買い時、中古コンパクトカー。|カーセンサー特選市

10年前に勃発したコンパクトカー戦争の当事者たち

“実質、先代にあたるスターレットから大きく進化したヴィッツは、新世代コンパクトカーとして世界を席巻しました

実質、先代にあたるスターレットから大きく進化したヴィッツは、新世代コンパクトカーとして世界を席巻しました

ヴィッツのインテリアは意外にキュート。エアコン吹き出し口はイタリアンな雰囲気を醸し出しています。ソフトな乗り味はフランスっぽい?

ヴィッツのインテリアは意外にキュート。エアコン吹き出し口はイタリアンな雰囲気を醸し出しています。ソフトな乗り味はフランスっぽい?

フィットには、弧を描くような「ワンモーション」デザインが採用されました。ミニンバン的なエッセンスが随所に反映されています

フィットには、弧を描くような「ワンモーション」デザインが採用されました。ミニンバン的なエッセンスが随所に反映されています

こちらはマーチ。可愛らしいデザインながら、タイヤが路面にちゃんと踏ん張っていて、走りの良さを感じさせます

こちらはマーチ。可愛らしいデザインながら、タイヤが路面にちゃんと踏ん張っていて、走りの良さを感じさせます

今となっては総額30万円以下で良物件が狙える

トヨタ ヴィッツ(初代)、ホンダ フィット(初代)、日産 マーチ(旧型)は新車当時、乗用車販売台数の月別ランキング(自販連調べ)で激しいバトルを繰り広げた「元祖コンパクトカー御三家」です。そんなコンパクトカー御三家も中古車市場で探してみると、今やとってもお安いんです。

総額30万円以下でカーセンサーアフター保証付きで探すとドバっと250台以上(2014年7月22日現在)。走行距離5万km以内に絞っても45台もあります。免許取り立ての方、セカンドカーを探している方、とにかく安くて安心な車を探している方、必見です。

三車三様の魅力がある

1999年にまずお目見えしたのが初代ヴィッツ。実質、スターレットの後継車ですが、スターレットよりも全長を150mm短くしながら、ホイールベースは70mmも延長し、全高は100mmアップ。1Lモデルの重量は約800kgですから燃費も良いんです。

ヴィッツはそもそも物件数がマーチやフィットよりも少ないので当然、総額30万円以下の物件もフィットやマーチに比べて少ないです。

初代フィットは、実質的にロゴの後継車として2001年に登場。ショートフロントノーズ、低床、前席下の燃料タンクセンター配置が特徴で、高い居住性を誇っています。室内高は当時のオデッセイよりも高く、リアシートの足元スペースはアコードほど。フルフラットになる折り畳みシートも“あっぱれ”でした。ボディサイズはヴィッツより一回り大きく、コンパクトカーにミニバン的な利点を混ぜ合わせたような車です。

フィットの場合、今のところ総額30万円以下で狙えるのは1.3Lモデル。ただ、そのうち1.5Lモデルも出てきそうな雰囲気です。

3代目マーチは2002年に登場。携帯電話を接続し交通情報やドライブ情報などが得られる「カーウイングス」がオプションで用意されるなど、コンパクトカーとは思えない“ハイテク”ぶりが印象的でした。最近では珍しくない「インテリジェントキー」が標準装備だったのも画期的でした。

走りや使い勝手といった面においてはヴィッツやフィットには及びませんが、デザインが最も個性的なのはマーチでしょう。搭載エンジンのバリエーションも豊富で、1L、1.2L、1.4Lエンジンがラインナップ。現在、総額30万円以下で狙えるのは1Lと1.2Lモデルです。

走行距離で物件を選ぶが吉

いずれも中古車相場は底値で安定しており、ヴィッツが22万円、フィットが29万円、マーチが28万円と平均車両価格は3車とも30万円以下。しかしながら、平均走行距離はヴィッツが7万2000km、フィットが6万7000km、マーチが5万8000kmとどれも5万kmオーバーです。そのため、走行距離が少なめで価格に納得できる物件があったら狙うのが良いでしょう。

たとえ走行距離が5万km以下であっても「古くて不安だ」という方にはカーセンサーアフター保証への加入をオススメします。万が一のトラブル時でも無料で修理できます。

トヨタ、ホンダ、日産が世に送り出した新世代ベーシックカー。あれから10年が経ち、初めて車を買う方、セカンドカーとして車を探している方にはうってつけな選択肢となっています。

【検索条件】トヨタ ヴィッツ(旧々型)&ホンダ フィット(旧々型)&日産 マーチ(旧型)×走行距離5万km以下×総額30万円以下×CSA保証車
※プランでCSA保証を付けた場合、総額30万円を超える場合があります