買ってはいけないミニバンとは? 存在する? 失敗・後悔しない選び方とオススメ車種、購入時の注意点を解説!
カテゴリー: 特選車
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2025/02/23

「買ってはいけないミニバン」を考察。ミニバン選びのコツも紹介
広大な室内に多人数が乗車できるミニバン。ファミリーカーの定番と言っても過言でないが、ネットではネガティブな意見も。中には「買ってはいけないミニバン」という気になるフレーズも目にする。
そこで、今回はミニバン選びの不安を払拭するため、「買ってはいけないミニバン」について検証・考察。併せて失敗しない選び方やオススメの車種を紹介する。
目次
- 買ってはいけないミニバンとは? 存在する?
- 世間で言われる「買ってはいけない理由」は本当?
- 失敗・後悔しないミニバンの選び方
- 【コンパクトミニバンのオススメ2選】
- 1.トヨタ シエンタ(3代目・現行型)
- 2.ホンダ フリード(3代目・現行型)
- 【ミドルサイズミニバンのオススメ6選】
- 1.トヨタ ノア(4代目・現行型)
- 2.トヨタ ヴォクシー(4代目・現行型)
- 3.日産 セレナ(6代目・現行型)
- 4.ホンダ ステップワゴン(6代目・現行型)
- 5.フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン(2代目・現行型)
- 6.シトロエン ベルランゴロング(初代・現行型)
- 【ラージサイズミニバンのオススメ6選】
- 1.トヨタ アルファード(4代目・現行型)
- 2.トヨタ ヴェルファイア(3代目・現行型)
- 3.日産 エルグランド(3代目・現行型)
- 4.ホンダ オデッセイ(5代目・現行型)
- 5.三菱 デリカD:5(初代・現行型)
- 6.メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目・現行型)
- 【最新】ミニバン人気ランキングTOP20
- ミニバンを中古車で買う際のポイント・注意点
- ミニバンに関するよくある質問
買ってはいけないミニバンとは? 存在する?
結論から言うと「買ってはいけないミニバン」は存在しない。最近のミニバンは走行性能が高く、運転支援装備も充実している。逆に年式が古い車種でも広々とした室内といった魅力は変わらないし、きちんとメンテナンスされていれば元気よく走行してくれる。
ただ、自分の暮らしや用途と合わないミニバンを選んだことで「失敗した」と後悔する事例は存在する。ミニバンでは次のようなミスマッチがよく聞かれるが、「買ってはいけない」と言うのは極論だろう。
多人数乗車ができるミニバンは、子育て世帯に人気がある。実際、小さな子供でも乗り降りがしやすく、ドライブも快適となるが、すべての子育て世帯に最適というわけではない。ミニバンに限らず、車選びでは自分のライフスタイルやニーズに合っていることが重要だ。
例えば「普段は3名乗車で燃費性能を重視したい」ならコンパクトカーで十分だし、「荷物を載せるがスポーティな走りも楽しみたい」ならSUVの方が向いている。一方で、5名以上が乗る可能性があったり、室内の広さを優先したかったりする人にとっては、ミニバンは有力な選択肢となるはずだ。

ミドルサイズミニバンは後席の居心地がよく、快適装備も充実。ミニバンの王道的な車種が多く、ファミリーカーに向いている。しかし、最近の車種は大型化が進んでおり、運転に不慣れな人だと乗りにくさを感じることも。
特に自宅周辺の道が狭いとすれ違いしづらいし、駐車にも苦労するかもしれない。「自分は乗りやすいと思ったが、パートナーが運転したがらない」というのも“ミニバンあるある”だ。「室内は広い方が良いが、取り回しのしやすさも大切」というならコンパクトミニバンの方がオススメだ。

ラージサイズミニバンは装備が豪華で、乗り心地も最上級だ。それゆえに高額でも検討する人は多いし、「家族を喜ばせたい」と購入を決める人も少なくない。ただ、購入費用は折り込み済みでも「ランニングコストの高さを見逃して後悔した」というのもよく聞く話だ。
ボディが大きいため、燃費性能は悪化しやすく、自動車重量税も高め。メンテナンス費用や自動車保険料も相応の額となる。室内の広さが最優先ならラージサイズミニバンは間違いのない選択だが、憧れだけで現実に即していないなら赤信号。コンパクトあるいはミドルサイズのミニバンを選ぶのが無難だろう。

世間で言われる「買ってはいけない理由」は本当?
買ってはいけないミニバンは「存在しない」と断言したが、それでも不安を感じている人がいるかもしれない。というわけで、世間で「買ってはいけない」とされるミニバンを例に挙げ、その説が本当かどうか検証していこう。
・年式が古すぎるミニバン
・先進安全装備が付いていないミニバン
・リセールバリューが低いミニバン
年式が古すぎると買ってはいけない理由としては「装備の不足」と「故障しやすいこと」が挙げられる。最近のミニバンは装備が豊富だが、年式が古いとシートの使い勝手が悪かったり、スライドアを採用していなかったりすることも。さらに、新しいより古い方がトラブルの可能性が高いのも事実だ。
ただ、ミニバンの利点である広さは古さで左右されるものではないし、きちんとメンテナンスされていれば故障も起こりにくいだろう。大半の人にとって古い車種は積極的に選ぶものではないが、「買ってはいけないミニバン」と言うのは適切ではない。

