2007年上半期 値落ち王選手権【その1】
2007/09/04
中古車相場の動きをリアルタイムで観測し
買いの車を紹介している本誌連載の「U-car相場INDEX」
今回は半年に一度の拡大版として2007年の1月と7月に掲載した
人気車種約300台の平均価格の動きを比較。
上半期最大の値落ち額を記録した値落ち王にはどの車が輝くのか!? |
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ROUND
1 平成18年デビュー |
おろしたて中古車はミニバンと軽自動車が狙い目! |
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1位 マツダ
MPV(現行) |
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27万円ダウン |
新車販売の値引き拡大が
中古車の価格に影響した |
3代目の現行モデルは、2.3L直4のDISIターボを設定し、マツダ車らしいスポーティな走りが特徴。登場から1年が経ち、新車販売の値引き幅が拡大したことと、中古車の流通量が倍増したことが大幅値落ちにつながった。 |
●狙い目グレード:23C |
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2位 トヨタ
エスティマ(現行) |
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19万円ダウン |
新車価格の高さと
流通量の増加で大幅値落ち |
ミニバンとしての完成度を高めたのが現行モデルのエスティマ。新車価格が高いため値落ち幅も大きくなる。同時期に出たMPVに比べると少ないが流通量も増えて探しやすくなっている。 |
●狙い目グレード:2.4
アエラス Gエディション |
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3位 ダイハツ
ムーヴ(現行) |
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12万円ダウン |
未使用車の大量発生で2桁の大幅ダウン |
斬新な内外装のデザイン、CVTによるスムーズな走りと燃費性能、優れた衝突安全性能など、ワゴンRと売れ行き首位を争うだけの実力をもつモデル。登場から1年たらずで豊富な未使用車が発生し、軽自動車としては大きな2桁ダウンを生んだ。 |
●狙い目グレード:660
カスタム RS |
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4位 ホンダ
ストリーム(現行) |
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11万円ダウン |
新車の人気伸び悩みが大きな値落ちの理由 |
低床プラットフォームをベースに全高を抑えた小型ミニバンで、5ナンバーサイズのボディに7人乗りの空間を確保し、スポーティな走りも特徴とする。新車の人気が伸び悩み気味であることが値落ちの理由といえる。 |
●狙い目グレード:2.0
RSZ |
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5位 三菱
アイ(現行) |
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5万円ダウン |
現在では100万円以下の物件も出るなど
順調に値落ち |
専用のRRプラットフォームによってデザイン、居住性、操縦安定性、安全性などを高いレベルで両立させた軽自動車。流通量の増加に伴って、年始には見られなかった100万円以下の物件が出回るようになるなど順調な値落ちをみせた。 |
●狙い目グレード:660
M |
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Report/松下 宏 Photo/奥村純一 |
※この記事は、カーセンサー関東版17号(2007年8月16日発売)の特集をWEB用に再構成したものです |
2007年上半期 値落ち王選手権【その1】/旬ネタ