N-BOX(現行型)

人気の軽自動車は?最新ランキング30選を紹介!

いつの間にか独自の進化を遂げ、上位カテゴリーを上回るほどの性能と人気を誇る軽自動車。

この記事では、カーセンサーで人気の軽自動車30車種を紹介する。モデルの魅力や購入価格を参考にしながら、自分にぴったりの1台を見つけよう!
 

 

目次

 

軽自動車とは? 人気のワケをおさらい!

軽自動車とは「ジャパンオリジナル」な車のカテゴリー。

もともとは「国民の多くが車を持てるように」と車体サイズや性能を限定したうえで税金の優遇が図られていたが、いつの間にか独自の進化を遂げ、上位カテゴリーを上回るほどの性能と人気に。

最近では軽自動車の特徴である「幅や長さは小さいけど、高さは意外に余裕ある」を最大限に利用したスーパーハイトワゴンが大人気になるなど、「軽でいいや」ではなく「軽だからこそ、軽じゃなきゃイヤ!」という層が増えているほどだ。

自動車保有台数ベースで全体の約4割を占めるほど人気が高い軽自動車には「規格」がある。具体的には以下のとおりだ(※最新の規格変更は1998年10月)。

ボディサイズ:全長:3400mm以下×全幅1480mm以下×全高:2000mm以下
排気量:660cc以下
乗車定員:4名以下
貨物積載量:350kg以下(貨物車の場合)


厳格な規定がある軽自動車だが、逆にこの規格に収まっていれば、形状や駆動方式は自由。そのことが多様なカテゴリーを生んだ。

 タント(現行型) ▲最高出力については規定がないものの、64ps(47kW)が国産自動車メーカーの自主規制値。発売中のターボ車の多くは、自主規制値ぴったりのスペックだ。並行輸入車などの場合は一部、上回っているものも

軽自動車が人気の理由はいくつか挙げられるが、例えば以下2点が代表的だろう。
 

①ランニングコスト(維持費)が安い!

理由のひとつが、ランニングコスト(維持費)の安さ。

とりわけ税制面では優遇されていて、例えば自動車税は小型乗用車(自家用)の場合が排気量別に29500円~/年であるのに対し、軽自動車(自家用乗用)は一律10800円/年(※2015年4月以降に新規検査を受けた車で、最初の新規検査から13年未満の場合)。

重量税も3300円/年(条件は上記と同じ)と、かなりオトク! 他にも車検費用や自賠責保険料、任意保険料等がコストとしてかかるが、いずれも乗用車に比べるとリーズナブルだ。

ただし燃費については一概に良いとは言えず、ターボ車などの場合は小型乗用車以下の場合もあるので、注意しよう。
 

n-one(初代) ▲軽自動車は高速道路の通行料金も乗用車の8割と安く設定されている。つまり長距離移動が多い人にとっても軽はオトク!

②小回りが利いて運転しやすい
2つ目の理由は、運転のしやすさ。運転に苦手意識がある人にもやさしい、ということだ。

狭い路地が多い日本において、ボディサイズが小さい、小回りが利くことは大きなアドバンテージ。たくさんの荷物を積む必要がある宅配業者にも軽貨物ワンボックスが多く採用されている事実を見ても、そのことは明らかだろう。

また、最近流行の軽ハイトワゴン、軽SUVなどは着座位置が高く、見晴らしも良い。まさに初心者にもぴったりのカテゴリーだ!
 

 n-one(初代) ▲コンパクトで車両感覚をつかみやすい軽自動車は運転初心者の見方。最近ではバックカメラ搭載モデルも多数ある
 

タイプ別 軽自動車の特徴(全5タイプ)

限られたボディサイズの中でも、様々なバリエーションを展開している現代の軽自動車。生活スタイルや使用目的に応じて、自分にあったタイプから選ぶことができる。代表的なタイプを紹介しよう。

スーパーハイトワゴン

 ウェイク(初代) ▲スーパーハイトワゴンの全高は1700-1800mmが一般的

今の軽自動車で最も人気のカテゴリーがコレ。ファミリーで乗ることができ、たくさんの荷物、大きな遊びのギアも積載できる室内空間が魅力だ。

スーパーハイトワゴンの室内高は1300mmを超えているものがほとんど。後部ドアにスライドドアを採用する車種が多いのも特徴で、電動化するなど機能も年々進化している。

小さな子供がいるからベビーカーを折り畳まずにそのまま載せたい、一般的なヒンジ式ドアだと開閉時にドアをぶつけないか不安、という人にはピッタリのタイプ。広大な車内空間は趣味のトランスポーターにも、また車内泊するにも最適だ。

ハイトワゴン
 

 ekスペース(現行型) ▲ワゴンRやムーヴが切り開いてきたハイトワゴンのカテゴリー。現在では車種も多彩に

普通のセダンタイプよりもちょっと背が高め。ヘッドクリアランスや荷室容量に余裕を持たせたのが、このタイプ。ドライビングポジションが高いことで運転しやすく、乗り降りもしやすい。長距離ドライブする機会が多い人、高齢者のいる世帯にもオススメのタイプだ。

一般的なハイトワゴンは全高1600~1700mm程度となっており、多くの機械式駐車場に収まる全高1550mm以内としたものは「セミハイトワゴン」と呼ばれる。

セダン
 

 アルト(現行型) ▲軽自動車として最もベーシックな形状がコレ。軽さと取り回しの良さが身上だ

乗用車でセダンといえば3ボックスだが、軽自動車では2ボックスが定番。ハッチバックとも言える。

経済的なのはもちろん、全高が低く抑えられているためにキビキビしたドライビングを楽しめるのも、このタイプの特徴と言えるだろう。車種によってはスポーツタイプもある。

SUV・オープン
 

 ジムニー(現行型) ▲スズキ ジムニーに代表される軽SUVの中には、本格的な悪路走破性能をもつモデルも

乗用車と同じように、軽自動車にもSUVやオープンのモデルがある。軽自動車ならではの小柄なボディサイズ、軽量さが運動性能、悪路走破性能において大きな武器となっている。

車種こそ少ないが、熱狂的なファンを獲得している車種が多いのも特徴だ。

バン
 

 スペーシアベース(現行型) ▲従来、バンといえばビジネスユース主体の簡素な装備だったが、最近ではプライベートユースを意識したモデルもある

荷物の積載、運搬を前提とした商用登録の軽自動車。その中でもトラックではない、クローズドボディのタイプがバンと呼ばれている。

2年ごとに継続車検のある軽乗用登録とは違い、車検は毎年。最近では趣味の足としてプライベートで使う人も増えている。

 

軽自動車人気ランキング(現行型編)TOP20

軽自動車の全体像見えてきたところで、次にカーセンサーで人気の軽自動車をランキング形式で紹介しよう。

まずは最新の現行モデルから20車種、次に中古でしか買えないお得な旧型から10車種、合計30車種をピックアップ!
 

