グレード:16X-2R)です。なお、このたびの車両寄贈に際し、アルパイン株式会社(本社:福島県いわき市)様より、カーナビゲーション一式を8台分、無償にてご提供いただきました。

震災後、双葉郡の各町村の行政機能は県内外の各地に分散し、広範囲にわたり住民サービスを届けるため、長距離の移動を余儀なくされています。本日寄贈した車両は、各自治体の支所間の連絡など、日々の業務に活用されます。

日産自動車で社会貢献活動を担当するCSR部 部長の井狩 倫子は、「当社はこれまで、東日本大震災の被災地の一日も早い復興を願い、従業員とともに支援活動を続けてまいりました。当社いわき工場に近い双葉郡の8町村では、現在も多くの住民の方々が避難され、日常生活上のさまざまなご不便に直面されていると伺いました。本日お届けした車両が、地域の皆さまのお役に立つことを心から願っています。日産自動車はこれからも復興支援に力を注いでまいります。」と述べました。