ミニバンはファミリーユースが多くため、先進安全装備は優先順位が高くなりやすい。それどころか絶対条件に挙げる人も多いだろう。確かに先進安全装備が付いていることは買う理由として非の打ちどころがないが、「買ってはいけない」理由には当てはまらない。
先進安全装備が付いていなくても素晴らしいミニバンはいくつもあるし、他の条件を優先したい人もいる。例えば、室内の広さと購入費用を抑えたい場合、最新の先進安全装備を搭載したコンパクトカーより、先進安全装備が付いていないラージサイズミニバンの方がニーズに適しているはずだ。

一部では「リセールバリューが低いミニバンは避けるべき」という意見もあった。買った車が高く売れるなら経済的だし、車の乗り替えもしやすくなる。リセールバリューの高さは、購入の決め手になり得るだろう。
しかし、リセールバリューが低いことは「買っていけない」とはならない。売却価格が安い車は、必然的に販売価格も安いもの。新車で買う人は気になるだろうが、中古車で買うならそもそも「めちゃくちゃ損」というわけでもないのだ。

失敗・後悔しないミニバンの選び方
ミニバンを選ぶ際は、まず自分のライフスタイルから車に求めるニーズを考える。次に具体的な条件を洗い出していくが、中でも重要なのが次の4つ。これらに注目することで、「こんなはずではなかった!」という失敗・後悔は防げるはずだ。
3列シートを備えるミニバンだが、乗車人数は6~8名と車種によって異なる。これはボディサイズだけでなく、シートの違いによって変化するため、多ければ良いわけではない。むしろ乗車人数が少ない仕様の方が余裕を持って座れるケースが多い。
だからこそ、乗車人数は必要最低限としよう。荷物を積むことやチャイルド・ジュニアシートの使用も考えて、普段の乗車人数+1くらいで検討するのがベター。他に乗る人がいないかも、きちんと考慮しておきたい。

ボディサイズは、ミニバンの使い勝手を左右する。ボディが大きいと室内が広くて、搭載するエンジンやモーターもパワフル。余裕を持って走行でき、快適性と安全性が高くなる。一方で、取り回しにくく、維持費も燃料費も高くなりやすい。
逆に小さいと小回りが利いて運転しやすく、低燃費で維持費も控えめ。ただ、荷物を積める量が限られ、3列目シートがどうしても手狭となる。総合的な使い勝手を踏まえて、過不足ないボディサイズを見極めることが大切だ。

ミニバンはシートの仕様が多彩だ。2列目は席が独立したキャプテンシートと、席がつながったベンチシートに大別される。前者は乗り心地がよくて装備も充実しやすい。後者は3名が座ることができ、前倒しに格納できるため、荷室を拡大しやすい。
3列目は2名掛けと3名掛けがあり、格納方式は跳ね上げ式と床下収納式を採用する車種が多い。跳ね上げ式は使い勝手に優れ、床下収納式は積載性で有利だ。シートの仕様で居住性と積載性だけでなく、可能なシートアレンジも変わってくるので、自分の使い方に合っているかチェックしよう。

ミニバン選びにおいて装備は大きなポイントだ。電動スライドドアやオットマン、パーソナルテーブル、USB充電ソケットなど自分が求める快適装備が付いているか確認すること。ドリンクホルダーや収納などが使いやすい位置にあるか、物を取りやすい形状や大きさかも調べたい。
安全性にこだわるなら、先進安全装備にも注目したい。装備の有無だけでなく、詳細な内容も確かめたい。車種やグレード、中古車なら年式によってセンサーの検知範囲や搭載する機能が異なるからだ。

コンパクトミニバンのオススメ2選
ここからは「間違いなし」のミニバンをオススメ。まずはコンパクトミニバンから、大人気の2車種を紹介する。
1.トヨタ シエンタ(3代目・現行型)

5ナンバーサイズのコンパクトミニバンであるシエンタ。現行型である3代目はオシャレなデザインが魅力だ。そのデザインテーマは「シカクマル」。全体のシルエットはもちろん、内装のドアポケット、メーター、シフトなども「シカクマル」で統一されている。
後席の居住空間に余裕があることも長所だ。フロントシート~セカンドシート間の距離は1000mmも確保されている。7人乗り仕様のサードシートは大人がぎりぎり座れるサイズだが、そもそも5ナンバーで3列シートを実現しているところがすごい! また、2列目と3列目をたたむと広大な荷室が登場。3人家族なら無理なくキャンプ道具を積め込めるだろう。
パワーユニットは1.5L ガソリンエンジンと、同排気量エンジン+モーターのハイブリッド。4WD車はハイブリッドのみの設定となる。どのパワーユニット、どのグレードにも2列5人乗りと3列7人乗りが設定されているのはシエンタの美点だろう。