 

第1位|ホンダ N-BOX(2代目・現行型)

■生産期間:2017年9月~
■新車時価格:131.5万~227.4万円
■中古車平均価格:148万円
■中古車流通台数:12960台
 

 N-BOX(2代目・現行型) ▲初代からキープコンセプトのデザインとしながら、質感を高めた2代目

2代目デビューからすでに5年以上経っているにもかかわらず、乗用車も含めた2022年の新車販売台数で第1位、軽自動車販売台数では初代から続いて8年連続の第1位、というとんでもない記録を打ち立てたN-BOX。スーパーハイトワゴン人気のけん引役と言える。

全高1790~1815mmと背は高いものの、ホンダ独自の低重心化技術によって走行時の安定感は高い。全グレードのヘッドライトにLEDを採用するなど、高級感の高さもアピールポイントのひとつだ。

パワートレインは直3自然吸気ガソリンエンジンと、同ターボの2種類。それぞれにFFとフルタイム4WDが用意される。迫力あるルックスの「カスタム」も人気だ。

 N-BOX(2代目・現行型) ▲床面が低く、フラットで使いやすい車内も魅力のひとつ

中古車市場での流通量も13000台近く、と実に豊富。デビューから5年経過したことで、リーズナブルな価格帯の物件も多く流通している。全体の7割以上が燃費の良い自然吸気モデル(21.2km/L・WLTCモード・「G」・FF)だ。

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第2位|スズキ ジムニー(3代目・現行型)

■生産期間:2018年7月~
■新車時価格:145.8万~190.3万円
■中古車平均価格:230万円
■中古車流通量:1610台
 

スズキ ジムニー(3代目・現行型) ▲先祖返りしたような四角いフォルムとなった現行型ジムニー

世にSUV数あれど、軽自動車の本格オフローダーはジムニーをおいて他にない。コンパクトな車体を生かした悪路走破性は、ランクルやジープにも決して負けないほどだ。

3代目(カーセンサーでの表記であり、一般的には4代目)となる現行型は2018年に登場。丸いヘッドライト、四角いフォルムなど初代を思わせるクラシカルな外観で大人気となった。

ジムニーとしては初めて衝突被害軽減ブレーキやトラクションコントロールなどの先進安全機能が装備されたが、伝統的なラダーフレーム、前後リジッド式のサスペンション、副変速機付きパートタイム4WDといった構造は変わっていない。そうした硬派なところもファンの心をつかんで離さない理由となっている。
 

スズキ ジムニー(3代目・現行型) ▲インテリアの造形はシンプルだが、質感は先代よりも格段に上がっている

3代目デビューから4年が経過したが、中古車平均価格は新車価格を大きく上回る水準でかなり高め。逆に言うと中古車で購入して年月が経過しても、リセールが付きやすいということでもある。
 

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第3位|スズキ ハスラー(2代目・現行型)

■生産期間:2019年12月~
■新車時価格:128万~183.4万円
■中古車平均価格:158.5万円
■中古車流通量:2100台

スズキ ハスラー(2代目・現行型) ▲丸くて可愛らしいヘッドライト、四角くて腰高のボディといった初代ハスラーの特徴を引き継いだ

SUVとスーパーハイトワゴンを融合させた独創的キャラクターで大ヒット。2代目となる現行型は初代のコンセプト、外観イメージをまるっと受け継ぎながら、ホイールベースを延長、ボディ形状をより四角くするなどの工夫で居住空間を拡大させた。スライド機構付きの後席は荷室側からも折り畳めるなど、使い勝手にも配慮されている。

パワーユニットは直3自然吸気ガソリンエンジンおよび同ターボで、ともにマイルドハイブリッドを採用。ターボ車でも26.6km/L(WLTCモード・「ハイブリッドGターボ」・FF)という良好な燃費を実現した。

FFの他に、「グリップコントロール機能」や「スノーモード」を搭載するフルタイム4WDも用意される。

スズキ ハスラー(2代目・現行型) ▲メーターベゼルと同じ形状の枠を3つ並べたインパネのデザインも個性的

デビューから3年経った2代目だが、中古車市場での流通量は2000台以上となかなかの充実ぶり。中古車平均価格についても160万円前後と、お買い得感のある相場水準となっている。

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第4位|スズキ エブリイ(5代目・現行型)

■生産期間:2015年2月~
■新車時価格:92.3万~154万円
■中古車平均価格:106.8万円
■中古車流通量:2690台
 

エブリイ(5代目・現行型) ▲質実剛健さ、実直さを見た目でも表現。ハイルーフ仕様が標準だ

第4位にはなんと軽商用車がランクイン。外観は先代とほとんど変わっていないように見えるが、フロントタイヤを前方に移動。カーゴスペースおよび居住空間を拡大し、前席のスライド量を先代比+60~65mmも延ばしている。

トランスミッションでは5速MT車、4速AT車(ターボ車のみ)に加え、2ペダルながらMT感覚で運転できるオートギアシフト(AGS)車を新たに設定(NA車のみ)。ダイレクト感ある加速と低燃費を両立させている。

ただし燃費については16.4km(WLTCモード・「PA ハイルフーフ 5AGS車」・FF)と、5速MT車には及んでいない。
 

エブリイ(5代目・現行型) ▲インテリアの仕立ては本当に商用車? と見紛うほど立派になった

パワーユニットは直3自然吸気ガソリンエンジンの他に、「JOINターボ」というターボ車が設定されていたが2022年4月のマイナーチェンジで廃止に。現在、ターボモデルのエブリイを買えるのは中古車のみとなっている。中古車市場では2700台程度が流通。軽商用車としては多い方だ。
 

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第5位|スズキ スペーシア(2代目・現行型)

