▲マイナーチェンジ後のモデル。グリルは縦のラインが強調され、メッキ加飾部分も拡大されるなど迫力が増しました ▲マイナーチェンジ後のモデル。グリルは縦のラインが強調され、メッキ加飾部分も拡大されるなど迫力が増しました


高級セダン以上の豪華装備やゆとり溢れる室内など、ラージクラスのミニバンとして大人気のアルファード。通称30系と呼ばれる3代目は2015年1月に発売が開始されました。2017年12月のマイナーチェンジでは、より内容が充実してより魅力的に。その完成度は、ミニバンとして“熟成”の域に達しています。

 

【概要】開発時のキーワードは大空間高級サルーン

高級ミニバン市場を日産 エルグランドとともにけん引するアルファード。3代目は従来型よりも外観の力強さに磨きがかけられた他、走行性能もパワーアップしました。その最大のポイントは、ダブルウィッシュボーンへと変更されたリアサスペンション。乗り心地や操縦性などより走りが洗練されました。

その後、2017年に行われたマイナーチェンジでは内外装のリファインに加え、トヨタの予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備。「高級ミニバンの代名詞」としてのポジションは、より確固たるものになりました。
 

▲2017年のマイナーチェンジでは、リアゲート部分のテールランプやメッキガーニッシュのデザインも変更されました ▲2017年のマイナーチェンジでは、リアゲート部分のテールランプやメッキガーニッシュのデザインも変更されました
 

【変遷】マイナーチェンジなどで装備を拡充

ボディサイズの拡大に加え、装備や機能、安全性能など、すべての面で進化を遂げた30系アルファード。2015年の発売開始以来、様々な変更が行われてきました。
 

2015年1月 デビュー
30系アルファードのテーマは「豪華・勇壮」。フロントグリルの拡大など外観は迫力を増し、エグゼクティブラウンジが新設定されるなど後席の居住性も高められました。また、4気筒エンジンは先代までの2.4Lから2.5Lへと排気量が拡大。ミッションも7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを備えたSuperCVT-iが採用されたのもトピックでした。
 

2015年6月 T-Connectナビ10インチモデルを発売
販売店装着オプションナビとして、10インチの大型液晶ディスプレイが初採用。アルファード専用設計なので、インストルメントパネルとデザイン的にも調和しています。また、テレマティクスサービス「T-Connect」に対応。音声対話と経路の先読みでドライブをサポートする「エージェント」や、通信で地図データの更新を行う「マップオンデマンド」など、多彩なサービスが利用できるようになりました。
 

▲T-Connect アルファード・ヴェルファイア専用 NSZT-ZA4T  10インチ ▲T-Connect アルファード・ヴェルファイア専用 NSZT-ZA4T 10インチ

2016年7月 充実装備の特別仕様車「TYPE BLACK」を発売
SグレードをベースにAパッケージの装備を加えた「S・AパッケージTYPE BLACK」と、SAをベースとした「SA ・TYPE BLACK」が発売。専用のフロントゴールドエンブレムやダークメッキガーニッシュ付きフロントフォグランプ、ウルトラスエードの専用シート表皮が採用されているのが特徴です。他にも、高輝度塗装の専用アルミホイールや黒木目調本革巻き4本スポークステアリング、パワーバックドアなどが特別装備されていました。
 

▲スモークメッキのフードモールやフロントグリルなど、精悍なイメージでまとめられました ▲スモークメッキのフードモールやフロントグリルなど、精悍なイメージでまとめられました

2017年12月 マイナーチェンジ
30系として初めて大きくマイナーチェンジされました。フロントグリルやヘッドライトまわりなどのデザイン変更により風格が倍増。第2世代に進化した予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」も全車標準装備となりました。

このシステムは単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、自転車の運転者や夜間の歩行者も検知できる「プリクラッシュセーフティ」や、レーダークルーズコントロール作動時の車線維持を支援する「レーントレーシングアシスト」(LTA)を搭載。様々な運転支援機能の他、後退時に左右後方からの車両の接近を知らせる「リヤクロストラフィックアラート」(RCTA)など、新しい機能が追加されています。

走行面では3.5L車のエンジンが最高出力280psの2GR-FEから、301psの2GR-FKSに変更。トランスミッションも6速から8速ATとなり、よりスムーズでトルクフルな走りとなりました。
 