カーセンサー掲載台数は約750台で、そのうち約480台が7人乗りだ(2025年2月9日現在)。グレード別では最上級のZが最多。パワートレイン別に見るとハイブリッド車が全物件の6割以上を占めている。家族構成や用途に応じた仕様を選べば良いだろう。
車両平均価格は約280万円前後。ガソリン車なら総額190万円前後、ハイブリッド車なら総額230万円前後から狙える。
【3代目シエンタの注目データ】
ボディサイズ:全長4260mm×全幅1695mm×全高1695~1715mm
室内寸法:室内長2030~2545mm×室内幅1530mm×室内高1300mm
燃費(WLTCモード):18.0~28.8km/L
乗車定員:4~7名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1490cc
エンジン最高出力:91~120ps
エンジン最大トルク:120~145N・m
モーター最高出力:前80ps/後3ps
モーター最大トルク:前141N・m/後44N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:195万~323.5万円
中古車の車両価格帯:149万~390万円
※データは福祉車両も含む(以下略)
2.ホンダ フリード(3代目・現行型)

シエンタと並ぶコンパクトミニバンの雄がフリード。現行型となる3代目は「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した実力派だ。3代目シエンタよりも背が高く、その分室内高にも余裕がある。それでいて独自の低床化技術によって、走りはシャープだ。
ラインナップは通常の「エアー」と、SUV風の「クロスター」に大別。前者はシンプルなデザインなのに対し、後者はバンパーの開口部を大きくし、オーバーフェンダーを付けたたくましいスタイルとなっている。乗車定員のバリエーションも豊富だ。2列目がキャプテンシートの6人乗りに加えて、エアーにはベンチシートの7人乗りを設定。クロスターは2列5人乗りが基本で、2025年2月には3列6人乗りが追加されている。
後席の座り心地やウォークスルーを重視するなら6人乗り仕様だが、積載性を優先するなら2列目を折りたたんでフラットにできる5・7人乗り仕様がオススメだ。なお、パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンと、先進的なハイブリッドである「e:HEV」の2種類が用意されている。

カーセンサー掲載台数は約540台。ガソリン車が約7割を占めており、ハイブリッド車は今のところ3割程度を占める。グレード別ではエアー系が最多で、クロスター系は約140台だ。
車両平均価格は約270万円。ガソリン車なら総額240万円前後から、ハイブリッド車なら総額280万円前後から狙える。
【3代目フリードの注目データ】
ボディサイズ:全長4310mm×全幅1695~1720mm×全高1755~1780mm
室内寸法:室内長1935~2645mm×室内幅1470mm×室内高1190~1280mm
燃費(WLTCモード):14.4~26.0km/L
乗車定員:4~7名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1496cc
エンジン最高出力:106~118ps
エンジン最大トルク:127~142N・m
モーター最高出力:123ps
モーター最大トルク:253N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:250.8万~360.3万円
中古車の車両価格帯:219.8万~403.2万円
ミドルサイズミニバンのオススメ6選
次にミドルサイズミニバン6車種をセレクト。国産の現行型4車種に加えて、一味違った個性をもつ輸入ミニバンも選出した。
1.トヨタ ノア(4代目・現行型)

ミドルサイズミニバンの王道を行くノア。使い勝手から走り、燃費性能まで隙のない作りは、まさにミニバン界の万能選手と言っていい。現行型となる4代目は5ナンバー枠にとらわれないボディサイズで、室内にも余裕がもたらされている。
2列目にはキャプテンシートの7人乗りとベンチシートの8人乗りを用意。シートアレンジの豊富さは言うに及ばず、使い勝手も考え尽くされている。例えば、乗り降りがしやすくなるロングアシストグリップを標準装備、スライドドアの開閉に合わせて出てくるユニバーサルサイドステップをオプション設定するなど、利便性が高い。
パワーユニットは2種類。2Lガソリンエンジンと、1.8Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドが設定され、いずれにも4WDがラインナップされている。

カーセンサー掲載台数は約870台で、その半数以上をハイブリッド車が占める。標準スタイルとエアロスタイルの割合はほぼ半々。年式別で見るとデビュー年から直近まで満遍なく分布しているため、幅広い価格帯となっており、予算に応じた物件を選びやすい。
車両平均価格は約390万円。ガソリン車なら総額270万円前後、ハイブリッド車なら総額310万円前後から探すことができる。
【4代目ノアの注目データ】
ボディサイズ:全長4695mm×全幅1730mm×全高1895~1925mm
室内寸法:室内長2805mm×室内幅1470mm×室内高1405mm
燃費(WLTCモード):14.1~23.6km/L
乗車定員:6~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
エンジン最高出力:98~170ps
エンジン最大トルク:142~202N・m
モーター最高出力:前95ps/後41ps
モーター最大トルク:前185N・m /後84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:267万~389万円
中古車の車両価格帯:246万~569万円
2.トヨタ ヴォクシー(4代目・現行型)

ヴォクシーはノアの“兄弟車”。その関係性は現行型となる4代目でも同様でも、プラットフォームなどは共通だ。主な違いは外観と内装。ヴォクシーはエアロスタイルのみで、フロントマスクは大開口でにらみのきいたデザインとなっている。
2列目がキャプテンシートとなる7人乗りの他、「S-G」グレードにはベンチシートの8人乗りもラインナップ。当然パワーユニットも2Lガソリンエンジンと1.8Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドと、ノア同じ構成だ。
なお、ノアでの廉価グレード「X」に相当するグレードはヴォクシーにない。一方で、装備が同程度のグレードでノアと新車価格を比較すると、若干高くなっている。

