クラウンに革命を起こした「ReBORN PINK」【吉田由美の勝手にハピバ】#016トヨタ クラウンアスリート
カテゴリー: クルマ
タグ: トヨタ / クラウンアスリート / 吉田由美の勝手にハピバ / 吉田由美
2022/10/20
こんにちは、カーライフ・エッセイストの吉田由美です!
カーセンサーの本でも連載している企画「勝手にハッピーバースデー」。
この企画では、発売したタイミングをその車の誕生日と見立てて、○年後に○歳おめでとう! と勝手にお祝いをしていきます。
トヨタ クラウンアスリート(4代目)を勝手にハッピーバースデー!
今月お祝いするのは20012年12月に発売されたトヨタ クラウンアスリート(4代目)です。
クラウンといえば、「オジサマの成功の証し」としてブランド力を構築した車。
歴史を振り返ると、初代クラウンが発売されたのは1955年。その後も世代を重ね、2022年にモデルチェンジされた最新モデルでなんと16代目!
しかも、複数のボディタイプをラインナップするなど大胆なイメージチェンジが話題になっています。
ですが、クラウンは今回に限らず、結構 チャレンジングなことをしてきてるんです。
そのひとつが12月で10歳の誕生日を迎える14代目クラウン。
というのも当時のトヨタではいろいろなことがありました。
2009年に豊田章男さんが社長に就任したのもつかの間、世界規模のリコールや東日本大震災が起きるなど大変な状況……。
そんな中、2011年に開催された東京モーターショーのトヨタブースで掲げられていたキャッチコピーは「ReBORN」でした。
そこにはアニメ「ドラえもん」に登場する、どこでもドアやドラえもんファミリーのオブジェ。
思わず写真を撮りたくなる、今でいう“映えスポット”です。
過去のモーターショーではあまり見ないコラボレーションはトヨタの変革を表していたのかも!?
こうした時代背景からトヨタの生まれ変わりを象徴するように登場したのが 14代目クラウンなんです。キャッチコピーは「CROWN ReBORN」。
そして、「いつかはクラウン」と刷り込まれていた世代にとって、かなりセンセーショナルだったのが鮮やかなピンク色 「ReBORN PINK」をまとった特別仕様車のクラウンアスリート。
これまでのイメージを覆すド派手なカラーリングですが、意外とオジサマからの支持もある印象です。
というのも発売当時、私の大好きなお菓子メーカーの社長さんが筑波サーキットでのイベントにピンククラウンで登場し、会場中の視線を集めてました(笑)。
実は会社のプロモーション用に購入したそうですが、注目度は絶大! とお聞きしました。
高級セダンにピンク色というギャップに注目が集まるのも納得です。
ちなみに、この「ReBORN PINK」をプロデュースしたのは、演出家のテリー伊藤さん!
エクステリアはピンク一色なデザインですが、車内はパキッとした白色のレザーがふんだんに使われています!
車内でのピンクは指し色として使われています
このあたりのセンスはさすがテリーさん!
船の「日本ボート・オブ・ザ・イヤー」や車の「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の選考委員などでご一緒していますが、ピンククラウンがテリーさんのプロデュースだとは知りませんでした。
ピンククラウンのカラーネームが「モモタロウ」なのは遊び心あるテリーさんのアイデアなのかな!?
10歳ハッピーバースデー!
▼検索条件
トヨタ クラウンアスリート(4代目)×全国×本体色「ピンク系」▼検索条件
トヨタ クラウンアスリート(4代目)×全国今回撮影協力いただいた「5-STAR越谷店」は在庫数約500台の大型展示場完備のお店です。販売車種は国産車を中心にいろんな車種をラインナップ。自社アプリで車検や整備の予約ができるアフターサービスも充実しているので、購入からメンテナンスまでお願いできちゃいます。また、YouTubeチャンネル「いつつぼしちゃんねる」ではVtuberの五つ星きららが車紹介をしてくれます。ぜひチェックしてみてください
カーライフ・エッセイスト
吉田由美
短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。車回りのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にTV、ラジオ、WEB、イベントなどで広く活動中。様々な車を紹介するYouTube「吉田由美ちゃんねる」も好評配信中!