『ナニコレ!?』どんなことがあっても搭乗者を守ってくれる! 防弾仕様のセンチュリー
2018/11/16
カーセンサーnet上には40万台以上の物件が掲載されている。物件チェックを日課とする筆者が、その中から偶然見つけた「なんだこの中古車は!!」という物件を紹介しよう!
オーバースペックに磨きをかけた1台
4気筒より12気筒!
100馬力より1000馬力!
速度制限100km/hの日本なのに最高速度300km/hオーバーのポテンシャル!
オーバースペックこそ美徳であると信じてやまない筆者。
ひけらかすことは美しくないのかもしれないが、オーバースペックだからこそ生まれる“心のゆとり”があるに違いない。
そんな中、見つけたのが2003年式トヨタ センチュリーだ。
走行距離は22.6万kmと“多め”ではあるが、15年落ちなので年間走行距離1.5万kmほど。
しかもセンチュリーの耐久性を考えれば、メンテナンスさえ施せばまだまだ余裕なはず。
最近でこそ旧型モデルとなってしまったが、日本が誇る現役の最高級セダンと呼んでいいだろう。
しかも超絶スムーズな12気筒エンジンは、もはや国産車では旧型センチュリーでしか味わえない。
しかもこのセンチュリーは……。
防弾仕様?????
普段、日本で生活している中で「防弾仕様」なんて言葉を耳にする機会はほとんどないだろう。
それこそ首相専用車くらいしか、防弾仕様車なんて見かけない。
そういう意味で、日本はまだ安全な国だとも言える。
物件の詳細写真を見るとウインドウに備え付けられたアクリル板で窓枠が太くなっており、ドアパネル内にはケブラーと思しき素材が詰まっていることが分かる。
もちろん、トランクルームからリアシートに通じる部分も防弾加工が施されている。
でもパッと見は、何の変哲もない、センチュリーにすぎない。
この日本において誰に狙撃されるわけでもなかろうが、実にオーバースペックなところが魅力的ではないか。
隣に人を乗せても後ろに人を乗せても、ドアの重みに違いを感じるはずだ。
「貴方を守るために!」なーんてキザなセリフも、リアルな防弾仕様ゆえにクサさが少なく収まるに違いない。
一般人にとって、そうそう防弾仕様車なんて乗れる機会はない。
そう考えたら、195万円という車両価格はバーゲンプライスにすら感じられる。
中古車は1台として全く同じものは存在しない。今回紹介したセンチュリーもそうだ。
つまり、この物件欲しいと思っても手に入れられる人はたった1人、早い者勝ちなのだ!
少しでも気になったら、すぐに在庫の有無をチェックしてみてほしい。
奥が深いぜ、中古車!
あわせて読みたい
- アウトドアブームの過熱を引き金に、規格外に車内が広い車の注目度が上がる!?
- 【トヨタ タンクの中古車を買うなら?】オススメの選び方や相場、グレードなどを徹底解説
- EVハイパーカーメーカー「リマック」が今熱い!従来のスーパーカーを猛追するクロアチアの新星【INDUSTRY EDGE】
- 現行型ヴォクシーの平均価格が200万円切り目前|迫力重視の「煌」も、燃費重視のハイブリッドも買い時到来
- 【総予算100万円!】格安90’sミニバンを自分仕様に仕上げて遊ぶ(前編)
- 次期クラウンの開発事情
- VIP=セダンの時代は終わった!? ラージサイズミニバンの2列4人乗り仕様で、極上の贅沢を味わおう
- 世界で3社しか市販していないレアなFCVの1台、トヨタ MIRAIのドライブフィールに注目! 【EDGE’S Attention】
- 【試乗】新型 トヨタ MIRAI|日本が生んだ大人のサルーンは、世界初の技術とともに進化を続ける
- 【だけじゃないクルマ屋さん巡り】まるでアウトドアショップ!? 玄人キャンパーも垂涎のお店「U-BASE湘南」