カーセンサー掲載台数は約1920台と豊富。ガソリン車とハイブリッド車の比率はだいたい半々となっている。乗車定員別で見ると、7人乗りが約1900台とほとんどだ。
車両平均価格は約400万円と4代目ノアよりやや高め。ただ、年式も満遍なく分布しているため、価格帯は幅が広い。ガソリン車なら総額300万円前後、ハイブリッド車なら総額340万円前後から見つけることができる。
【4代目ヴォクシーの注目データ】
ボディサイズ:全長4695mm×全幅1730mm×全高1895~1925mm
室内寸法:室内長2805mm×室内幅1470mm×室内高1405mm
燃費(WLTCモード):14.1~23.0km/L
乗車定員:7~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1797~1986cc
エンジン最高出力:98~170ps
エンジン最大トルク:142~202N・m
モーター最高出力:前95ps/後41ps
モーター最大トルク:前185N・m/後84N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:309万~396万円
中古車の車両価格帯:268万~574万円
3.日産 セレナ(6代目・現行型)

6代目セレナはコンパクトなボディながら、室内の広さはクラストップレベル。シートの作りは秀逸だ。8人乗りでは最大640mmロングスライドする他、横スライドもできる。1列目にも2列目にもセットできる「スマートマルチセンターシート」もユニーク。1列目にセットすれば2列目がウォークスルーとなり、2列目にセットすればアームレスト付きのベンチシートとして活用できる。
8人乗りはガソリン車やe-POWERの2WD車、キャプテンシートの7人乗りはe-POWERの4WD車と最上級グレードの「e-POWER ルキシオン」に設定。後者にはシート両側にアームレストも備わり、ゆったりとくつろげる。
運転支援システム「プロパイロット」が全車に標準装備されているのもトピック。「ルキシオン」にはハンズオフ機能付きの「プロパイロット2.0」も搭載されている。また、e-POWER車にはナビ経路に合わせて充放電量を調整する先進的な制御が採り入れられているのもポイントだ。

カーセンサー掲載台数は約1320台。パワーユニット別ではガソリン車とe-POWER車の比率は6:4となっている。エアロパーツを備えた「ハイウェイスター」系が全体の9割弱を占める一方、e-POWER ルキシオンは70台前後と希少だ。
車両平均価格は約365万円。ガソリン車なら総額280万円前後、e-POWER車なら総額330万円前後から狙える。
【6代目セレナの注目データ】
ボディサイズ:全長4690~4810mm×全幅1695~1725mm×全高1870~1895mm
室内寸法:室内長3135~3145mm×室内幅1545mm×室内高1400mm
燃費(WLTCモード):11.6~20.6km/L
乗車定員:7~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1433~1997cc
エンジン最高出力:98~150ps
エンジン最大トルク:123~200N・m
モーター最高出力:前163ps /後82ps
モーター最大トルク:前315N・m /後195N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯: 271.9万~503.6万円
中古車の車両価格帯:198万~560万円
4.ホンダ ステップワゴン(6代目・現行型)

6代目ステップワゴンは現行ミドルサイズミニバンの中で最も全幅が広い。これによって室内の広さを確保しながら、走行時の安定感や静粛性も高められている。パワーユニットは1.5Lガソリンターボと、2Lガソリンエンジン+2モーターの「e:HEV」の2種類。ただ、後者には4WDが設定されていない点は注意が必要だ。
ラインナップはシンプルな標準仕様の「エアー」と、クロームメッキを多用して迫力がある「スパーダ」を設定。内装はキャラクターに合わせて、前者が明るい色味、後者はブラック基調を採用している。また、最上級グレードの「スパーダ プレミアムライン」ではスエード調シート表皮も備えている。
シートの使い勝手も優秀だ。2列目はロングスライド&横スライドが可能。グレードによってオットマンも装備し、座り心地がよい。3列目は床下格納式で、荷室を有効に使うことができる。

カーセンサー掲載台数は約540台で、6割強がe:HEV車。物件のほとんどが上級グレードに相当するスパーダ系だ。年式別に見ると、デビュー直後ではなく2024年式が充実している。
車両平均価格は約383万円。ガソリン車が総額280万円、e:HEV車が総額330万円前後から狙うことができる。
【6代目ステップワゴンの注目データ】
ボディサイズ:全長4800~4830mm×全幅1750mm×全高1840~1855mm
室内寸法:室内長2845mm×室内幅1525~1545mm×室内高1395~1425mm
燃費(WLTCモード):12.9~20.0km/L
乗車定員:7~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1496~1993cc
エンジン最高出力:145~150ps
エンジン最大トルク:175~203N・m
モーター最高出力:184ps
モーター最大トルク:315N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:299.9万~406.7万円
中古車の車両価格帯:268万~534.9万円
5.フォルクスワーゲン ゴルフトゥーラン(2代目・現行型)

ミドルサイズミニバンの隠れた名車といえば2代目ゴルフトゥーランだ。ボディ剛性が高く、しなやかな足回りでコーナリングもビシッと決まる。デビューからすでに9年経っているが、その実力はクラス上位と言っても過言ではない。
室内は広く、2列目は3座独立式で快適。3列目は狭めだが、クッション性のあるシートで座り心地がよい。積載性にも優れている。助手席と2列目3列目を前に倒せば、キャビンいっぱいのフラットな空間が誕生。長尺物を積載する際に便利だ。スライドドアこそ採用していないが、そこにさえ目を瞑れば優等生と言えるだろう。
搭載エンジンは当初1.4Lガソリンターボだけだったが、後に2Lディーゼルターボと1.5Lガソリンターボを追加。トランスミッションはツインクラッチ式DSGが組み合わされ、スポーティな走りを楽しめる。

