ミニ ミニクーペ▲記念すべき第1回目のお友達は、2011年9月に登場したミニ ミニクーペです!

こんにちは、カーライフ・エッセイストの吉田由美です!

カーセンサー9月号(7月20日発売)から新企画「勝手にハッピーバースデー」がスタートしました。パチパチパチ。

この企画では、発売したタイミングをその車の誕生日と見立てて、○年後に○歳おめでとう! と勝手にお祝いをしていきます。

今回は、今年9月にちょうど10歳を迎えるミニ ミニクーペをお祝いしたいと思います!
 

ミニ ミニクーペを勝手にハッピーバースデー!

私が初めてこの車を見たのは、今から10年前。世界初公開された2011年9月のフランクフルトモーターショー会場でした。

しかも車を見ていたら突然、会場を視察中の当時のフォルクスワーゲン(VW)グループのヴィンターコルン会長をはじめとする、首脳陣御一行様に遭遇するというサプライズ。

ミニクーペを前に、10名ぐらいで何やら……。「VWでもこういう車を作ろうよ」なんて相談していたのかもしれませんね。知らんケド。

というわけで久しぶりに目にしたミニクーペ。

10年経ってもさすがミニのデザイン、まったく古さを感じません。
 

ミニ ミニクーペ
ミニ ミニクーペ

しかも、生産&販売された台数が少ないせいか、現在では希少性が高く、中古車市場でもなかなかのお値段がついています。(2021年7月13日執筆時点での中古車平均価格は169万円)

今回久しぶりに見たミニクーペの私の第一印象は、むしろ「新鮮」です!

2ドアのクーペスタイルで2人乗り。

黒のルーフ部分はまるでヘルメットのように見えます。

いえ、私にはヘルメットにしか見えません。しかも野球のバッターがかぶるヤツね(笑)!ははは。

これは私が今、メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手を毎日目にしているせいですね。かわいく見えまくりです(笑)!
 

ミニ ミニクーペ

今回、対面したのはクラシックホワイトのボディカラー。

Cピラーがぐいっと傾斜があり、横から見ると他のミニとは全く違うスポーツカールック。リアは「アクティブリアスポイラー」で、走る気マンマン。

後ろから見たスタイルがストンと直角で、まるで「小ロールスロイス」! 小さいけど上質感があります。これは、今回の発見ですね。

ライトもだいぶ変わっています。

ヘッドライトの中にオレンジのフォグライト(?)があり、リアのライトも現行型にはユニオンジャック柄になっていますが、このミニクーペはシンプル。

そしてライトの中にライト! これはこれでかわいいですよね。
 

ミニ ミニクーペ
ミニ ミニクーペ

インテリアは一見、大きな変化はないように思いますが、こちらも大違い。

車内中央に陣取っているミニのアイコン的存在の丸いセンターメーターは、すでにこの当時から採用されていますが、10年前のものはアナログ感ハンパない!
 

ミニ ミニクーペ

今見るとかなり小ぶりに見えますが、最初にこのタイプが出たときはホント画期的で驚きました!

当時はここがスピードメーターだったのか……。現行型ではセンターメーターとカーナビが一体化していますが、当時は別々。
 

ミニ ミニクーペ

ただし、このタイプだと、私が好きなテレビが映るはず。それは羨ましいゾ(笑)

現行型のミニだとテレビは見れないですからね。実はそれだけが、私の今のミニに対する不満です(笑)

ぜひテレビが映るようにしてください! 標準で(笑)!
 

ミニのイメージは「タイムレス」、「エイジレス」、「ジェンダーレス」そして「ボーダーレス」そんな言葉が浮かんできます。

……なんか、SDGsな今の時代にピッタリ。

ミニの独特な世界観……その中でもミニクーペはさらにユニーク!
乗ってみたくなっちゃったな(ハート)
 

ミニ ミニクーペ
ミニ ミニクーペ
ミニ ミニクーペ

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ミニ ミニクーペ(初代)×全国
文/吉田由美、写真/柳田由人
吉田由美

カーライフ・エッセイスト

吉田由美

短大時代からモデルを始め、国産メーカーのセーフティドライビングのインストラクターを経て「カーライフ・エッセイスト」に転身。車まわりのエトセトラについて独自の視点で、自動車雑誌を中心にTV、ラジオ、WEB、イベントなどで広く活動中。人気ブログ「なんちゃってセレブなカーライフ」も更新中!