車の楽しさを再認識させるベストテン【なんでもベスト10】《後編》
カテゴリー: クルマ
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2010/08/02
使い勝手、走り、コストパフォーマンス
すべてを網羅する車が勢ぞろい
車の没個性が叫ばれて久しいですが、よくよく見渡してみると魅力たっぷりな個性派って結構あるものです。車そのものが楽しい存在であったり、車と過ごす時間が楽しかったり、いろんな車があるものです。もちろん、コストパフォーマンスも考慮しながらピックアップしています。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。なかにはレアものもあるので、中古車物件は頻繁に要チェックです!
第5位はアウディRS6(旧型)。最高出力450psを誇る4.2LのV8ツインターボエンジンを搭載し、0→100km/hは4.7秒をマークするモンスターマシンです。足回りにはヤマハ製の「X-REAS」がベースのDRCを採用し、張りのある強靭な走りをもたらします。加えてクワトロシステムを搭載していますから、抜群の安定性とともに矢のごとくグイグイ突き進みます。最近はしなやかさと硬さを融合させた車が多いですが、RS6はルックスとは裏腹にハードコアな武闘派です。
第4位は日産エクストレイル(現行)。初代エクストレイル、正直こんなに人気が出るとは思っていませんでした。徹底的なリサーチのもとクロカンやSUVへの不満をすべて解消し、ユーザーが求めるものを満載。2代目はキープコンセプトで洗練されたものです。とにかくガンガン使える仕上がりで、アクティブな人にはうってつけ。車そのものの走り、というよりも車と過ごす時間の楽しさを教えてくれる一台と言えます。中古車相場、なかなか高値安定中。
第3位はホンダS2000(絶版)。ホンダ創立50周年記念車として誕生し、FRスポーツカーは実に29年ぶりの投入となりました。メモリアルな車とあって、渾身の力作に仕上がっていました。鬼のような塊感、バイクのように回るエンジン、すべてがドライバーに伝わるダイレクト感、今でも魅力的な車です。死ぬほど加速力があるわけではありませんが、車との一体感、爽快感は味わい深いものです。これからはチューニングのベースマシンとして人気が高まりそう。
第2位はトヨタエスティマハイブリッド(現行)。大勢が乗れて、フツーのミニバンよりも燃費が良くて、様々なシートアレンジのおかげで使い勝手が良いんです。注目は、電源の存在です。一般的なシガーソケットとはまったく別物で、電子レンジまで使うことができるんです。本気で非常用の生活空間として活用することだってできます。個人的にはあえてキャンプで電子レンジを活用してみたいです(笑)。この車を使って、どう楽しむかは想像力次第。
第1位はマツダロードスター(現行)。日本が誇る、ライトウェイト2シーターオープンスポーツカーです。加速や最高速、パワーといったスペック至上主義を忘れさせてくれます。そんなことよりも、車を自在に操る楽しさを教えてくれる、世界でもあまり類を見ない名車と言えます。うまく運転するも下手に運転するも、そのまま車の挙動に反映されます。言うならば、ドライバーの技量を映し出す"鏡"のような存在。100万円台で狙えるのは最高です!