カーセンサー掲載台数は約130台で、ガソリン車が7割強だ。グレード別ではガソリン車の上級グレード「TSIハイライン」が最多。年式別に見るとデビュー直後の2016年式がやや多くなっている。
車両平均価格は約249万円。走行距離5万km以内の物件がガソリン車なら総額140万円前後、ディーゼル車が総額250万円前後から見つけられる。逆に走行距離を気にしなければ、ガソリン車を総額110万円前後から狙うことが可能だ。
【2代目ゴルフトゥーランの注目データ】
ボディサイズ:全長4535~4540mm×全幅1830mm×全高1640~1670mm
室内寸法:メーカー非公表
燃費(WLTCモード):14.7~16.3km/L
乗車定員:7名
パワーユニット:ガソリンターボ/ディーゼルターボ
排気量:1394~1968cc
エンジン最高出力:150ps
エンジン最大トルク:250~340N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:284.7万~533.1万円
中古車の車両価格帯:95万~488万円
6.シトロエン ベルランゴロング(初代・現行型)

スライドドアの3列シート・ミニバンといえば国産車のイメージが強いが、フランス車にも見逃せないモデルがある。商用バンのベルランゴをベースに、ボディを延長して3列シート化した「ベルランゴロング」だ。
巧みなデザインゆえコンパクトに見えるが、ボディサイズはミドルサイズミニバンの中では大きめ。もっとも、スクエアなボディ形状や高めのアイポイントなどによって車両感覚はつかみやすくなっている。元が商用車だけに車内空間は広大。3列目はスライドできるだけでなく、取り外すこともできる。荷室も大容量で、最大2693Lを確保。遊びのギアを満載して出かけたい人にはピッタリだ。
搭載される1.5Lディーゼルターボはトルクフルで、重い荷物を載せても余裕がある。先進運転支援機能も充実しているが、装備内容は国産ミニバンに比べてシンプル。「電動〇〇」といった装備がほとんどないことは知っておきたい。

カーセンサー掲載台数は約30台と少なめ。グレード別に見ると、2023年1月から同年12月まで設定されていた「シャイン」系と以降の「マックス」系の物件数が同程度となっている。
車両平均価格は約410万円。総額360万円から狙えるが、物件の多くが総額400万円台前半となっている。新しめの年式、走行距離少なめの物件がほとんど。走行距離3万km未満でも、新車価格より50万円以上安い総額400万円前後で狙える物件がある。
【初代ベルランゴロングの注目データ】
ボディサイズ:全長4770mm×全幅1850mm×全高1850~1870mm
室内寸法:メーカー非公表
燃費(WLTCモード):18.1km/L
乗車定員:7名
パワーユニット:ディーゼルターボ
排気量:1498cc
エンジン最高出力:130ps
エンジン最大トルク:300N・m
駆動方式:FF
新車の車両価格帯:443.3万~457万円
中古車の車両価格帯:329.8万~449万円
ラージサイズミニバンのオススメ6選
オススメ車種に最後は、ラージサイズミニバン。車格にふさわしいラグジュアリーなミニバンだが、中古車ならオトクに車種もあるので要チェックだ!
1.トヨタ アルファード(4代目・現行型)

憧れのミニバンといえば、真っ先に思い浮かぶのがアルファードだろう。現行型となる4代目は大型のグリル部分がオーバーハングしたフロントマスクは迫力満点。スライドドア部分で切り替えされるウエストラインも特徴的だ。ミニバンとしてだけでなく、高級サルーンとしての最高峰にふさわしいルックスと言える。
大きなボディサイズを生かした室内はもちろん広大。ドアと連動して出てくる左右両側のユニバーサルステップを備え、一部グレードでは後席にも左右独立式のエアコン吹き出し口を設けるなど、使い勝手も一切の抜かりがない。
当初のグレード構成は「Z」と「エグゼクティブラウンジ」のみ。搭載するパワーユニットは2.5Lガソリンエンジンとハイブリッド、キャプテンシートの7人乗りのみだった。しかし、後に福祉車両の「G」やベンチシートの8人乗りである「X」、6人乗りのプラグインハイブリッド車、さらに4名乗りの特別架装車「スペーシャスラウンジ」が追加されている。

カーセンサー掲載台数は540台。ガソリン車がやや多い程度で、ハイブリッド車との比率はほぼ半々だ。グレードではZが約450台と最多。一方で、2025年1月に設定されたプラグインハイブリッド車やスペーシャスラウンジはまだ掲載されていない。
車両平均価格は約825万円。物件の大半を占めるZが総額680万円前後から狙え、エグゼクティブラウンジは総額910万円前後から見つけることができる。
【4代目アルファードの注目データ】
ボディサイズ:全長4995mm×全幅1850mm×全高1935~1945mm
室内寸法: 室内長3005mm×室内幅1660mm×室内高1360mm
燃費(WLTCモード):10.3~18.9km/L
乗車定員:4~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:2487~2493cc
エンジン最高出力:177~190ps
エンジン最大トルク:219~236N・m
モーター最高出力:前182ps/後54ps
モーター最大トルク:前270N・m/後121N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:510万~1480万円
中古車の車両価格帯:658万~1650万円
2.トヨタ ヴェルファイア(3代目・現行型)

