中古車相場の動きをリアルタイムで観測し
買いの車を紹介している本誌連載の「U-car相場INDEX」
今回は半年に一度の拡大版として2007年の1月と7月に掲載した
人気車種約300台の平均価格の動きを比較。
上半期最大の値落ち額を記録した値落ち王にはどの車が輝くのか!?
ROUND 4 ミニバン
現行、絶版を問わずLサイズミニバンが大幅値落ち
1位 トヨタ グランビア(絶版)
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39万円ダウン
生産終了から時間が経過し
人気もピークを超えた
 旧型のハイエース系のプラットフォームを採用し、FRの駆動方式を採用するモデル。これまでは手頃な価格で手に入るLサイズミニバンとして人気だったが、今となってはもう過去の車という印象が強まったのが値落ちの理由。
●狙い目グレード:3.4 Gクルージングセレクション
2位 日産 エルグランド(現行)
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38万円ダウン
2度目の車検サイクルを迎えたことが
大きな値落ち理由
 日産の上級ミニバンで大きなボディの中に広い室内空間を持ち、FRの駆動方式を採用する。2代目も発売から5年が経過して車検サイクルを迎えたことと、物件の走行距離が伸びていることが大きな理由。割安感は3.5L車が高い。
●狙い目グレード:3.5 ハイウェイスター
3位 トヨタ アルファード(現行)
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35万円ダウン
デビューから時間がたち
流通量は半年で1.5倍に
 トヨタの最上級ミニバンで、グランビアの時代とは違ってエルグランドを上回る売れ行きを示してきた。中古車の年式や走行距離の影響もあるが、半年で1.5倍となった流通量が値落ちの大きな原因だ。
●狙い目グレード:2.4V AS
ROUND 5 オープンカー
輸入車オープンが上位独占!307CCはなんと50万円オーバーの値落ち
1位 プジョー 307CC(現行)
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56万円ダウン
流通量が増加したことで
中心価格帯が下がった
 格納式のスチールルーフを採用することで、クーペの快適性とカブリオレの爽快感を両立させたモデル。流通量が増えてきた影響で1月は300万円台だった中心価格帯が200万円台に下がった。中には200万円前半で買える車も。
●狙い目グレード:2.0 プレミアム
2位 アウディ TT ロードスター(旧型)
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27万円ダウン
昨年登場の新型クーペが
旧型オープンに影響を与えた
 特徴的な内外装のデザインとスポーティな走りを持つTTをベースにしたオープンモデル。本革シートやロールバーによってクーペとは違った雰囲気を備えている。新型クーペの発売がロードスターにまで影響を及ぼした。
●狙い目グレード:1.8T クワトロ4WD
3位 メルセデス・ベンツ SLKクラス(旧型)
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19万円ダウン
MCモデルや現行型はまだ高いが
初期型は値落ちした
 バリオルーフと呼ばれる電動式のハードトップを持つ、メルセデス・ベンツの2シーターオープンカー。値落ちが大きいのは初期型の230で100万円割れも間近にせまっている。新型の流通量も増えており、これからの相場の動きにも要注目だ。
●狙い目グレード:230 コンプレッサー
 
Report/松下 宏 Photo/奥村純一
※この記事は、カーセンサー関東版17号(2007年8月16日発売)の特集をWEB用に再構成したものです