■生産期間:2017年12月~
■新車時価格:127.4万~200.6万円
■中古車平均価格:149.8万円
■中古車流通量:4860台
 

スズキ スペーシア(2代目・現行型) ▲サイコロのようなコロッとしたフォルムが可愛らしい。ツートーンルーフも用意される

ホンダ N-BOX最大のライバルと言えるスーパーハイトワゴンが、スズキ スペーシアだ。2017年にデビューした2代目は全車マイルドハイブリッドを採用。

通常外観の「スペーシア」に加えて精悍な顔つきの「カスタム」、アウトドアテイストの「ギア」と3種類ものスタイル(商用車のベースも入れると4種類)が用意される。

パワーユニットでは直6自然吸気ガソリンエンジンと同ターボ(「カスタム」と「ギア」のみ)を設定。自然吸気モデルでは22.2km/L(WLTCモード・「ハイブリッド G」・FF)という極めて良好な燃費を実現した。

軽初採用(デビュー時)となるヘッドアップディスプレイや後退時ブレーキサポートを含む先進安全装備など、安全装備も充実している。
 

スズキ スペーシア(2代目・現行型) ▲ダッシュボードは旅に出かけるトランクをイメージしたデザイン

フルモデルチェンジから5年経過し、中古車市場には4800台以上もの物件が流通。その約45%が「スペーシア」、約40%が「カスタム」、約15%が「ギア」という内訳となっている。全体のボリュームが多く、中古車の選択肢が多いのもスペーシアの魅力だ。
 

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第6位|ダイハツ タント(4代目・現行型)

■生産期間:2019年7月~
■新車時価格:122万~202.4万円
■中古車平均価格:154万円
■中古車流通量:3880台
 

タント(4代目・現行型) ▲タントの全高はハイパートールワゴンの中でもひときわ高い

何を隠そう、スーパーハイトワゴンというジャンルを確率したのはN-BOXでもスペーシアでもなく、このタント。現行型は4代目にあたるが、助手席側をピラーレスとし、後部スライドドアと組み合わせた「ミラクルオープンドア」を2代目、3代目から受け継いだ。

運転席のシートスライド量はなんと540mm! フラットな床面、大きな開口部と合わせて、どのドアからも荷物を積みやすい、ベビーカーを折り畳まずに積める、とユーザーから高い評価を得ている。

通常スタイルの「タント」の他に、シャープな顔つきの「カスタム」を用意。さらに、2022年にはアウトドアテイストの「ファンクロス」が追加された。
 

タント(4代目・現行型) ▲高い位置から見下ろすような運転席からの視界も独特だ

2019年の4代目が登場してから約4年が経過した今、中古車市場には約3860台が流通している。「カスタム」が全体の約55%を占めており、通常の「タント」よりも多いのが特徴だ。2022年に追加された「ファンクロス」の流通台数はまだ少なめとなっている。
 

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第7位|ホンダ N-VAN(初代・現行型)

■生産期間:2018年7月~
■新車時価格:119.8万~187.2万円
■中古車平均価格:146.1万円
■中古車流通量:1560台
 

 N-VAN(初代・現行型) ▲外観はN-BOXをそのままシンプルにしたかのよう。標準ルーフ仕様とハイルーフ仕様がある

N-VANは大人気のN-BOXと同じプラットフォームを使った商用バンだ。ホンダ得意の低床化技術が、荷物積載のために生かされた。

助手席側はピラーレスになっており、前部ドアとスライドドアを開けると大開口部が出現。さらに助手席は折り畳むと荷室床面とフラットになるダイブダウン構造で、リアドアからだけでなく側面からも荷物を積み降ろしすることができる。

トランスミッションにはCVTの他、軽商用車初となる6速MTを採用。また、最新の先進安全装備「Honda SENSING」を採用するなど、安全性能も旧来の商用バンを大きく上回る水準となっている。

燃費についても自然吸気エンジン車で19.2km/L(WLTCモード・「G」・CVT・FF)となかなか優秀だ。
 

 N-VAN(初代・現行型) ▲助手席をダイブダウンさせると長くフラットな荷室が出現。ボディ側面からのアクセスも楽チンだ

グレードでは、商用車らしいベーシックな外観・装備内容の「G」「L」と、プライベートユースを意識した「+スタイル」が用意されている。中古車相場はやや高めの水準となっているが、その理由は流通量全体の7割近くが「+スタイル」であるためだ。
 

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第8位|ダイハツ タフト(2代目・現行型)

■生産期間:2020年6月~
■新車時価格:132万~180.4万円
■中古車平均価格:148.7万円
■中古車流通量:2405台
 

タフト(2代目・現行型) ▲遊びに出かけたくなる雰囲気満点。真四角なフォルムはかつてのネイキッドを思い出させる

「タフト」の名前が36年ぶりに復活! ジープ然としたスタイルだった初代から一気にあか抜け、新感覚のクロスオーバーSUVとして帰ってきた。

外観はボディ全体からヘッドランプまでレゴブロックを思わせるスクエア基調。全席全体を覆う大型グラスルーフ「スカイフィールトップ」が全車に標準装備された。ソリッドなアースカラーを含む外板色のラインナップも印象的だ。

エンジンは直3自然吸気ガソリンエンジンと同ターボの2種類。ターボ車にはギア駆動とベルト駆動を組み合わせたCVTを採用し、21.3km/L(WLTCモード・「Xターボ」・FF)というNA車に迫る低燃費を実現している。

駆動方式ではFFの他、スタンバイ式4WDも用意。トラクションコントロールはFF、4WDを含めた全車への標準装備だ。
 

タフト(2代目・現行型) ▲インテリアもラギッドな造形とアクセントカラーで遊び心を感じさせる

2代目デビューから3年経っていないにもかかわらず、中古車市場には2400台以上が流通。ターボ車の比率は全体の約2割というところだ。
 

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第9位|スズキ アルトラパン(3代目・現行型)

■生産期間:2015年6月~
■新車時価格:107.8万~164.7万円
■中古車平均価格:114.2万円
■中古車流通量:2230台

アルトラパン(3代目・現行型) ▲ショコラのヒットが、アルトラパンのキュートな外観につながった

若い女性をターゲットとし、スズキ社内で女性社員のグループを立ち上げて企画開発。先代のショコラ(カスタムスタイルモデル)を思わせる丸くて愛らしいヘッドライトが、3代目では全車に採用された。

ボディ全体は四角いフォルムとしながら、角を丸めることで柔らかい印象に。この形はコンパクトでありながら広い車内空間を得ることにも貢献している。外観だけでなく内装も明るいベージュカラーを採用、テーブルをイメージするなど凝ったデザインだ。