2018年10月 インテリジェントクリアランスソナーを全車に標準装備
アクセルの踏み間違いや踏みすぎが原因となる衝突被害の軽減に寄与する、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)が全グレードに標準装備されました。

さらに、ドアミラーで確認しにくい後部側方の車両を検知してミラー内にインジケーターを点灯させる「ブラインドスポットモニター」を、ナビゲーションとのセットオプションから「デジタルインナーミラー」とのセットに変更。安全装備がさらに充実しました。
 

 

【グレード】エンジンは3タイプ、グレード数は17種類

新車時車両価格が330万円台のエントリーモデルから750万円オーバーの最上級モデルまで、17種類とグレードは豊富。自分に合った1台を選べるのもアルファードの魅力でしょう。グレードだけでなく、 標準ボディとエアロボディで装備が若干異なるのも車を選ぶ際のポイントです。
 

標準ボディ
X(ガソリン/ハイブリッド)
スタンダードなグレードですが、「アダプティブハイビームシステム」(AHS)を除くトヨタセーフティセンスは標準装備。他にも、前席左右・前後独立温度コントロール式フルオートエアコンや電動パーキングブレーキなど、基本的な装備は十分。8人乗りのユーティリティに加えて、手入れが簡単なファブリックのシートも、小さなお子さんがいるファミリーには喜ばれるかも。

G(ガソリン/ハイブリッド)
運転席8ウエイ/助手席4ウエイのパワーシートを装備。さらに、イージークローザー付きパワースライドドアUV+IRカット機能付きウインドシールドガラス、17インチホイールなど、豪華指向を高めたグレードです。

GF(ガソリン/ハイブリッド)
400万円台後半という新車価格からも想像されるとおり、高級ミニバンとして申し分のない装備をもったグレード。2列目も本革エグゼクティブラウンジシートとなり、パワーバックドアやスマートエントリーなども備えています。大切なお客様をもてなすビジネスユースにも最適でしょう。なお、ハイブリッド車ではG・Fパッケージが同等のグレードとなります。

エグゼクティブラウンジ(ガソリン/ハイブリッド)
標準ボディのトップグレード。1~2列目は快適温熱シートに加え、ベンチレーション機能が採用。さらに天井部分には12.1型リアシートエンターテインメントシステムも備えます。エクステリアでは3眼LEDヘッドランプやシーケンシャルターンランプや、スパッタリング塗装仕様の17インチアルミホイールが標準装備されています。
 

▲こちらは標準ボディ。高級車としてに品格を感じさせるルックスに仕上がっています ▲こちらは標準ボディ。高級車としてに品格を感じさせるルックスに仕上がっています

エアロボディ
S(ガソリン/ハイブリッド)
力強さをより一層強調したフロント/リアバンパーを備えるエアロボディ車。そのエントリーグレードがSとなります。ガソリンのエアロボディは全車共通で、切削光輝+ブラック塗装仕様の18インチホイールを装着。一方で、ハイブリッド車は17インチのハイパークローム仕様となります。
 

S Aパッケージ(ガソリン)
ガソリン車の専用グレードとして設定されているグレード。主要な装備はSと共通ですが、Aパッケージではチャイルドシートの脱着時などに便利な1160mmの移動幅をもつ「助手席スーパーロングスライドシート」を備えるのが特徴。セカンドシートにも長尺物を積載できる「エクストラロングラゲージモード機能」など、装備の多様性が魅力です。

S Cパッケージ (ガソリン)
S・Aパッケージに、UV+IRカット機能付きウインドシールド、後席用サンシェード、ステアリングヒーター、フロントドアアームレストなど快適装備をプラスしたグレード。さらにスパッタリング塗装のドアトリム、本革+メッキのロングアシストグリップなど各部の質感もブラッシュアップされています。

SC (ガソリン)
V型6気筒3.5Lガソリンエンジンを搭載するエアロボディ車の基準となるグレードがSCです。装備面については2.5LのS・Cパッケージとほぼ共通となっています。

エグゼクティブラウンジS(ガソリン/ハイブリッド)
アルファードのラインナップにおける最高峰がエグゼクティブラウンジSです。贅を尽くした装備の数々は基本的に標準ボディのエグゼクティブラウンジに準じたものですが、内装にあしらわれている木目の色調はエアロボディ車専用のシルバー系が採用されています。