ヴェルファイアは言わずと知れたアルファードの兄弟車。しかし外観だけでなく、設計にも歴然とした違いがある。大ざっぱな言い方をすると、アルファードが高級路線なのに対して、ヴェルファイアはスポーティ路線だ。
搭載されるエンジンはヴェルファイア専用の2.4Lガソリンターボ。瞬発力のある動力性能に合わせて、ボディに剛性強化部品をプラスしているなど、細かなチューニングが異なっている。室内は共通だが、走りは別ものと言っていい。
グレード構成は「Zプレミア」と「エグゼクティブラウンジ」の2本立て。2025年1月にプラグインハイブリッド車は追加されたが、Xやスペーシャスラウンジは2025年2月9日時点では設定されていない。

カーセンサー掲載台数は約260台で、そのうち約220台がハイブリッド車だ。グレード別に見るとZプレミアが約240台と9割強を占める。
車両平均価格は約875万円で、Zプレミアなら総額760万円前後から狙える。一方、エグゼクティブラウンジなら総額900万円の物件が数台ある程度、多くが総額1000万円オーバー。高価だが、新車だと人気相応の納車待ちとなっているので、早めに乗りたいなら中古車での購入を検討するのもアリだろう。
【3代目ヴェルファイアの注目データ】
ボディサイズ:全長4995mm×全幅1850mm×全高1945mm
室内寸法: 室内長3005mm×室内幅1660mm×室内高1360mm
燃費(WLTCモード):10.2~17.7km/L
乗車定員:6~7名
パワーユニット:ガソリンターボ/ハイブリッド/プラグインハイブリッド
排気量:2393~~2493cc
エンジン最高出力:177~279ps
エンジン最大トルク:219~430N・m
モーター最高出力:前182ps/後54ps
モーター最大トルク:前270N・m/後121N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:655万~1085万円
中古車の車両価格帯:743万~1333万円
3.日産 エルグランド(3代目・現行型)

ラージサイズのミニバンといえば、エルグランドも見逃せない。登場から14年以上経過している現行型の3代目だが、まだまだ魅力たっぷり。エルグランドの特徴は何といっても、低く構えたスタイリッシュなフォルム。低床低重心のパッケージングによって、走行安定性に優れている。また、遮音材や制振材が最適配置されており、快適なドライブを堪能できる。
それでいて車内空間は十分に広くて豪華。2列目はベンチシートとキャプテンシートが採用されており、後者にはオットマンも備わる。3列目は床下格納式で積載性を確保するなど、使い勝手も優秀だ。
2.5Lガソリンエンジンの他、ワイルドな3.5Lガソリンエンジンをラインナップしているのも、現行のミニバンとしてはユニークなところ。駆動方式では当然4WDも設定されており、オンロード&雪道などの走破性能に優れた「オールモード4×4」が採用されている。

カーセンサー掲載台数は約1060台。パワートレイン別では2.5Lガソリンエンジン車が多く、3.5L車は210台ほどとなっている。2014年1月と2020年10月のマイナーチェンジでフロントマスクなどが大きく変更されているのもポイント。この時期を境に前期、中期、後期となるので、中古車を選ぶ際は覚えておくと良いだろう。
車両平均価格は約154万円。走行距離5万km以内の物件が前期型なら総額110万円前後、中期型なら総額190万円前後、後期型なら総額320万円前後から狙える。
【3代目エルグランドの注目データ】
ボディサイズ:全長4915~5020mm×全幅1850mm×全高1805~1815mm
室内寸法:室内長2905~3025mm×室内幅1580mm×室内高1275~1300mm
燃費(WLTCモード):8.4~10.0km/L
乗車定員:4~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン
排気量:2488~3498cc
エンジン最高出力:170~300ps
エンジン最大トルク:245~361N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:307.7万~837.9万円
中古車の車両価格帯:31万~469万円
4.ホンダ オデッセイ(5代目・現行型)

オデッセイはこれまで、ちょっと変わった運命をたどってきた。現行型となる5代目はスライド式リアドアや背の高いキャビンなど、それまでのオデッセイとは設計が大きく異なる。しかし、超低床プラットフォームを採用することで、重心も低く抑え、走行安定性を向上。魅力であった走りの実力は健在だ。
もちろん居住性も優れている。シートレイアウトは「2-2-3」の7人乗りと「2-3-3」の8人乗りを採用。2列目のキャプテンシートには中折れ機構やオットマンなど豪華な装備が用意されている。
当初のパワーユニットは2.4Lガソリンエンジン。2016年2月に「スポーツハイブリッドi-MMD」を採用したハイブリッドモデルが追加されている。さらに、2020年10月にはフロントマスクをガラッと変えるビッグマイナーチェンジが実施されている。2022年9月にいったん販売終了されたが、2023年12月にはハイブリッドを最新の「e:HEV」に入れ替えて復活している。