パワーユニットは直3自然吸気ガソリンエンジンのみ。トランスミッションはCVTの他、2ペダルながらマニュアル感覚で運転できる5速オートギアシフト(AGS)車も用意された(2020年9月まで)。

アルトラパン(3代目・現行型) ▲ダッシュボードは木製テーブルのイメージ。くつろげる空間が演出された

中古車市場での流通量も豊富で、相場も年式相応と選びやすい状況だ。人気グレードはシンプル装備の「L」、次いで上位グレードの「X」となっている。

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第10位|スズキ エブリイワゴン(3代目・現行型)

■生産期間:2015年2月~
■新車時価格:142.6万~192.9万円
■中古車平均価格:163.7万円
■中古車流通量:1090台
 

エブリイワゴン(3代目・現行型) ▲基本的な造形はバンと同じだが、クロームパーツの追加などで外観は豪華になった

第4位にランクインしたエブリイの軽乗用モデル。スクエアな形状で使いやすい荷室空間、低くて荷物を積み降ろししやすいフロアは商用モデル同様だが、フロントをベンチシートとするなど、プライベートユースに配慮した作りになっている。

フロントグリルをクロームメッキに、バンパーも立体的な形状となるなど、外観は商用モデルと差別化。グレードによってはワンアクションオートスライドドアや電動オートステップといった豪華装備も採用された。
 

エブリイワゴン(3代目・現行型) ▲インパネを2色のカラーに塗り分ける演出などは、商用車ベースであることを忘れさせる

エブリイワゴンは全車が直3ガソリンターボエンジンを搭載。中古車市場での流通量は1000台強とやや少なめだが、年式の新しい物件が多く、新車に近いコンディションのものを選びやすい状況にある。
 

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第11位|ホンダ N-WGN(2代目・現行型)

■生産期間:2019年8月~
■新車時価格:120.4万~188.2万円
■中古車平均価格:134.8万円
■中古車流通量:2100台
 

 N-WGN(2代目・現行型) ▲小動物を思わせるフロントマスクがユニーク。N-WGN と書いて「エヌ・ワゴン」と読ませる

ノスタルジックなデザインがなんとも可愛らしい! ホンダNシリーズのハイトワゴン担当がN-WGNだ。2019年に登場した2代目は、精悍な印象だった先代から大きくイメージチェンジ。眉毛のある瞳のようなヘッドライト、食パンのような四角いフォルムが印象的だ。

外観は通常スタイルの他、マッシブできらびやかな「カスタム」も用意。通常スタイルは全車、直3自然吸気ガソリンエンジンで、ターボ車は「カスタム」にのみ設定される。

燃費性能はNA車で23.2km/L(WLTCモード・「G」・FF)、ターボ車で21.2 km/L(WLTCモード・「カスタム L ターボ」・FF)と優秀だ。

全モデルに最新型の「Honda SENSING」が標準装備されるなど安全装置も抜かりない。
 

 N-WGN(2代目・現行型) ▲インパネシフトを採用しているため、前席足元の空間もすっきり

2代目のデビューから約3年半、中古車市場には2000台以上のN-WGNが流通。全体の約65%は通常スタイル、約35%が「カスタム」という比率となっている。
 

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第12位|ダイハツ ムーヴ(6代目・現行型)

■生産期間:2014年12月~
■新車時価格:111.2万~180.4万円
■中古車平均価格:100.5万円
■中古車流通量:3100台
 

ムーヴ(6代目・現行型) ▲ムーヴはキリッとした造形としっかり感ある走りで幅広いユーザーに愛されてきた車だ

ムーヴはワゴンRと並んで、ハイトワゴンの市場を切り開いてきた1台だ。現行型となる6代目は2014年にデビュー。

モノコックボディの高剛性化やサスペンション設定の変更、さらにステアリング支持剛性のアップ&ポジション見直しといった徹底的な改善により、走行性能や静粛性に磨きがかかった。今や軽自動車のマイルストーン的存在と言っていいだろう。

「通常スタイル」と「カスタム」という構成は歴代ムーヴから踏襲。どちらのスタイルにも、直3自然吸気ガソリンエンジンと同ターボが設定される。

燃費はNA車で20.7 km/L(WLTCモード・「L SAⅢ」・FF)、ターボ車で19.5 km/L(WLTCモード・「Xターボ SAⅢ」・FF)。
 

ムーヴ(6代目・現行型) ▲高めのアイポイントと剛性の高いボディで長距離ドライブも楽ちん

デビューから8年以上経過していることもあり、中古車市場での流通量も多い。年式、走行距離は比較的満遍なく分布しており、新しい年式の物件も決して少なくない。購入予算に応じたコンディションの物件を選びやすい状況にある。
 

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第13位|スズキ ワゴンR(6代目・現行型)

■生産期間:2017年2月~
■新車時価格:107.9万~181.3万円
■中古車平均価格:100.2万円
■中古車流通量:3820台
 

ワゴンR(6代目・現行型) ▲たくましさを感じさせる6代目ワゴンRの外観。写真は標準スタイルで、他に「カスタム」と「スティングレー」がある

ハイトワゴン界の先駆者であるワゴンR。6代目となる現行型は初代を思わせるキュービックなフォルムとなった。

通常スタイルの他にシャープな印象の「カスタムZ」、重厚感ある外観の「スティングレー」という3種類のボディバリエーションが用意される。

ほとんどのグレードに用意されるマイルドハイブリッド(「カスタムZ」、「スティングレー」はマイルドハイブリッドのみ)は、時速100kmまでの領域でモーターがエンジンをアシスト、時速13km以下ではモーターのみのクリープ走行もできる……というスズキ独自の機構。

NA車で25.2 km/L(WLTCモード・「ハイブリッド FX-S」・FF)という驚異的な燃費を達成している。
 

ワゴンR(6代目・現行型) ▲インテリアではセンターメーターとインパネシフトを採用

中古車市場には3800台以上もの6代目ワゴンRが流通しており、その8割近くが通常スタイル、1割強が「スティングレー」だ。「カスタムZ」は少数派となっている。
 

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第14位|日産 NV100クリッパー(3代目・現行型)

■生産期間:2015年3月~
■新車時価格:95.1万~159.8万円
■中古車平均価格:86.4万円
■中古車流通量:1480台
 

 NV100クリッパー(3代目・現行型) ▲エンブレム以外、エブリイとほとんど同じデザインのNV100クリッパー

スズキ エブリイのOEMモデルで、外観や内装はエンブレム以外ほぼ同じ。グレード体系についてもエブリイに設定されている廉価グレードがNV100クリッパーにはない、といった程度の違いだ。

