AT免許を取るはずだった大学生の人生を変えたMTのホンダ ビート
カテゴリー: クルマ
タグ: ホンダ / ビート / カーセンサー学生編集部員
2023/02/07
カーセンサー学生編集部員(近畿大学3回生)の竹本です。
皆さんは1台目にどんな車に乗りたいですか?または乗ってきましたか?
僕はぶつけてしまうのも嫌だし、少しでもガソリン代を抑えたいなぁと、軽自動車や燃費の良い車が1台目の候補になってます(笑)。
そんなことを考えていると、「同世代の人は1台目にどんな車を選んでいるのだろう?」と気になりだした今日この頃……。
すると、友人からホンダ ビートのMT車に乗っている大学生がいるとの情報が入ったんです。
オープンスポーツカーだしMTだし、なんなら自分の年齢より古い車という、自分では選ばないであろう車!
最初の愛車に選んだ理由がいろいろ気になるので、インタビューしてきました!
AT免許を取るつもりだったのに、選んだ愛車はMTのビート
坂根さん 実は、もともと免許はAT限定で取るつもりだったんです。ですが、大の車好きな父から「車を操っている感覚を味わってほしい」とMT免許をオススメされて(笑)。それでMT免許を取ることにしました。
坂根さん 大学1年の頃です。これもきっかけは父なんです(笑)。原付で大学に通っていたんですが「車を買ってあげるからそれで通い」と父から言われ、購入することになりました。
坂根さん せっかくMT免許を取ったので、MT車の中で選ぼうと思いました。そして、オープンカー、NAエンジン、ミッドシップ、シフトのストロークが短い、エンジンが高回転まで回せる、この5つの条件でビートに決めました。それにコンパクトなボディなので小回りも利くし、運転技術を向上させるのにもいいかなと思いました。
坂根さん そうなんですよ! でも、30年前の車ってこともあり中古車流通量も限られていて……。数少ない店舗を転々と回ったんですが、全然いい物件に出会えなかったんです。半分購入を諦めて販売店から帰っていたときに、偶然ビートの売っている店を見つけたんです。見てみると状態がとても良かったので即決しました。走行距離が8万㎞くらいでカスタムもされて、約160万円でしたので安いと思いました。30年前の車なので妥当かなと。
坂根さん はい! 本当に運命の出会いだと思います。このビートが「ここやで~」って呼んでいました (笑)。
ビートの「自分が操っている感覚」が運転にハマってしまう!
坂根さん 燃費は良くないです(笑)。運転についてはコンパクトなのでしやすいと思います。 運転も楽しいですし、1台目の車にもいいと思いますよ!
坂根さん やっぱりマニュアルなので自分で車を操っている感があるところですね。走行中の振動もよく拾って、それがおもしろいんですよ。あと、鍵や屋根を外すのが自動ではなく手動で行うというアナログ的なところも魅力ですね。
坂根さん 僕はオープンにするのが多いですね。トンネルを走ると音がよく反響して楽しいんですよ! 排気量が多い車よりも高回転までぶん回せるので、気持ちいい音になるんです(笑)。他にも峠などを運転しているときも爽快感が最高です!
坂根さん 排気量が小さくて非力なので、公道の法定速度内でエンジンを高回転まで回せるんですよ。簡単に言うとエンジン音がブンブン鳴るんです(笑)。
坂根さん これといったきっかけというより、乗っていたら知らないうちにビートのことばっかり考えていましたね(笑)。ビートにハマりすぎたので、14年間続けてきたサッカーを辞めて、今では車中心の生活になりました。ビートに出会って、運転の楽しさを知ってから人生変わったと思います。
坂根さん 夜ドライブしたり、峠に走りに行くのが毎日の楽しみになっています。父のおかげでビート中心の生活になりましたね(笑)。父には感謝しています。
初めの1台で人生が変わるかも!?
同世代の大学生へのインタビューを通して「車選び」で人生が大きく変わるかもしれないと知りました。
今までは、燃費やボディサイズが車選びの条件だったけど、「運転が楽しいかどうか」も条件に追加して最初の1台選びをするのもいいかも!
いきなり、MTオープンスポーツカーは厳しいかもだけど、今日から新しい車選び始めます!!
【記事について】
この記事は、近畿大学経営学部松本ゼミ所属の竹本壱晴が、企画やインタビュー、執筆を担当しました。