やっぱり差別化の演出には輸入車か?!

結果的に上位5台は輸入車だけになってしまいました。時代遅れの担当者は、輸入車信仰なのでしょうか? いつの時代も、ドライブデートでの差別化はあまり見かけない輸入車のほうが効果的だと思うんですよね。お気に入りのカノジョを様々なカタチで"いつもと違う"雰囲気に浸らせてあげることが勝負どころだと考えました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。予算100万円でも、いろんな選択肢があるものです。

第5位はジャガーXJ(旧型)。安く買いたいなら前期型、走りも求めるならちょっと高いけど後期型がオススメです。紳士なイメージなのか、デザインがいいのか、女性ウケの良さはライバルに勝るケースが多いようです。セダンで控えめなのに、躍動感あふれるデザインで、メッキパーツが高級感を醸し出しているんでしょう。車内は本革とウッドに包まれ、イギリス人でしかなしえないであろう風格があります。助手席の彼女をうっとりさせてあげられます。

第4位はミニ(旧型)。これでお目当てのカノジョを迎えに行けば、「カワイイ」と言われること間違いありません。BMW傘下に収まって最初のミニは、忠実にオリジナルミニを再現。チョロQが実車化されたようなキビキビした走り、ちょっと跳ねる感じの乗り味、オリジナルを尊重したことがよくわかります。ただスピードを出して喜ぶ女性は少ないので、ゆっくり走ったほうが無難。目を輝かせて運転すれば「少年の目をしている!」と母性本能をくすぐる?

第3位はフォードエクスプローラー(現行)。別にオフロードを走る必要はありませんし、思いのほかオンロード性能がいいんです。それでいて乗っているだけで、ワイルドな雰囲気を演出できます。視線が高いですから爽快感が味わえますし、車内が広いと思いのほか安心できるんです。カノジョの心にちょっと隙が出た瞬間、アタックです! デートはワイルドさと繊細さのギャップ戦法にしましょう。薔薇の花を1本用意するだけで、ムードは急変するはずです。

第2位はフィアットバルケッタ(絶版)。小さいくせに小回りは利かないし、ライトウェイトな感覚にも乏しく、特段走りにこだわっているわけでもないバルケッタ(笑)。でも、ファッションアイテムとしてはかなりコストパフォーマンスが高いです。走っている台数が少ないからでしょう。運転すると、手漕ぎボートに乗っているような感覚を味わえます。助手席のカノジョとの距離は近く、ほんわかした雰囲気に。癒し系戦法と伊達イタリアンで攻めてみましょう。

第1位はM・ベンツSLクラス(旧型)。今後、程度の良いものは値上がりの可能性すらあるM・ベンツ最高峰のオープンカーです。ギラギラした雰囲気が抜け、今ではちょっとエンスーな空気すら漂います。乗り心地は旧型でも快適で疲れ知らず。気になるカノジョを遠くの老舗レストランなんかに乗りつけてあげれば、ちょっとしたお姫様気分に浸ってもらえることでしょう。継続的にお姫様気分に浸らせる努力を怠らなければ、長いつき合いになるでしょう。

フォトコレクション

写真:第5位:ジャガーXJ(旧型)|なんでもベスト10

第5位:ジャガーXJ(旧型)

写真:第3位:フォードエクスプローラー(現行)|なんでもベスト10

第3位:フォードエクスプローラー(現行)

写真:第2位:フィアットバルケッタ(絶版)|なんでもベスト10

第2位:フィアットバルケッタ(絶版)

写真:第1位:M・ベンツSLクラス(旧型)|なんでもベスト10

第1位:M・ベンツSLクラス(旧型)

Report / 古賀 貴司