トヨタRAV4【スクープ!】
カテゴリー: クルマ
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2009/12/03
トヨタ RAV4
※2009年12月3日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません
Photo/マガジンX編集部
予想発表時期 | 2011年以降 |
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●全長x全幅x全高:4500×1815×1660(mm) | |
●搭載エンジン:2L直4、2.5L 直4ハイブリッド他 |
車種の整理が行われ、ヴァンガードと統合される
ハイブリッドが好調のトヨタとはいえ、2009年度は大赤字が予想されている。国内外のマーケットをにらんだ車種の効率的な再編を余儀なくされていることは言うまでもない。今回、とり上げるRAV4にも、その影響が垣間見える。
最大のニュースとしては、派生車、ヴァンガードと統合、一本化されることだ。ヴァンガードは、北米向けに開発されたロングボディのRAV4を、日本向けに化粧直ししたモデル。エンジンなどはRAV4と共通だが、フロントマスク(写真右上・現行RAV4/下ヴァンガード参照)や内装など細部の仕上げが異なっている。
2車種分とはいわないが、無駄な開発費が投入された例であり、トヨタの現状や北米市場の縮小ぶりを考えると、北米専用のSUVボディを用意する必要性は薄れている。そんな時代の状況を反映してか、新型RAV4は、現行RAV4とヴァンガードの中間ともいえる全長4500mmとなる見込み。ホイールベースと全幅は現行ヴァンガードと同寸になる。
スタイリングはまだ検討段階で、変更される可能性はあるが、室内スペース確保のため、Aピラーが前に出される模様だ。また、背負い式のスペアタイヤも廃止され、より乗用車らしいモダンなスタイルが目標とされている。
搭載されるエンジンだが、現行型の2.4Lの直4は、新世代の2.5Lの直4にバトンタッチされる。また、RAV4としては2代目以来となる2Lの直4もエントリーグレードに用意されるようだ。現在ヴァンガードに搭載されている3.5LのV6は廃止となり、その代わりに2.5Lにハイブリッド仕様が用意される見込だ。電気モーターによる力強い運動性能は、V6エンジンの代役を十分に果たすことだろう。