トヨタがレース参戦を再検討! トヨタの歴代レース参戦車を紹介!!【トレンドワードで中古車探し】
カテゴリー: クルマ
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2010/07/26
トヨタがついに、レース戦線に帰ってくる!?
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トヨタ自動車が世界ラリー選手権(WRC)など、国際自動車レースへの参戦・復帰を検討しているそうです。最近何かと暗い話題が多い自動車業界ですが、久しぶりの明るいニュースになるかもしれません。山梨県富士吉田市で開いた記者向け試乗会で、モータースポーツを担当する山科忠専務が複数のメディアに語ったもので、「来月にも具体的なレースを決める考えだ」ということです。
トヨタ自動車は2009年、世界的な金融危機の影響で赤字経営に転落し、自動車レースの最高峰であるF1からも撤退するなど、出費がかさむモータースポーツ活動をコスト圧縮のターゲットとしていました。しかし、2010年3月期の連結決算で黒字転換にもち直し、業績が回復基調にあることから、このたびの再挑戦への言及となったわけです。
ただし、参戦を検討しているのは、WRC以外にドイツ・ツーリングカー・マスターズ(DTM)や、市販車を改造した自動車レース、FIA(国際自動車連盟)世界ツーリングカー選手といった欧州で人気のレースが中心で、F1への再参戦は検討していない模様です。今回は、そんなトヨタ自動車のレース復帰を後押しする意味で、歴代レース参戦車をご紹介します。
1957年に、トヨペットクラウンがオーストラリア一周ラリーに参戦したのをきっかけに、幕を開けたトヨタのモータースポーツの歴史。50年にもわたる歴史のなかで、いったいどのような車種が登場するのでしょうか?
WRCやスーパーGTの王者など、輝かしい戦績を残すトヨタ車
現在、カーセンサーnetに掲載されているトヨタの歴代レース参戦車は、2010年7月26日時点で5000台以上。この台数は、カーセンサーnetに掲載されているトヨタの中古車全体の約10分の1に当たります。ボディタイプはクーペが中心ですが、ヴィッツやランドクルーザーシリーズなど、意外な車種もラインナップされています。
そんななか、今回はカローラレビンの姉妹車であり、“ハチロク”でも有名なスプリンタートレノと、トヨタのレースの歴史と非常に密接な関係のあるスープラをオススメしたいと思います。
スプリンタートレノは、1.6Lクラスの小型のスポーツクーペです(のちにハッチバックも登場)。1972年にデビューし、前述のカローラレビンとともにスポーティなモデルとして人気を博していましたが、ピークを迎えたのはAE86型にフルモデルチェンジしたタイミングでしょう。
マンガ『頭文字D』の影響もさることながら、1984 年の「富士フレッシュマンレース」で、土屋圭市選手が「ADVANトレノ」で6連勝を果たし、その速さを並み居るライバルたちに見せつけるなど、存在感を存分に発揮していました。その希少性とヒストリックカーとしての価値から年式のわりに通常よりも高い相場を示しているところからもその人気ぶりがうかがえます。
一方のスープラはトヨタを代表するGTカーであり、FR(後輪駆動)スポーツクーペです。エンジンは初代から一貫して直列6気筒のみの設定。1986年から2002年までの累計生産台数は28万台余りを誇ります。
モータースポーツ活動で頻繁に使用される車種で、スーパーGTやD1グランプリ、スーパー耐久などいくつものレースに出場しています。スーパーGTのGT500クラスでは、日産スカイラインGT-RやホンダNSXに苦戦を強いられていましたが、2002年に脇阪寿一・飯田章選手の組がシリーズチャンピオンに輝くなど、輝かしい戦績を残しています。
ここで紹介した車は、トヨタのレース参戦車両のごく一部です。右の検索ボタンをクリックして、トヨタの歴史と伝統のある、歴代レース参戦車の走りを味わってみてください。