ハイブリッドSR
Sよりも装備を充実化させたハイブリッド車のグレード。シートが合成皮革となる他、フロントドアアームレストやドアカーテシランプ、大型ハイグレードコンソールボックスなどが追加されています。

ハイブリッドSR Cパッケージ
シートが本革となるのが最大の特徴。さらに、セカンドシートもパワーリクライニングが可能なエグゼクティブパワーシートに。他にも、便利なパワーバックドアも標準装備されています。
 

▲エアロボディはどこかスポーティな雰囲気を醸し出しています ▲エアロボディはどこかスポーティな雰囲気を醸し出しています
 

【内外装】一目で高級車と分かる造形美

ボディサイズは全長4950mm(標準ボディは4945mm)、全幅1850mmと威風堂々。デザインは、シンプルな標準ボディと、バンパーコーナーまでメッキモールがあしらわれたエアロボディ車で、好みが分かれるところでしょう。ただ、見た目の印象ではエアロボディ車の方が車高が低くかもしれませんが、最低地上高はどちらも165mm(ガソリン車の4WDで170mm)となっています。
 

▲ボディサイズに負けない堂々としたデザインも、アルファードのウリ ▲ボディサイズに負けない堂々としたデザインも、アルファードのウリ

エクステリアで注目なのは、エグゼクティブラウンジに標準装備される3眼LEDヘッドランプ。ターンランプはフロント/リアともに流れるようなシーケンシャル発光となっています。このゴージャスなランプはX、Sを除くその他のグレードにもオプションで装着することができます。

インテリアで特筆すべきは、30系から追加となったエグゼクティブラウンジの豪華さでしょう。シートには上質なプレミアムナッパ本革が採用され、パワーオットマンは電動で前後140mmも伸縮。格納式テーブルの加飾には、まるで工芸品のような3D木目調パネルや金属素材が用いられています。ちなみに、エグゼクティブラウンジSはブラック&ホワイト内装も専用色としてオーダーが可能です。

▲エグゼクティブラウンジSのブラック&ホワイト内装。極上の乗り心地を満喫できます ▲エグゼクティブラウンジSのブラック&ホワイト内装。極上の乗り心地を満喫できます

また、XとSの両グレードに設定される8人乗りでは、セカンドシートが3人掛けとなります。720mmのロングスライド機能に加えて、6:4の分割チップアップによりサードシートへの乗り込みもスムーズです。

▲乗車定員を重視するなら8人乗りがオススメ ▲乗車定員を重視するなら8人乗りがオススメ

照度コントロール機能を備えたオプティトロンメーターも人気の装備。グレードにより4つの異なった仕様が設定されています。中央の4.2インチTFTカラーディスプレイには運転状況や空調、オプションのナビ画面と連動した情報などが表示されます。
 

▲ガソリン車用のオプティトロンメーター ▲ガソリン車用のオプティトロンメーター
▲ハイブリッド車用のオプティトロンメーター ▲ハイブリッド車用のオプティトロンメーター
 

【スペック】サイズ感や室内の広さをチェック

型式 DAA-AYH30W 最小回転半径 5.6m
駆動方式 4WD 全長×全幅×全高 4.95m×1.85m×1.95m
ドア数 5 ホイールベース 3m
ミッション CVT 前トレッド/後トレッド 1.6m/1.6m
AI-SHIFT - 室内(全長×全幅×全高) 3.21m×1.59m×1.4m
4WS - 車両重量 2150kg
シート列数 3 最大積載量 -kg
乗車定員 7名 車両総重量 2535kg
ミッション位置 インパネ 最低地上高 0.17m
マニュアルモード
標準色

ブラック、スティールブロンドメタリック、グラファイトメタリック

オプション色

ホワイトパールクリスタルシャイン、ラグジュアリーホワイトP CシャインガラスF

掲載コメント

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型式 DAA-AYH30W
駆動方式 4WD
ドア数 5
ミッション CVT
AI-SHIFT -
4WS -
標準色 ブラック、スティールブロンドメタリック、グラファイトメタリック
オプション色 ホワイトパールクリスタルシャイン、ラグジュアリーホワイトP CシャインガラスF
シート列数 3
乗車定員 7名
ミッション
位置
インパネ
マニュアル
モード
最小回転半径 5.6m
全長×全幅×
全高
4.95m×1.85m×1.95m
ホイール
ベース
3m
前トレッド/
後トレッド
1.6m/1.6m
室内(全長×全幅×全高) 3.21m×1.59m×1.4m
車両重量 2150kg
最大積載量 -kg
車両総重量 2535kg
最低地上高 0.17m
掲載用コメント -