ただしトランスミッションの設定は少々異なっており、「DX セーフティパッケージ」は5速AGSのみ、「DX GLパッケージ」は4速ATのみとなるなど、選択肢が絞られている。
 

 NV100クリッパー(3代目・現行型) ▲エアコン吹き出し口前にカップホルダーが備わるのは嬉しい

中古車市場での流通量ではエブリイにかなわないものの、相場はかなり低め。動力性能、荷役性能はほぼ同じスペック、装備は最低グレードでもまずまず充実、それでいて中古車価格はエブリイより安い。お買い得感の高い1台だ。
 

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第15位|日産 デイズ(2代目・現行型)

■生産期間:2019年3月~
■新車時価格:127.3万~191.5万円
■中古車平均価格:126.1万円
■中古車流通量:2770台
 

デイズ(2代目・現行型) ▲ハイウェイスターはデイズの中でも標準スタイルを凌ぐ人気となっている

この車に乗ると、軽自動車が今や乗用車より格下でないことを痛感する。ボディ剛性や運動性能、動力性能は小型乗用車を凌駕するレベルだ。

2019年に登場した2代目では、当時の軽自動車として初めて高速道路同一車線でのハンズフリー走行を実現する「プロパイロット」を搭載。装備面でも小型、普通乗用に負けない仕様となった。

万人受けするベーシックなデザインの標準スタイルに対して、「ハイウェイスター」は日産のVモーショングリルを強調した精悍なデザインが特徴。「ハイウェイスター」には停車前アイドリングストップ機構付きの「スマートシンプルハイブリッド」が採用される。ターボ車が設定されるのも「ハイウェイスター」のみだ 。
 

デイズ(2代目・現行型) ▲上質なインテリアもデイズの特筆すべき点だ。写真はハイウェイスターのもの

2代目登場から約4年。中古車市場ではデビュー年直後の年式がやや多めであるものの、2021~2022年の新しい物件も決して少なくない。全体のうち半数弱が標準スタイルで、「ハイウェイスター」の方が流通量はやや多めだ。
 

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第16位|日産 ルークス(2代目・現行型)

■生産期間:2020年3月~
■新車時価格:141.6万~221.9万円
■中古車平均価格:154.1万円
■中古車流通量:2080台
 

ルークス(2代目・現行型) ▲ツートーンのルーフなど可愛らしさのある外観に、精悍な印象のフロントマスクがギャップ萌え(?)なルークス

デイズのスーパーハイトワゴン版がルークスだ。便宜上「2代目」としているが、実際には初代の後、「デイズルークス」に名称変更され、その後継モデルでまた「ルークス」に戻っているため、現行モデルは3代目ということになる。

現行型のデビューはデイズがフルモデルチェンジした約1年後で、「プロパイロット」などの先進装備も同様に採用された。「スマートシンプルハイブリッド」についてはデイズでは「ハイウェイスター」のみだが、ルークスでは全車に標準装備される。
 

ルークス(2代目・現行型) ▲インテリアのデザイン、質感はデイズと異なる柔らかな印象

中古車市場流通台数もデイズに迫る勢いで、デビュー直後の年式から最近のものまで満遍なく流通している状況。購入予算に合わせてリーズナブルな物件も、新車に近いコンディションの物件も選べるだろう。
 

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第17位|ダイハツ キャスト(初代・現行型)

■生産期間:2015年9月~
■新車時価格:122万~180.4万円
■中古車平均価格:111.6万円
■中古車流通量:2490台
 

キャスト(初代・現行型) ▲3バージョンのスタイルで話題となったキャストだが、現在新車で買えるのは写真の「スタイル」のみ

丸みを帯びたレトロスタイルで人気のトールワゴン。メッキ加飾などで洗練された雰囲気に仕上げた「スタイル」、腰高のフォルムとアンダーガードなどのパーツでクロスオーバー風に仕上げた「アクティバ」、専用サスで運動性能を高めた「スポーツ」と、3種類のバージョンが存在していた。

しかし、2020年3月のマイナーチェンジで「アクティバ」と「スポーツ」が廃止となり、「スタイル」一本に。現在、上記2種のバージョンを買えるのは中古車のみとなった。
 

キャスト(初代・現行型) ▲外観のレトロなイメージから一転、メカニカルな印象となるインテリア

軽自動車では5~6年のモデルライフとなることが多い中で、キャストは登場から7年半たった現在もれっきとした現行モデル。中古車市場には2500台近くが流通し、バージョン別で言うと「スタイル」が7割弱、「アクティバ」が3割弱、残りが「スポーツ」となっている。
 

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第18位|ダイハツ ミライース(2代目・現行型)

■生産期間:2017年5月~
■新車時価格:84.2万~137.3万円
■中古車平均価格:80.7万円
■中古車流通量:2920台
 

ミライース(2代目・現行型) ▲燃費向上のため、空気抵抗を低減させる外観デザインが採用された

ダイハツ軽自動車の燃費番長といえば、この車だ。ボディパネルの多くを樹脂化、外観デザインを工夫して空気抵抗を低減、CVTケースを薄肉化、補器類のベルトを低フリクション化するなど細々した努力を積み重ね、FFで25km/L(WLTCモード・「L SAⅢ」・FF)、4WDでも23.2km/L(WLTCモード・「L SAⅢ」・4WD)という好燃費を実現している。

機能を求めて精錬されたエクステリアは見た目にもシャープで美しい!

全グレードに「スマートアシストⅢ(SAⅢ)」搭載車を用意するなど、安全性能も万全。ハイトワゴンが人気となる中でセダン系軽自動車は少なくなったが、新時代のスタンダードにふさわしい内容だ。
 

ミライース(2代目・現行型) ▲セダンにカテゴライズされるミライースだが、インテリアにはトールワゴンなどの影響も見て取れる

中古車市場には3000台近くが流通。ほとんどの物件がスマアシ搭載車だ。グレードが厳選されており、迷う余地があまりないのもミライースの美点だろう。
 

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第19位|ホンダ N-ONE(2代目・現行型)

■生産期間:2020年11月~
■新車時価格:159.9万~202.3万円
■中古車平均価格:166.2万円
■中古車流通量:430台
 

 N-ONE(2代目・現行型) ▲イメージを踏襲しているだけでなく、ボディパネルの一部は実際に初代から流用している

2020年にフルモデルチェンジした2代目N-ONEは、あえて初代とほとんど変わらないイメージで登場した。変える必要がない、というファンからの強い要望に応えた形だ。

もちろんエンジンを新型に換装するなど、メカニズムは初代から一新されている。直3自然吸気ガソリンエンジンと同ターボが用意され、NA車の燃費は25kL/l(WLTCモード・「オリジナル」・FF)となった。

従来のCVTに加え、新たに6速MT車が追加されたことも話題に。S660同様にクロスレシオとしたスポーティかつ先進的なトランスミッションだ。

安全装備についても最新の「Honda SENSING」を6速MT車も含む全車に標準装備。前車追従機能付きオートクルーズが搭載された6速MT車は軽自動車初となった。
 

 N-ONE(2代目・現行型) ▲先進安全装備とオートクルーズが付く6速MT仕様はN-ONEが軽自動車初!