カーセンサー掲載台数は約1200台で、その6割強がガソリン車だ。5代目オデッセイには標準仕様とスポーツ仕様の「アブソルート」があるが、掲載されているのはほとんどがアブソルート。また、物件の8割以上が復活前のモデルとなっている。
車両平均価格は約182万円。走行距離5万km以内の物件がガソリン車なら総額110万円前後、ハイブリッド車なら総額210万円前後が狙える。
【5代目オデッセイの注目データ】
ボディサイズ:全長4830~4860mm×全幅1800~1820mm×全高1685~1725mm
室内寸法:室内長2915~2935mm×室内幅1560~1625mm×室内高1285~1325mm
燃費(WLTCモード):11.6~20.2km/L
乗車定員:7~8名
パワーユニット:ガソリンエンジン/ハイブリッド
排気量:1993~2356cc
エンジン最高出力:145~190ps
エンジン最大トルク:175~237N・m
モーター最高出力:184ps
モーター最大トルク:315N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:249万~516.5万円
中古車の車両価格帯:30.7万~585.5万円
5.三菱 デリカD:5(初代・現行型)

初代デリカD:5は四半世紀近くにも及ぶ、実に長いモデルライフを誇る1台。SUVテイストのラージサイズミニバンという独特のキャラクターは他にない。
プラットフォームは初代アウトランダーと共通。FFベースでエンジンが横置きであること、ボックス型キャビンであることを生かして、室内は広々している。内装はアクティブに使うことが前提。高級路線のラージサイズミニバンと比べると質素だが、仕立ては機能的だ。
余裕ある地上クリアランスや、本格的な4WDシステムのおかげでオフロード性能もレベルが高い。アウトドアで遊びたいけど、家族も乗せたい、というニーズを満たしてくれる数少ない車でもある。

カーセンサー掲台数は約2300台。パワートレインは2.4Lと2Lのガソリンエンジンと、2.2Lのディーゼルターボが設定されているが、多いのはディーゼル車だ。また、2019年2月のマイナーチェンジで、前期型と後期型が分かれるので2019年1月以前の前期型にするか、中古車を選ぶ際は留意しておこう。
車両平均価格は約332万円。走行距離5万km以内の物件が前期型なら総額260万円前後、後期型なら総額340万円から狙うことが可能だ。
【初代デリカD:5の注目データ】
ボディサイズ:全長4730~4800mm×全幅1795mm×全高1825~1875mm
室内寸法:室内長2980mm×室内幅1505mm×室内高1310mm
乗車定員:7~8名
燃費(WLTCモード):12.6km/L
パワーユニット:ガソリンエンジン/ディーゼルターボ
排気量:1998~2359cc
エンジン最高出力:145~170ps
エンジン最大トルク:191~380N・m
駆動方式:FF/4WD
新車の車両価格帯:221.3万~473.3万円
中古車の車両価格帯:20万~699.9万円
6.メルセデス・ベンツ Vクラス(3代目・現行型)

現行型となる3代目Vクラスはトランスポーターとしての利便性とラグジュアリー性を兼ね備えたモデルだ。箱型のボディ形状でも、メルセデス・ベンツらしいシッカリとした走りを実現しているのは「さすが」の一言。ディーゼルターボエンジンの豊かなトルクと剛性の高いボディによって、高速走行も快適だ。
大きなキャビンには「2-2-3」のシートレイアウトを採用。シートは脱着可能で、2列目シートを反転させて対面仕様にしたり、2列目3列目を取り外してトランスポーター仕様にしたりと、室内をマルチに使うことができる。
ボディは全長4905mmとなる「標準」の他、245mm伸長した「ロング」、475mm伸長した「エクストラロング」の3種類も用意されているのも特徴。使用用途によって選べるのもうれしいところだ。また、2016年6月~2023年1月には、天井上が就寝スペースとなるポップアップルーフを備えた「マルコポーロ ホライゾン」もグレード設定されていたのも面白い。