※2018年10月~生産中のハイブリッド 2.5 G 4WD
 

 

【メカニズム】3種類のパワーユニットに注目

アルファードのパワーユニットはガソリン3.5L、2.5L、ハイブリッド2.5Lという3機種を設定。3.5Lユニットのみが無鉛プレミアム仕様となります。タンク容量はガソリン4WD車とハイブリッドが65L、ガソリン2WD車は75Lです。
 

3.5L V6エンジン
2017年のマイナーチェンジから取り入れられた2GR-FKSエンジン。筒内直噴とポート噴射の2つのインジェクターを備えたトヨタ独自のシステムD4Sが採用されています。301psを発揮し、JC08モードでも10.8km/Lを達成。パワーと燃費性能を両立しています。
 

2.5L 4気筒ハイブリッドエンジン
2.5Lエンジンとモーターとの組み合わせにより、システム出力197psを発生。JC08モードで18.4km/L~19.4km/L(グレードによって異なる)と、大型ミニバンとして優れた経済性を実現しています。
 

▲巨大なボディでもトヨタ自慢のハイブリッドシステムによって比較的、低燃費となっています ▲巨大なボディでもトヨタ自慢のハイブリッドシステムによって比較的、低燃費となっています

2.5L 4気筒ガソリンエンジン
先代の2.4Lユニットに代わり、30系アルファードから新設定されたのが2AR-FEエンジンです。燃費性能はJC08モード11.6km/L~12.8km/L。低速からの力強い加速も特徴です。
 

 

【走行性能】高級感が滲み出ている乗り味

各パワートレインによる走りの違いも、知っておきたいポイントでしょう。

2.5Lのスペックは最高出力182ps、最大トルクは235N・m。組み合わされるミッションは7速スポーツシーケンシャルシフトマチックを備えたSuper CVT-i。トルクは十分で、走りに大きな不満はありません。レギュラーガソリン仕様という点も魅力です。

3.5L車はトランスミッションにDirect Shift 8ATが採用。アクセル操作に対して駆動力がよりダイレクトに伝わる仕様で、走りは力強く、かつ滑らかになっています。さらにMモードでマニュアル感覚の操作も楽しめます。

ハイブリッド車ではモーターによって静かに走れるEVドライブモードやエコドライブモードが使えるなど、シーンに応じた走行が可能。経済性もJC08モードで18.4km/L~19.4km/Lと、優れた数値をマークしています。

最上級ミニバンという車格どおりに、いずれも走行フィーリングは極めて上質。どデカいボディから取り回しが大変そうに思えますが、視界の良さや数々の運転支援機能、5.6~5.8mという最小回転半径などと相まって、外観から受けるイメージよりも運転しやすくなっています。

リアにダブルウィッシュボーン式サスペンションが全車に採用されているので、路面の追従性や後席の快適性も秀逸。ボディ剛性や静粛性といった点も、全グレードともに極めて高水準に仕上がっています。

 

【オプション】ツインムーンルーフがオススメ

ムーンルーフとは、フロントとリアがセパレートになったガラスルーフ。フロント側はチルトアップもできます。ハイブリッドのX、SRサイドリフトアップチルトシート車を除く全車に装着可能となっています。ホイールやエアロなどとは違い、後付けの利かないムーンルーフは、リセール時にも有利な装備となるはずです。
 

 

【口コミ】ユーザーの評価と、その理由を解説

良かった点

内装の木目調パネルがかなり高級感があり、かっこいいと思います。車中泊をすることもたまにありますが、室内が広いおかげで疲れず睡眠をとることができます。荷物もたくさん載るので、キャンプ等にもおすすめです。