デビュー4年目ということで、中古車市場での流通台数はまだ少なめ。全体の約25%を「RS」というスポーツグレードが占め、さらにその大半が6速MT車という、現代の軽自動車では珍しい現象が起きている。
 

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第20位|ダイハツ コペン(2代目・現行型)

■生産期間:2014年6月~
■新車時価格:179.8万~243.7万円
■中古車平均価格:160.9万円
■中古車流通量:800台
 

コペン(2代目・現行型) ▲4種類のボディパネルは単体でも購入できる。丸ごと付け替えれば他のスタイルに変身させることが可能だ

今では、新車で買える唯一の軽自動車オープンモデルとなったコペン。2代目ではコンセプトごと大きく見直され、ボディではなく骨格のみで剛性を得る「D-Frame」、樹脂製で着脱できる外板パーツが採用された。

スポーティ外観の「ローブ」、SUV風なたくましさを演出した「エクスプレイ」、クラシカルな外観の「セロ」、トヨタとのコラボモデル「GR SPORT」という4種類ものバリエーションを用意。

しかも外板パーツを購入すれば別のスタイルにチェンジすることもできる……という特殊なギミックで話題を呼んだ。
 

コペン(2代目・現行型) ▲オープンボディと確かなハンドリングを両立させるため、骨格のみで剛性を確保できるプラットフォームを採用した

デビューから8年半経過したが、その人気は健在だ。スタイル別でいうと、中古車市場に流通しているうち、約半数が「ローブ」、3割弱が「セロ」、残りが「エクスプレイ」と「GR SPORT」となっている。
 

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軽自動車人気ランキング(旧型編)TOP10

次に中古でしか買えないお得な旧型から10車種をピックアップ! 中古としてのお得度が高まっているモデルが多く、意外な選択肢に出会えるかも?
 

 

第1位|ホンダ N-BOX(初代)

■生産期間:2011年12月~2017年8月
■新車時価格:119.8万~201.5万円
■中古車平均価格:77.1万円
■中古車流通量:6270台

 N-BOX(初代) ▲初代にしてすでに完成されたデザイン、機能をもっていたN-BOX。フェンダー部分の形状などが2代目と見分けるポイント

現行型2代目に続いて、初代も旧型部門で堂々の一位獲得! デビューは2011年と10年以上前だが、人気っぷりは全く衰えず、中古車市場を賑わせている。

2代目のデザインがキープコンセプトだったこともあり、今、初代を見ても古さを感じさせないところが人気の理由だろう。むしろ初代の方がスッキリとした見た目で好き、という人もいそうだ。

エンジンのスペックなども2代目とほぼ同じ。燃費についてはNA車で25.6km/L(JC08モード・「G」・FF)、ターボ車が23.8km/L(JC08モード・「G ターボLパッケージ」・FF)と、こちらも現在の水準から見ても不満ない。
 

 N-BOX(初代) ▲質感では2代目にかなわないものの、柔らかな形状と明るい色合いが印象的なインテリア

車内空間の広さ、荷室床面の高さ、助手席シートのスライド量など細々したところを見ていくと2代目に劣る部分もあるが、実用上は初代でも十分。中古車市場での流通量も多く、リーズナブルな物件からコンディションの良い物件まで選択肢は豊富にある。
 

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第2位|ダイハツ タント(2代目)

■生産期間:2007年12月~2013年9月
■新車時価格:108.2万~175.1万円
■中古車平均価格:34.5万円
■中古車流通量:3910台

 タント(2代目) ▲直線基調だった初代の造形から、やや立体的になった2代目。広いグラスエリアで開放感もたっぷりだ

2代目はタントをタントたらしめたモデルと言える。初代で好評だった背の高いボディ、90度近く開くドアを踏襲しながら、助手席側をセンターピラーレス、スライドドアとする「ミラクルオープンドア」を初めて採用したからだ。

外観はシンプルですっきりとしたデザイン。通常スタイルに加えて、精悍な表情とした「カスタム」が用意される点は初代同様だ。なお、ターボエンジンは「カスタム RS」グレードのみへの設定となっていた。

燃費はNA車が25km/L(JC08モード・「X」・FF)、ターボ車が22.2km/L(JC08モード・「カスタムRS」・FF)となっている。

タント(2代目) ▲2代目タントの生産期間は2007~2013年。シフトレバーはステアリングのすぐ脇に配置されていた

生産終了から間もなく10年近く経つ2代目だが、中古車市場には十分な量が流通。価格も最終年式で30~50万円とかなり値頃だ。

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第3位|スズキ ワゴンR(4代目)

■生産期間:2008年9月~2012年8月
■新車時価格:90.8万~167.2万円
■中古車平均価格:30.4万円
■中古車流通量:3140台
 

ワゴンR(4代目) ▲スーパーハイトワゴンの台頭によって一時期ほどの販売台数ではなくなったものの、走行性能や燃費などの実力は確か。ファニーでないルックスも良い

軽ハイトワゴンの先駆けとなったワゴンRも4代目となって熟成が進んだ。先代より室内長が105mm、前後乗員間の距離が140mmも拡大。その分、荷室はやや狭めになっているが、ワゴンRとして初めて後席シートスライド機構が付くなど利便性を大幅に向上させたモデルだ。

外観の仕立ては標準スタイルと、カスタム顔となる「スティングレー」の2本立て。ターボエンジンは標準スタイルの前期型と、スティングレーに設定されていた。

トランスミッションには5速MT、4速AT、CVTの3種類が用意されていたが、燃費を重視して選ぶならCVT一択だ。中でも2010年8月のマイナーチェンジで一部グレードに採用されたアイドリングストップ車がオススメ。23.6km/L(JC08モード・「FX アイドリングストップ」)という好燃費を実現している。
 

