旬の200万円以下コストパフォーマーベストテン《前編》【なんでもベスト10】
カテゴリー: クルマ
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2009/12/14
こんな時代だからこそ
あえて世間がハッとするような車選び
とても200万円以下で狙えるとは思わない車、中古車市場にはたくさん流通しているんです。様々なカテゴリーの旧型、絶版車、現行モデルのなかから、担当者が胸を張ってオススメできるものをピックアップしてみました。気になる車は中古車カタログや物件をチェックしてみてください。ドライバーを引き立てるオシャレアイテムとして、一緒に乗る人が喜んでくれる足として、様々な活躍が期待できそうです。
第10位はシボレーコルベット(旧型)。平べったく横幅がたっぷりのボディは、スポーツカーらしさを前面に押し出しています。V8エンジンは国産車ほど効率的なものではなさそうですが、たっぷりのトルクが不満ない加速力をもたらします。峠を攻めるようなコーナリングマシンではありませんが、カッコ良さと高速クルージングの気持ちよさは抜群!アメリカの誇りと呼んでも差し支えないであろうコルベットは、アメリカのおおらかさと自信を感じるでしょう。
第9位はプジョー407(現行)。この頃からプジョーのアイデンティティとして、大きなラジエターグリルが採用され始めました。それまでおとなしめのセダンだった405、406と打って変わってアグレッシブな雰囲気になった407。唯我独尊に気どっていたフランス人が、ボタンダウンシャツを着こなす感じになったように思います。猫足と呼ばれる独特の乗り味は健在ですし、とにかく走っている台数が少なく個性の演出にぴったり。200万円以下には見えません。
第8位はジャガーXKクーペ(旧型)。比較的新しめの車ではありますが、"ネオクラシック"として楽しむのにうってつけ。同世代のライバルに比べると、ハッキリ言って性能は劣っています。それでも許せる理由は流麗なボディライン、効率を無視する贅沢さ、ひいては大英帝国のゆとりを感じるからかもしれません。ヤセ我慢を強いられる面は、ダンディズムに通じるものがあります。フツーに走る分には優雅さを演出してくれますし、文句なしにカッコ良いです。
第7位はトヨタセンチュリー(現行)。わかっています、なかなか手が出せないことは。でもトヨタが誇る最高級車、日本唯一の市販V12エンジン、職人たちの技芸が込められているんです。新車時価格ですら安いと言って間違いないでしょう。効率化と無縁のセンチュリーは、トヨタ流の世間への恩返しなのかもしれません。ましてや200万円以内で狙える中古車は、慈善かもしれません。見るからに厳かな雰囲気が漂っていますが、そこは楽しんでしまいましょう。
第6位はトヨタハイラックスサーフ(絶版)。プラドの廉価版というポジションながら、車としての性能はイコールです。高級レストランでいうところの、本店とカジュアル店のような関係。味(性能)は同じだけど高級感を減らすことでコストダウンし、より身近な存在に仕立てられているんです。快適かつ都会派に進化したとはいえ、基本はオフロードでも立派に活躍する強靭な作りです。日本では見逃されている感たっぷり。オールマイティに使えます。