日産 セレナ ▲もし、ウインドウガラスが現行モデルから流用されてイマドキの日産顔が組み合わされたら、こんなルックスに仕上がるだろう。先代エルグランドを連想させる水平基調のフロントグリル、大径エアインテークに加えてブーメラン上のガーニッシュも採用か?

永遠のライバル、相次いでモデルチェンジ

ライバルであるトヨタ ノア/ヴォクシー、ホンダ ステップワゴンの世代交代に続き日産 セレナもモデルチェンジを果たす。新型の素顔を予想していこう。

周知のとおり、ノア/ヴォクシーは2022年1月に、ステップワゴンは5月に世代交代を果たした。そして、2022年末にセレナも生まれ変わる。

次期セレナは、キープコンセプトの色合い濃くセレナらしさの継承が目される。果たして次期モデルはどんな姿に生まれ変わるのか。
 

日産 セレナ▲次期セレナの素顔はモダンだった先代エルグランド(写真)に似た印象に仕上がるかもしれない

モデルチェンジまで1グレードのみ継続販売

ノア/ヴォクシーに影響を与えた巨大な三角窓とウエーブした特徴的なウエストラインは変わらないだろう。一方で、フロントマスクにはアリアやノートで提示された新しい日産顔が盛り込まれる見通しだ。

その結果、先代エルグランド似のあか抜けた表情を得る公算が大きい。

いよいよ継続生産車にも騒音規制の法規が適用されるため、現行セレナは2022年8月末をもって生産が打ち切られる。ただし、次期モデルが登場するまでのブランクが長すぎるためe-POWER搭載車のみ認証を再取得して2ヵ月間だけ生産される。

どうやら「ハイウェイスターV」だけが生産されるようだ。
 

日産 セレナ▲現行セレナは先代譲りの2LマイルドHEVに加え、2018年には1.2Lエンジンで発電してモーターで走る「e-POWER」が追加設定されて電動化に対応。プロパイロットの設定も話題を呼んだ

※2022年8月30日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【諸元・スペック】
■予想発表時期:2022年12月
■全長×全幅×全高:4770×1740×1865(mm)
■搭載エンジン:1.5L 直3+ターボ+モーター
 

文/マガジンX編集部
写真/マガジンX編集部、日産自動車