カーセンサー掲載台数は約230台で、そのうち約140台が「ロング」となっている。パワートレインで見るとディーゼルターボ車がほとんどで、ガソリン車は数台ほどしか掲載されていない。年式別に見ると満遍なく分布しており、デビュー直後のものから直近まで予算に応じて選ぶことができる。
車両平均価格は約638万円。走行距離5万km以内の物件が、総額380万円前後でも見つけることができる。
【3代目Vクラスの注目データ】
ボディサイズ:全長4905~5385mm×全幅1928~1930mm×全高1880~1960mm
室内寸法:メーカー非公表
乗車定員:7名
燃費(WLTCモード):11.4~13.2km/L
パワーユニット:ガソリンターボ/ディーゼルターボ
排気量:1949~2142cc
エンジン最高出力:163~211ps
エンジン最大トルク:350~380N・m
駆動方式:FR
新車の車両価格帯:535万~1370万円
中古車の車両価格帯:225万~1980万円
【最新】ミニバン人気ランキングTOP20
ミニバンの人気車種TOP20を紹介する。直近1年のカーセンサー独自のデータを基にした最新中古車ランキングだ。ぜひ車選びのヒントとして参考にしてほしい。
順位 | メーカー | 車種 | 世代 |
---|---|---|---|
1位 | トヨタ | アルファード | 3代目 |
2位 | 日産 | セレナ | 5代目 |
3位 | ホンダ | フリード | 2代目 |
4位 | トヨタ | ヴォクシー | 3代目 |
5位 | 日産 | セレナ | 4代目 |
6位 | ホンダ | オデッセイ | 5代目・現行型 |
7位 | トヨタ | シエンタ | 2代目 |
8位 | 三菱 | デリカD:5 | 初代・現行型 |
9位 | トヨタ | ヴェルファイア | 2代目 |
10位 | ホンダ | ステップワゴン | 5代目 |
11位 | ホンダ | ステップワゴン | 4代目 |
12位 | 日産 | エルグランド | 3代目・現行型 |
13位 | トヨタ | ノア | 3代目 |
14位 | ホンダ | ステップワゴン | 6代目・現行型 |
15位 | トヨタ | ヴォクシー | 4代目・現行型 |
16位 | 日産 | セレナ | 6代目・現行型 |
17位 | トヨタ | プリウスα | 初代 |
18位 | トヨタ | ヴェルファイア | 初代 |
19位 | トヨタ | エスクァイア | 初代 |
20位 | トヨタ | シエンタ | 3代目・現行型 |
順位 | メーカー | 車種 | 世代 |
---|---|---|---|
1位 | トヨタ | アルファード | 3代目 |
2位 | 日産 | セレナ | 5代目 |
3位 | トヨタ | ヴォクシー | 3代目 |
4位 | トヨタ | ヴォクシー | 3代目 |
5位 | 日産 | セレナ | 4代目 |
6位 | ホンダ | オデッセイ | 5代目・現行型 |
7位 | トヨタ | シエンタ | 2代目 |
8位 | 三菱 | デリカD:5 | 初代・現行型 |
9位 | トヨタ | ヴェルファイア | 2代目 |
10位 | ホンダ | ステップワゴン | 5代目 |
11位 | ホンダ | ステップワゴン | 4代目 |
12位 | 日産 | エルグランド | 3代目・現行型 |
13位 | トヨタ | ノア | 3代目 |
14位 | ホンダ | ステップワゴン | 6代目・現行型 |
15位 | トヨタ | ヴォクシー | 4代目・現行型 |
16位 | 日産 | セレナ | 6代目・現行型 |
17位 | トヨタ | プリウスα | 初代 |
18位 | トヨタ | ヴェルファイア | 初代 |
19位 | トヨタ | エスクァイア | 初代 |
20位 | トヨタ | シエンタ | 3代目・現行型 |
ミニバンを中古車で買う際のポイント・注意点
ミニバンの中古車を買う際は、内外装のキズ・汚れ、走行中の違和感・異音、電装品の不具合などがないか確かめる。修復・メンテナンス歴、特に消耗品となるタイヤやバッテリー、ブレーキパッドなどの交換歴や消耗具合は、販売店に聞いておきたい。
スライドドアのチェックも忘れないように。引っ掛かりや、異音を感じたら要注意だ。シートにも注目したい。スライドやリクライニングはもちろん、きちんと格納できるかを調べる。ミニバンはファミリーユースする人が多いので、シートのヤレや汚れがないかも確かめておく。
また、保証の有無と範囲も確認しておこう。万が一の際も保証範囲内なら無料で修理できるので、手厚い保証が付帯されていれば安心できるはずだ。
【Q&A】ミニバンに関するよくある質問
A.ミニバン最大のメリットは室内の広さ。室内はスペース効率に優れ、セダンやSUVと比べて広々としている。ゆったりとくつろげるだけでなく、荷物もたっぷり積んだり、多人数で乗車できたりと、多様なシーンに対応できる。また、スライドドアやキャプテンシートなど快適装備が豊富なのも魅力だ。
対するデメリットはボディが大柄になりやすいこと。背が高くなりやすく、ほとんどの車種が一般的な機械式立体駐車場に止められない。また、箱型でスライドドアを搭載しているので、車重も重くなりがち。そのため、走行性能や燃費性能はセダンやハッチバックと比べると不利になりやすい。
A.ミニバンが向いているのは、やはりファミリー層だ。多人数乗車ができるので、親と子供、祖父母と家族全員で移動可能。フロア高が低く、スライドドアや補助グリップも備わっているので、乗降性にも優れている。また、荷物をたっぷりと積みたい趣味層にもオススメ。実際、ミニバンを利用するキャンパーやサーファーも珍しくない。
A.どちらが良いかは一概には言えない。ハイブリッド車は低燃費だが、車両本体価格が高く、相当な距離を走らないと元が取れない。静粛性も高いが、車体が重いので、スポーティさでは不利となる。総じて年間走行距離が長い人や快適さを重視する人はハイブリッド車、そこまで距離を走らない人やスポーティな乗り味を好む人はガソリン車が向いている。
※記事内の情報は2025年2月9日時点のものです。

自動車ライター・編集
綱島 剛
編集プロダクションを経てカーセンサー編集部に所属。「日刊カーセンサー」のデスクを経て、2016年に独立した。現在は某住宅情報誌の副編集を務めながら、ライター・編集として車や住宅、防災など生活に関わる記事を制作。最近ではキャンピングカーに注目し、情報収集にいそしんでいる。