▲レガシィB4/ツーリングワゴンに搭載されたアイサイト(ver.2)は、ステレオカメラで先行車や障害物を認識、自動ブレーキで衝突の回避や被害軽減を図る。全車速追従クルーズコントロールも備わるので、長距離運転の疲労軽減効果も期待できる▲レガシィB4/ツーリングワゴンに搭載されたアイサイト(ver.2)は、ステレオカメラで先行車や障害物を認識、自動ブレーキで衝突の回避や被害軽減を図る。全車速追従クルーズコントロールも備わるので、長距離運転の疲労軽減効果も期待できる

運転が不安という初心者にうれしい機能とプライスだ

スマホが僕らにとって必須アイテムなように、自動ブレーキ、つまり衝突被害軽減ブレーキは、今や車にとって必須機能だ。なにしろ軽自動車にも衝突被害軽減ブレーキが標準装備される時代なのだから。

2007年……、「今日、アップルが電話を再発明します」と、スティーブ・ジョブズが初代iPhoneをプレゼンし、スマホ時代の幕を開けたように、2009年……、ボルボが完全停止するオートブレーキ・システムをXC60に導入したことで、日本の自動運転化時代が始まった。

もはやスマホからガラケーに戻るのと同様、衝突被害軽減ブレーキのない車に戻るのは難しいと思う。

もちろん衝突被害軽減ブレーキが備わったからって、すべて車まかせというわけにはいかない。

しかし、ボルボでいえば衝突被害軽減ブレーキを搭載した車は、そうではない車と比べて事故率が69.0%減少した(※ボルボ社の調査結果より)というし、スバルもアイサイト搭載車と非搭載車で、車同士の追突事故は約8割減、対歩行者事故は約5割減だ。(※ 株式会社SUBARU(データ発表時は富士重工業)が2016年に発表した調査結果より)

今では衝突被害軽減ブレーキを装備した中古車も数多く出回るようになった。しかも2ケタ万円から購入できる。運転が不安だという初めて車を購入する人にとっては、特にうれしい機能とプライスなんじゃないだろうか。

以下、筆者がオススメする総額2ケタ万円で狙える、衝突被害軽減ブレーキを装備した中古車を3台紹介する。

【日産 ノート(2代目)】広々とした室内空間がコンパクトハッチバック、ノート。デビューは2012年だが、衝突被害軽減ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」が用意されたのは2013年12月のマイナーチェンジのこと。そのときはオプション扱いでエマージェンシーブレーキパッケージとして用意されたが、2015年7月には全車に標準装備 【日産 ノート(2代目)】広々とした室内空間がコンパクトハッチバック、ノート。デビューは2012年だが、衝突被害軽減ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」が用意されたのは2013年12月のマイナーチェンジのこと。そのときはオプション扱いでエマージェンシーブレーキパッケージとして用意されたが、2015年7月には全車に標準装備
【スバル レガシィツーリングワゴン(5代目)】北米市場を念頭に開発され、ひと回り大きくなった5代目レガシィツーリングワゴン。2009年にデビューした当初は間に合わなかったが、2010年5月に衝突被害軽減ブレーキ「アイサイト(ver.2)」搭載モデルがラインナップに加わった。全車速追従クルーズコントロール機能付きなので長距離ドライブもラクラクだ 【スバル レガシィツーリングワゴン(5代目)】北米市場を念頭に開発され、ひと回り大きくなった5代目レガシィツーリングワゴン。2009年にデビューした当初は間に合わなかったが、2010年5月に衝突被害軽減ブレーキ「アイサイト(ver.2)」搭載モデルがラインナップに加わった。全車速追従クルーズコントロール機能付きなので長距離ドライブもラクラクだ
【ボルボ S60(2代目)/ボルボ V60(初代)】クーペ風セダンのS60と、ステーションワゴンのV60がデビューしたのは2011年。35km/h以下で歩行者や前方歩行車両との衝突を回避する「ヒューマン・セーフティ」と、低速走行時の衝突を防止する「シティ・セーフティ」を標準装備した。その後のマイナーチェンジなどで先進安全技術を進化させている 【ボルボ S60(2代目)/ボルボ V60(初代)】クーペ風セダンのS60と、ステーションワゴンのV60がデビューしたのは2011年。35km/h以下で歩行者や前方歩行車両との衝突を回避する「ヒューマン・セーフティ」と、低速走行時の衝突を防止する「シティ・セーフティ」を標準装備した。その後のマイナーチェンジなどで先進安全技術を進化させている
text/ぴえいる
photo/スバル、日産、ボルボ

▼検索条件

日産 ノート(初代)/スバル レガシィツーリングワゴン(5代目)/ボルボ S60(2代目)/ボルボV60(初代)×自動ブレーキ搭載モデル×総額100万円未満×支払総額あり×修復歴なし