20代ファミリーが選ぶべきは60万円台から狙える「ビッグコンパクト」?
カテゴリー: 特選車
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2015/08/28
普通のコンパクトカーだとちょっと狭いなら……
大人4人がしっかり乗れて、街中から高速道路を使った遠出まで、なんでも万能にこなす車といえばハッチバック。フィットやヴィッツ、マーチ、デミオなど、各メーカーが最も力を入れて開発しているカテゴリーのひとつです。
ただ上記のラインナップからも分かるとおり、ハッチバック=コンパクトカーというケースが多いんです。もちろん、その需要が多いから当たり前なんですが、20代のファミリーの中には「コンパクトカーだとちょっと狭い、もう少し大きいコンパクトカーがあれば……」という悩みを持っている方もいらっしゃると思います。
その理由は、例えばベビーカーなどの子供の荷物。小さなお子さんがいる場合、出かける際にはオムツや着替え飲み物など様々な準備が必要です。それらを入れるには、コンパクトカーだとちょっと狭いようなんです。
そんな方にオススメしたいのが“ビッグコンパクト”です。なんだか言葉として矛盾しているような気もしますが、“ビッグマイナーチェンジ”なんて言葉もあるくらいですから大目に見てください。
さて、冗談はさておき、今回ご紹介するのは、ハッチバックながら広くて高級感も兼ね備えたトヨタ ブレイドです。
広くて高級で走りもバッチリ
2006年12月に登場したブレイドは、「シャレた大人の高級ハッチバック」をテーマに開発された3ナンバーサイズのハッチバックです。全長4260mm、全幅1760mmのゆとりあるボディサイズで、車内はゆったり広々。リアシートではゆったり足も組めるほど。小さいお子さんがいる場合、お子さんと一緒に奥さんが後席に座るケースが多いと思うので、きっと奥さんも喜ぶはずです。
車内が広いと荷物がたくさん積める他、オムツ交換などがしやすいというメリットもあります。さらにはセダンなどと異なり、車内からラゲージルームにアクセスできるので、飲み物をこぼしたので急に着替えが必要といったときでも、いちいち車を止めることなく対応できます。
走りに関しては、2.4Lエンジンなので必要十分どころか、かなりパワフル。この点は1Lクラスのコンパクトカーとは比較になりません。燃費は10・15モードで13.4km/Lと、最近のコンパクトカーと比べると見劣りしますが、十分な燃費性能でしょう。
そしてもうひとつポイントとなるのが安全性です。このブレイドは、VSC(横滑り防止装置)やTRC(トラクションコントロール)、サイド&カーテンシールドエアバッグ、ニーエアバッグ(運転席)を全車に標準装備。大切な家族の安全を守る意味でも、こういった安全装備の充実はありがたいところです。
スポーツモデルのブレイドマスターも100万円以下!
ここまで読むと「でも、なんか高そう……」と思った方もいらっしゃるでしょう。ところが実際は100万円以下でカーセンサーアフター保証対象車がばっちり狙えます。それこそ一番最初に挙げたコンパクトカーの中古車を買うのと同じくらいの価格で手に入ります。
カーセンサー掲載物件の平均車両価格/平均走行距離は約77万円/約5万1000km(2015年8月25日現在)。具体的に物件を見ると、総額でも60万円台からアフター保証対象車が購入圏内です。中には、走行距離2.7万km×ワンオーナー×修復歴なしで総額88.1万円の「2.4 G」という格安物件も存在します。
また、走り好きの人にオススメしたいのが、V6の3.5Lエンジンを搭載したスポーツモデル「ブレイドマスター」です。こちらはブレイドの頂点に位置するモデルで、走りにもこだわりたいという方にうってつけです。こちらも、数は少ないですが100万円以下でも見つけることができます。もちろん2.4Lモデルに比べれば走行距離が多かったり修復歴があったりしますが、そこはアフター保証を付けてケアしておけば安心でしょう。
この車に乗れば、奥さんもお子さんも、そして自分も大満足。きっと今よりお出かけが楽しくなると思います。