ワゴンR(4代目) ▲シンプルイズベストで、余計なものがことごとく排除されたインテリア。写真は標準スタイルだが、スティングレーにはメッキ加飾などが追加される

中古車市場では、生産終了間際の2010~2012年式で物件数が豊富。中古車相場もリーズナブルなので、初めての1台にぴったりだろう。
 

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第4位|スズキ ハスラー(初代)

■生産期間:2014年1月~2019年11月
■新車時価格:104.9万~180.5万円
■中古車平均価格:98.8万円
■中古車流通量:3140台
 

ハスラー(初代) ▲先進安全装備の機能などは2代目に届かないが、デザインでは初代の方が完成されていた……と思っているファンは少なくないだろう

デザインコンシャスな車の場合、初代はやはり偉大だ。軽トールワゴン+クロスオーバーという新ジャンルへと果敢に挑戦し、見事成功したのが初代ハスラーだった。丸いヘッドライトと四角いボディの組み合わせは、往年のパイクカーを思わせる。

見た目ばかり注目されるが、トールワゴンとしての使い勝手も優秀。また、走破性についても180mm(4WD車は175mm)の最低地上高と大きなアプローチアングルを確保、I.T.L.式リアサスペンションを採用するなど、なかなか優秀なスペックとなっている。

2014年の登場ながら、一部グレードに衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全機能が装備されているのも美点だ。
 

ハスラー(初代) ▲3段構えの助手席小物入れなど、使い勝手の良さもハスラーの長所だ

中古車市場ではデビュー年直後(2014~2016年)の年式にやや偏っている傾向があるものの、流通台数は多い。4WDの比率は3割弱というところだ。

安全性能を重視するなら、衝突被害軽減ブレーキがレーダー方式からデュアルカメラ方式へと変わった2015年12月以降のモデルが良いだろう。
 

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第5位|スズキ ジムニー(JB23型)

■生産期間:1998年10月~2018年6月
■新車時価格:115万~169.1万円
■中古車平均価格:95.4万円
■中古車流通量:2210台
 

ジムニー(2代目) ▲現行型と違ってやや丸味を帯びたデザインだが、オフロードでヒットさせにくい合理的な形状でもある

新型が絶好調のジムニーだが、中古車市場では相変わらず2代目(一般的には3代目)ジムニーの人気も高い。1998~2018年の20年にもわたって生産された超ロングセラーモデルだ。

前後リジッドアクスル式のサスペンション、強固なラダーフレーム構造、副変速機付きパートタイム4WD機構といった本格的な構造は初代とも、現行型とも共通するもの。

先進安全装備やトラクションコントロールなどのハイテクこそ備えていないものの、悪路走破性はもちろんオンロードでの乗り心地や走行安定性においても、実力では現行型に決して負けていない。
 

ジムニー(2代目) ▲1990年代の設計だけに、内装デザインなどは推して知るべし。ただし操作性や視認性は抜群に良い

製造から数十年経っても十分、実用に耐えるタフさもジムニーの魅力だ。年式が古くても適切に整備されてきた物件なら何ら問題ないが、オフロードで使うならトランスファーがレバー式からスイッチ式に変更され、ローレンジのギア比が下げられた2004年10月以降のモデルがオススメだ。
 

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第6位|日産 デイズ(初代)

■生産期間:2013年6月~2019年2月
■新車時価格:106.8万~201.7万円
■中古車平均価格:68.1万円
■中古車流通量:3930台

デイズ(初代) ▲初代デイズは日産が初めて企画から携わった軽自動車となったが、外観の基本的なデザインやエンジンの設計は三菱色が強かった

旧来の軽自動車とは一線を画す、クオリティの高い内外装と走りが自慢の初代デイズ。三菱と共同で開発された、eKワゴンの兄弟車だ。基本的なデザインや設計の多くは三菱側が担当したが、日産も企画の段階から携わり、随所に日産らしさが見てとれる。

落ち着いたデザインを採用する標準スタイルの他に、迫力あるルックスの「ハイウェイスター」も設定。パワーユニットは直3自然吸気ガソリンエンジンを基本とし、「ハイウェイスター Gターボ」には同ターボエンジンが搭載された。

トランスミションは全車エクストロニックCVTを採用し、25.8km/L(JC08モード・「X」・FF)という好燃費を誇っている。

デイズ(初代) ▲見やすくて機能的な初代デイズのインテリア。デザイン的にも整合性がとれていて美しい

モデルライフは約6年半。中古車市場には4000台近くもの豊富な物件が流通し、デビュー直後の年式から後期まで比較的満遍なく分布している。カメラ方式の先進的な衝突回避支援システムが標準装備された2018年5月以降の物件も豊富だ。

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第7位|ダイハツ タント(3代目)

■生産期間:2013年10月~2019年6月
■新車時価格:117万~188万円
■中古車平均価格:94.1万円
■中古車流通量:5860台

タント(3代目) ▲2代目よりもややボリュームのある外観となった3代目

軽スーパーハイトワゴンの代表格タントの中でも、3代目は特に熟成が進んだモデルだ。

ヘッドクリアランスなど車内空間を拡張しただけでなく、2代目で初採用された「ミラクルオープンドア」は助手席のスライド量を38cmまで延長して使い勝手を向上。さらに従来は助手席側のみだったスライドドアを運転席側にも採用した。

ボディの高剛性化やサスペンション設定の改良も行われ、走りの質感も2代目から大きく向上している。小さなファミリーカーとしての実力は十分だろう。燃費についても28km/L(JC08モード・「L SAⅢ」・FF)という驚異的なもの。

安全装備についてはデビュー直後から「スマートアシスト」採用車が設定されていたが、2015年5月のマイナーチェンジでより高機能な「スマートアシストⅡ」へ、2016年11月にはレーダー式からカメラ式へと進化。モデル後期になるほど採用グレードも増えている。

タント(3代目) ▲2代目ではステアリング脇にあったインパネシフトはセンターパネルに移動。センターメーターは健在だ

現行当時の人気を反映して、中古車市場での流通台数も豊富。モデル後期となる2017~2019年式の物件だけでも2000台近くあり、まさにより取り見取りの状況だ。

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第8位|ダイハツ ハイゼットカーゴ(2代目)

