スタイリッシュな姿に一目ぼれ!憧れの英国SUV【吉田由美の勝手にハピバ】#019ランドローバー レンジローバーイヴォーク(初代)
カテゴリー: クルマ
タグ: ランドローバー / レンジローバーイヴォーク / 吉田由美の勝手にハピバ / 吉田由美
2023/01/26
こんにちは、カーライフ・エッセイストの吉田由美です!
カーセンサーの本でも連載している企画「勝手にハッピーバースデー」。
この企画では、発売したタイミングをその車の誕生日と見立てて、○年後に○歳おめでとう! と勝手にお祝いをしていきます。
ランドローバー レンジローバーイヴォーク(初代)を勝手にハッピーバースデー!
今回お祝いするのは2012年3月に発売 されたランドローバー レンジローバーイヴォーク(初代)です。
レンジローバーといえば、故エリザベス女王が自身の愛車として運転もしていた “英国王室御用達の車”。
つまり、英国を代表するラグジュアリーSUVブランドですが、デザインにこれ見よがしなオラオラ感はなく、自然にあふれ出る上品な雰囲気があります。
そんなレンジローバーの世界観と車内の香りが私は好きなんです。こんなふうに感じている方は、少なくないはず!
そのフラッグシップモデル「レンジローバー」は、ボディサイズが全幅約2m×全長約5mと大きく、お値段も1000万円オーバーからとハイクラス。
とっても素敵なのですが、普段使いを考えるとお値段だけではなくサイズも「もう少し小さいレンジローバーがあれば……」なんてと思うこともありました。
そんな思いを体現したかのように、当時はまだ珍しかったクーペスタイルのコンパクトSUVを「レンジローバー」の名を冠して登場させたのが、レンジローバーイヴォークです。
初代のコンセプトカーがお披露目されたのは、2008年のデトロイトモーターショー。
見た瞬間からコンパクトサイズかつスタイリッシュな容姿に、私は恋に落ちてしまいました(笑)!
レンジローバーイヴォークはハイブランドのカジュアルラインのように、上位モデルとは違う層のユーザーを取り込みブランドの知名度とすそ野を広げたモデル。おかげで、レンジローバーブランドが身近なものになりました。
同じようなラインナップは他のメーカーでもあります。例えば、メルセデスベンツのSLにSLKが、ポルシェ 911にケイマンが登場したりなど、各社ブランドのラインナップの幅を広げて様々なユーザーにアプローチしています。
しかし、「いざ購入!」となると、車ってタイミングが意外と難しい……。
いいな~と思っても、私の場合は買い替えタイミングが合わなければ愛車とまでは至らず「いいな」止まり。特に、私のような1台持ちだとなおさら難しいんですよね。
レンジローバーイヴォークは、まさにそんな感じで、恋が実らなかった相手です(笑)。
そして、私の中で印象深く残っているのは、中古車が流通し始めたぐらいの時期に、カーセンサーの姉妹誌カーセンサーEDGEで取材をしたときのこと。
輸入中古車販売店にお邪魔したら「イヴォークは入るとすぐに売れてしまいますし、待っている方もいらっしゃいます」と。しかも、当時は新車価格より高い値段がついていたのに驚きました。
現在は中古車平均価格360万円と2代目が発売され価格も落ち着いてきたようなので、新車時に叶わなかった恋を成就させるのは 今かも(笑)!? 。
そんなことを思い出しながら、久しぶりに見たレンジローバーイヴォーク。
新型が出ているのに、エクステリアやインテリアは今でも古さを感じさせないデザインです!
例えば、エンジンをかけるとせり上がってくるドライブセレクター。
新型は従来のシフトノブタイプにさりげなく変更されていますが、初代が発売された当時は同じグループのジャガー共々このダイアル式のドライブセレクターでしたね。
さらに、小さくても使いやすそう&乗りやすそうなポイントも見つけました!
それは、運転席と助手席のシートです。
ふくよかなボリュームのある素材と絶妙な凹凸が、体のラインに合わせて姿勢をホールド。
さすがレンジローバーだけあって、車内の作りにこだわりを感じます。
さらに、コンパクトボディながらSUVとしての高い走破性も持ち合わせているんです。
走行モードが、オンロード/砂利/雪、泥/轍、砂地の4つのモードが選択できます。
一見、軟派なSUVかと思いきや、「いざとなると頼れる細マッチョ」という感じ。
見た目も中身もイケてるなんて、モテるはずよね~(笑)。
11歳ハッピーバースデー♪
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ランドローバー レンジローバーイヴォーク(初代)×全国今回撮影協力いただいた「Car Pleasure NEXT」は、神奈川県横浜市緑区にある軽自動車から国産車を中心に取り扱う中古車販売店です。自社積載車もあり遠方のお客様でもご納車が可能。
また、 系列店の「Car Pleasure」の在庫もご紹介していただけるので、そちらもぜひチェックしてみてください。
カーライフ・エッセイスト
吉田由美
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。車回りのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にTV、ラジオ、WEB、イベントなどで広く活動中。様々な車を紹介するYouTube「吉田由美ちゃんねる」も好評配信中!