エコカー補助金の打ち切決定! エコカー減税対象の中古車が狙い時!【トレンドワードで中古車探し】
カテゴリー: クルマ
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2010/08/02
「エコカー補助金」制度が予定通り9月末で打ち切りに
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※一部、条件に合致しない車も含まれます。詳細は各物件にてご確認ください。
ここ最近の自動車業界を支えてきたエコカー補助金がついに終了します。直嶋経済産業相が7月30日の閣議後の記者会見で、一定の燃費基準を満たした新車の購入者に対する「エコカー補助金」制度を、予定どおり9月末で打ち切ると正式に表明したのです。
来年度予算で同様の制度を行うことについても「9月に打ち切って来年(2011年)4月に同じことをやると、混乱を生じる可能性がある。同じようなことはできない」と強調しました。
エコカー補助金制度は景気対策と環境対応車の普及促進のため、2009年度補正予算で政府が導入。燃費基準を満たした新車に対し政府が5万~25万円を補助する制度で、2009年4月以降に登録された新車が対象です。当初は今年(2010年)3月までの予定でしたが、半年間延長されていました。
このニュースは自動車業界にとっては逆風になる話題ですが、いわゆるエコカー減税(環境性能に優れた自動車に対する自動車重量税等の減免について)はこれからも継続される見通しなのでご安心ください。また、このいわゆるエコカー減税が新車だけでなく、実は中古車にも適用されているという事実は、あまり知られていません。
自動車取得税と自動車重量税がダブルで軽減される!
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※一部、条件に合致しない車も含まれます。詳細は各物件にてご確認ください。
いわゆるエコカー減税の対象となる中古車には、1.電気自動車、2.天然ガス自動車、3.プラグインハイブリッド自動車、4.クリーンディーゼル自動車、5.ハイブリッド自動車、6.低燃費かつ低排出ガス認定自動車(平成17年度基準の低排出ガス車認定制度において☆4つ以上で、しかも平成22年度燃費基準が+25%以上、+20%以上。+15%以上達成しているもの)の6つがあります。
1~5の車は自動車重量税が免税に、6の車は75%もしくは50%の減税となります(※そのほかにも細かい条件がありますので、詳しくは国土交通省のHPや販売店などで確認してください)。自動車重量税は車両重量によって課せられます。たとえば日産ノート(現行型)の、まだ最初の車検を迎えていない比較的新しい中古車を購入した場合、中古車でもなんと33800円が免除されます。これは無視できない金額ですよね。
一方、自動車重量税の減税と比べて、自動車取得税のほうは若干複雑です。通常は取得価額の5%(軽自動車の場合は3%)を自動車取得税として納めなければなりませんが、この数値が今回のエコカー減税で軽減されるのです。1.電気自動車と2.天然ガス自動車は2.3%に、3.プラグインハイブリッド自動車は2.6%に、4.クリーンディーゼル自動車は4%に、5.ハイブリッド自動車は3.4%となります。
6.低燃費かつ低排出ガス認定自動車については算出の方法が異なり、5%(軽自動車の場合は3%)はそのままで、平成22年度燃費基準の達成率により取得価額から15万~30万円が控除されます(ただし控除前の取得価額が50万円以下の中古車については、自動車取得税を支払う必要はありません)。なお、中古車の場合の取得価額は、年式が古くなるほどその額が減る計算式になっています。
では、具体的にいくらくらい減税されるのか。おろしたて中古車で車両本体価格112万円のミラココア(2010年式)を購入した場合、取得価額は約56万6000円です。通常では、その金額の3%が自動車取得税となるわけですから、金額は約1万7000円になります。しかし、今回の優遇措置を適用すると、取得価額(約56万6000円)から30万円が控除されるので、約26万6000円の3%、つまり約8000円となり、9000円ほどトクするというわけです。
現在、カーセンサーnetに掲載されている、いわゆるエコカー減税対象車の中心は、やはりプリウスやインサイトといったハイブリッドカーです。そのほかにも、各ボディタイプごとにエコカー減税対象車を集めていますので、そんなオトクな中古車を、上記のリンクから探してみてください。