引用元 :カーセンサー内『口コミ』 agさん/愛知県

解説:アルファードの木目調パネルは非常に手の込んだ設計となっています。杢柄の間に金属的な輝きをもたせた茶木目調や、世界で初めてホログラム層を下地に用いた黒木目調など、贅沢な仕様が選べます。また、荷室が積めるたくさん秘訣は、サスペンションにあります。リアにスポーツカーなどと同じダブルウィッシュボーン形式を採用することによってサスペンションの占めるスペースを縮小。その結果、居住空間や荷室が広がって積載性も高められたのです 。
 

意外に燃費が良く、静か。前型に比べて後席の乗り心地が格段に向上。内装の合皮の使い方がちょうどいい。ステアリングヒーターは冬場に便利。

引用元 :カーセンサー内『口コミ』  カズさん/岐阜県

解説:そもそもアルファードは静粛性にこだわった車。振動・騒音を抑えるために、ボディの要所へ塗布型制振材を使っています。エンジンルームと室内を隔てるダッシュパネルにもサンドイッチ鋼板を使って、エンジンノイズやロードノイズを低減させています。さらには高遮音性のガラスを使ったりと、ひとつひとつの積み重ねによって優れた静粛を実現しました。
 

内装の質感が高い。乗り心地が良い。車格を考えると、意外と燃費が良い。室内空間が広く、オットマンが楽。オプションでアラウンドビューモニターを付けたので、狭いところでも比較的運転しやすい。

引用元 :カーセンサー内『口コミ』  じゃがもちさん/福井県

解説:オットマンが楽なのは、アルファードがロングスライドレールを採用していることが大きな要因。助手席は最大1160mmものスーパーロングスライドが可能で、足元に生まれた余裕によってオットマンをフルに活用できるようになっています。
 

気になった点

本当に特に無いです。文句なしと言ったところでありましょうか。強いて言うならば、お値段が高いところだけですかね(笑)

引用元 :カーセンサー内『口コミ』  ぷっぷさん/愛知県

解説:アルファードは新車だけでも300万円台中盤から700万円台後半まで、幅広いプライスレンジをもっています。装備の内容やクオリティと価格のバランスをみながら、予算に合わせて購入プランを立てられるのも美点でしょう。
 

他のライバル車と比べて安全装備が物足りません。収納が少ないです。スマホや財布がサッと取り出せるような収納が欲しいです。燃費があまり良くないです。街乗り8キロ以下で、高速だけだと11キロ(2.5X)くらいです。もう少し走ると良かったのになあ。

引用元 :カーセンサー内『口コミ』  たけぼちさん/神奈川県

解説:2017年12月のマイナーチェンジ以降なら、全車トヨタセーフティセンスが標準装備。様々な運転支援装置が搭載され、経済産業省が認める「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」にも認められるいるので、安全装備にこだわるならマイナーチェンジ後のモデルがオススメです。また、アルファードの車内には小物入れやフック、ポケットなど10数ヵ所の収納スペースが設けられていますが、置くものによっては適したスペースとは思えない場合があるのは事実でしょう。
 

個人的には前のアルファードの方が見た目が好きでした。ちょっとオラオラしすぎかなって思います。実用面では燃費が悪いのと、アイドリングストップでいちいちエンジンが切れるのがうっとうしい(エアコンはしばらく効いているのがすごい)。

引用元 :カーセンサー内『口コミ』  tomominさん/徳島県

解説:アイドリングが止まってもエアコンがしばらく効いているのは、エコ運転中でも快適な室温を維持する「アイドリングストップ機能+蓄冷エバポレーター」を内蔵しているからです。(3.5L全車。2.5Lにメーカーオプション)。デザインの好みについては個人差がありますが、大型のフロントグリルを採用するのは世界的な傾向で、仕方のない部分でもあります。
 

 

【中古車】3.5Lモデルの方がオトク感高め

いわゆる後期モデルの登場により、2017年12月25日以前の前期モデルは総額300万円台前半の物件も見受けられるなど、相場は徐々にこなれ始めているようです(2019年5月28日現在)。

モデルの中心は圧倒的に2.5L車ですが、注目したいのは新車時ほど2.5L車と3.5L車の価格差が大きくないこと。予算の都合から3.5Lを諦めて2.5Lの新車を検討している方は、3.5Lの中古車を選択肢に加えるとベターでしょう。

一方でハイブリッド車は流通量が少なく、相場も高値安定となっています。

text/グラブ
photo/トヨタ

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