■生産期間:2004年12月~2021年11月
■新車時価格:88.2万~224.1万円
■中古車平均価格:59.7万円
■中古車流通量:2240台

ハイゼットカーゴ(2代目) ▲ビジネスユーザーはもちろん、車中泊ユーザーからも愛されてきたハイゼットカーゴ

1961年から始まったハイゼット・バンの長い歴史の中でも、S320/330系は歴代最長となる約17年もの製造期間を誇るモデルとなった。便宜上「ハイゼットカーゴ」という名称になってから数えて2代目としているが、実際には10代目にあたる。

この代から設計がトラックから分けられ、バン専用設計に。出っ張りの少ない大容量の荷室に大開口のスライドドア&バックドア、低床フロアを採用することで高い荷役性を実現している他、リアサスペンションを従来のリーフスプリングからコイルスプリングに変更して乗り心地もよくなっている。

ハイゼットカーゴ(2代目) ▲長大な荷室と開口部の広いテールゲートがプロから支持されてきた由縁だ

商用車だけにデビューから長らく先進安全装備とは無縁だったが、2017年11月の変更で「スマートアシストⅢ」搭載車が設定された。中古車市場では幅広い年式の物件が流通している。最もボリュームが多いのは2017年式前後。中古車としてオイシイ年式が充実している。

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第9位|日産 デイズルークス(初代)

■生産期間:2014年2月~2020年2月
■新車時価格:124万~221.5万円
■中古車平均価格:103.3万円
■中古車流通量:5850台

デイズルークス(初代) ▲現行ルークスよりも、ややマッシブな印象のデイズルークス。基本的なデザインや設計は三菱eKスペースと共通だ

第6位にランクインしている初代デイズのスーパーハイトワゴン版。先代「ルークス」という車名だったが、この代ではデイズ・シリーズの一員となった。後継モデルではまた「ルークス」戻ったので、「デイズルークス」と呼ばれるのは、このモデルのみだ。

兄弟車である三菱 eKスペース同様、広くて快適な車内空間が自慢。特にヘッドクリアランスには余裕があり、1400mmもの室内高を実現している。

通常スタイルの他、きらびやかな印象とした「ハイウェイスター」、日産直系のオーテックジャパンによるカスタム仕様「ライダー」も用意され、個性豊かなバリエーションとなった。

デイズルークス(初代) ▲2014年の設計だが、内装の質感やデザインは古さを感じさせない

モデルライフは2014~2020年の約6年間。どの年式も流通量は豊富だが、エマージェンシーブレーキの性能が向上した2018年式のボリュームが特に多い。中古車相場もリーズナブルだ。

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第10位|ホンダ N-ONE(初代)

■生産期間:2012年11月~2020年10月
■新車時価格:115万~189.8万円
■中古車平均価格:70.8万円
■中古車流通量:2100台
 

 N-ONE(初代) ▲現行型2代目にも共通する、シンプルで飽きのこないデザインが特徴的な初代N-ONE

以前から人気だった軽トールワゴンの世界に、新たなブームを巻き起こしたのが初代N-ONEだった。

1960年代に販売されていた名車N360をモチーフとした外観はシンプルでありながら普遍的な美しさを感じさせるもの。デビューしたのは2012年と10年以上前だが、今見ても新鮮な印象を受ける。

直3自然吸気ガソリンエンジンはアイドリングストップを採用し、28.4km/L(JC08モード・「スタンダード」・FF)という優秀な燃費を達成。「ツアラー」系グレード、「RS」にはターボエンジンが搭載された。トランスミッションは全モデルともCVTだ。
 

 N-ONE(初代) ▲インテリアにもクラスを超えた質の良さが感じられる

中古車市場には2000台以上流通しているが、半数近くがデビュー直後の年式に集中。ただ、安全性については2014年5月以降のモデルで、静粛性については2017年12月以降のモデルでより改善されている。

機械式駐車場をよく利用する人は全高が1550mmに抑えられた「ローダウン」を選ぶと良いだろう。
 

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【Q&A】軽自動車に関するよくある質問

Q.白色のナンバープレートを付けた軽自動車を見たけど、そんなことできる?
A.軽自動車には通常黄色のナンバープレートが付けられていますが、街中で普通車と同じように白色のナンバープレートを付けた軽自動車を見かけることがあります。

これは、国土交通省が2019年のラグビー・ワールドカップや2020年東京オリンピック・パラリンピック開催を記念して交付した「特別仕様のナンバープレート」です。よく見ると白をベースに、それぞれの大会のロゴマークがあしらわれています。

なお、どちらもすでに交付は終了しているため、これから新たに申し込むことはできません。

Q.軽自動車は車庫証明がいらないの?
A.普通車を購入する際には必ず必要になる車庫証明ですが、軽自動車は地域によって要・不要が変わってきます。

東京都を例に見てみると、23区内では軽自動車の車庫証明が必要ですが、例えば福生市、武蔵村山市、羽村市などでは不要です。

普通車は国が管轄する組織(運輸局)で登録手続きを行いますが、軽自動車は各都道府県へ申請することになるため、地域によって取り扱いが異なります。ご自身がお住まいの地域で車庫証明が必要かどうかは、各自治体へ問い合わせして確認するようにしてください。

Q.新車じゃなく中古で買うメリットは
A.一番のメリットは新車に比べて中古車の方が安く手に入れられるということでしょう。一部のプレミア化しているようなモデルを除き、基本的には車は古くなればなるほど、価格は安くなります。中古車には、同じ車種でも年式の新旧や走行距離、コンディションなど様々な状態のものが存在しています。そのため、予算と車の状態のバランスを見て、自分にぴったりな1台を見つけやすいというメリットもあります。

また、新車に比べて納期が早いというのも特徴です。通常のモデルであれば、1ヵ月程度で納車されることが多いようです。昨今、新車の納期遅れが話題となっていますが、早めに車が必要という人には大きなメリットと言えます。
 

※記事内の情報は2023年2月24日時点のものです。
 

文/田端邦彦 写真/尾形和美、スズキ、ダイハツ、日産、ホンダ
田端邦彦(たばたくにひこ)

自動車ライター

田端邦彦

自動車専門誌で編集長を経験後、住宅、コミュニティ、ライフスタイル、サイエンスなど様々なジャンルでライターとして活動。車が大好きだけどメカオタクにあらず。車と生活の楽しいカンケーを日々探求している。プライベートでは公園で、オフィスで、自宅でキャンプしちゃうプロジェクトの運営にも参加。